rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

2021年夏アニメ(個人的)総決算 後編

どうも、ルビジウムと申す者です。2021年夏アニメが一通り終わりましたので、いつものことながら、総決算と題して個人的な感想・評価を述べていこうかなと思います。

 

前回の記事では前編として評価E~Bの作品について書きました。今回は後編ということで、評価A~Sの作品について書いていきます。前編を未読の方は以下のリンクから読んでもらえると嬉しいです。

rubidium-37.hatenablog.com

 

ここからはネタバレ等もあるので注意してください。(21年秋クール以降に続く作品に関しては21年夏クール時点での暫定評価です)

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A(80~89点)

シャーマンキング(新作 第2クール 14話~)

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 まさに安定した面白さと言えるでしょう。過去の名作のリメイクというだけあって展開が面白いのは言うまでもないのですが、新規視聴者も置いてきぼりにしたりしないのは良いところだと思います。とはいえ、尺の都合上、展開が圧縮されてる部分もあり、もうちょっと時間をかけて欲しかった部分もそこそこあったのは残念な要素でした。視聴者側からしたらどうせ長い尺を用意してるんだから1年が2年になろうとあんまり関係ない気はするんですけどね。そこは大人の事情が絡んでるってことですかね。第2クールではEDが堀江由衣さんのAdieuに変わりましたが、これがすごく良い曲なのでこれだけでかなり加点要素でしたね。自分は初見組なので毎週新鮮な気持ちで楽しんでいますが、第3クールも期待できそうなので引き続き楽しみにして見ていきます。

 

東京リベンジャーズ(第2クール 13話~)

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 鬼滅、呪術と続いての第3の大人気コンテンツと化したこの作品。というか一般層の流行の移り変わり早すぎませんかね… 第2クールは血のハロウィン編が主として描かれていました。基本的には面白いんですが、流石に第2クールともなると少し飽きがくるような印象でしたね。この時点だとまだ武道は抗争の中心という訳ではなく、観測者・傍観者というような側面の方が強い気がするので、そこが変わり映えしないような印象を与えた感じはします。武道以外のキャラでいくと馬地くんがめちゃめちゃカッコよかったですね。最期の瞬間まで仲間のことを想っていたのが彼の人柄が表れていたと思います。あとは千冬の登場も今後の展開を予感させる感じで良かったと思います。ただ終わり方についてはそこで終わり?ってなるような終わり方だったので、流石に何らかの形で続編をやってくれないとアニメとしてはかなりモヤッとしちゃう気はします。

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(2期)

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 カタリナがあまりにも人たらしすぎる。1期で破滅フラグを回避したことで、カタリナが転生前にゲームで得ていた知識の範疇外の人生が始まっていきます。2期でも新登場のキャラが何人か出てくるわけですが、そのことごとくをカタリナは落としていきます。あまりにも天然のたらしすぎる。カタリナの男女問わずの大ハーレムルートを見せつけられる中で、カタリナの身には更なる破滅フラグが降りかかるわけですが、1期からの攻略対象だった7人や2期からの新規キャラも含めて、みんながカタリナを守るために一生懸命になってるところが見れたのが良かったですね。とはいえ、1期の後日談という側面が強く、2期においてのカタリナの大目的のようなものがなかったのはちょっと微妙なところでしたね。1期と比べるとその辺はちょっと減点要素なんで、人によっては結構期待外れ感あったかもですが、1期を踏まえて考えるとおおよそ見たかったものは見れたと思っています。この先の展開は映画ということですが、また新たな破滅フラグ回避の話なので、映画の尺でどのように上手くまとめてくれるのかは期待ですね。

 

トロピカル〜ジュ!プリキュア(第2クール 14話(5/30放送)~26話(8/29放送))

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 13話ごとで区切りたいので、第2クールは便宜的に上記の期間として、その部分の内容について触れていきます。第2クールで印象的だったのはなんと言ってもローラが5人目のプリキュアになったことですね。追加プリキュアになるとしたらローラだろうというのは大方の予想がついてはいましたが、どういう経緯で変身する流れになるのかというのはなかなか予想が付かなかったのでそこは注目ポイントでしたね。加えて、その後ローラが人間として真夏たちの学校に転入してくる流れも含めて、ローラに強くスポットが当たっていた期間だと思います。というか、戦闘シーンの変身バンクとか必殺技のシーンとかローラ優遇されすぎでは? 第3クール以降はまた各々のキャラにスポットが当たる回があったり、作品の大筋ストーリーにも動きがあると思うので、引き続き注目していきたいですね。

 

ジャヒー様はくじけない!(第1クール 〜10話(10/8放送))

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 スタート時期が遅かったこともあり、各クール10話の計20話の放送予定となっています。魔族とか魔法少女とかが出てきますが、ジャンルとしては日常ギャグという感じでしょうかね。ジャヒー様を中心にキャラクターに魅力があるのがポイントが高い点ですね。店長、大家、ドゥルジ、魔法少女、こころちゃん、挙げていくといっぱいいますね。人間界で極貧生活を送っているジャヒー様の様子を他のキャラを交えて描いているだけではあるのですが、キャラの掛け合いのテンポ感といい、日常ギャグとして必要な要素がしっかりと揃っていて文句無しの内容です。OPも良曲で特に臥薪嘗胆の部分でTwitterの実況も盛り上がっていました。(もちろんEDも作品の雰囲気に合っている良曲です。) 第2クールもこのままの雰囲気を大事によりパワーアップしてくれることを期待してます。

 

白い砂のアクアトープ(第1クール)

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 久々のP.A.のお仕事アニメシリーズですね。老朽化で閉館が決まってるがまがま水族館を存続させるために館長代理として奮闘するくくるとひょんな流れで手伝いをすることになった元アイドルの風花を中心とする話です。まあくくるの努力も空しく、がまがま水族館は閉館しちゃうんですけどね。ちょっとおちょくってしまいましたが、ここでのがまがま水族館が存続すること無く予定通りに閉館の途を辿る流れは、くくるの成長を描く上では非常に重要なファクターだったと言えるので、すごく展開として良かったと思います。風花ががまがま水族館で働きたいと言い出したりする動機は少し弱いところもある気はしますが、風花もアイドルに見切りをつけて新しい道に向かって進むきっかけとなったという意味では、やはりがまがま水族館での経験が大切な要素になっていると思いました。後はところどころで登場するキジムナーが何か演出・展開の面で悪さをしないかが凄く心配なのですが、第2クールでもその辺は注視していきたいですね。

 

不滅のあなたへ(第2クール)

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 今期の中でも少し早い時期に最終回を迎えた作品ですね。第2クールは基本的にジャナンダ島編だった訳ですが、正直ジャナンダ島編が特別面白かったかと言われると微妙なところではあると思います。メインキャラとなるトナリたちの価値観に対して拒否感を示すフシとトナリたちの行動原理のすりあわせが成されるまでに結構時間かかっちゃうのが歯痒いかつテンポ感が微妙なところはあったと思います。ハヤセやノッカーとの戦いのシーンがメインになってからは結構面白かったと思います。これだけなら、正直B評価にしていたんですが、ラストに第1クールの頃からフシと共にあったピオランとの死別を描いてくれていたのがとてつもない加点要素でしたね。この作品の真のヒロインはピオランだったんですね。第1クールでの関わりはもちろん、ジャナンダ島でも元はピオランを助けるために闘技場に出たりしてましたからね。第1クールからの流れを含めて考えるとあの最終回はこれ以上ないものだったと思います。2期以降またフシがどのように成長していくのか、どのような展開になっていくのか非常に楽しみです。

 

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-(2期)

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 まどマギ外伝の2期ということで、ここからついにまどかを始めとする本編の見滝原の魔法少女たちも大きく話に関わってきます。2期1話が丸々見滝原組の話だったので、本編を視聴してる人からすればすごくワクワクする導入だったと思います。2話からは1期ラストからの続きで、行方不明となったいろはを探すやちよの姿から描かれていく流れでした。アニメオリジナルキャラクターの黒江がどのような役割なのかというところが注目でしたが、アプリ未プレイの感覚からすれば黒江の存在は非常にすんなりと浸透していて、作品としての異物感はほとんど感じること無く、むしろ、アプリには登場しないんだというのが意外な感じさえありました。マギウスの翼に入る選択をしなかったやちよたちがマギウスの翼に潜入する上で、内部の事情を知っている協力者の存在は必要不可欠な気がしたので、この点は非常に良かったと思います。作画に関しては戦闘シーンの作画が信じられないクオリティでしたね。あまりにも細かいところまで描かれているのでスロー再生にしないともはやその超作画が分からないレベルにまでなっていました。基本的に大満足の2期でしたが、全8話と尺がかなり短いのと、コネクトについては初出の用語をさも当たり前に使うのは微妙なところだという気がしました。用語を1から10まで全部説明するのが良いという訳では無いですけど、コネクトに関しては一言くらい説明があっても良かったと思いますけどね。その他のまだ分かっていない謎とかは3期で説明してくれると思うので楽しみです。3期は12話ないしは13話で1クール分の尺を目一杯使って欲しいです。

 

RE-MAIN

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 水球をテーマにしたMAPPA制作のオリジナルアニメです。最近の流行りになっているマイナースポーツをテーマにしたアニメですね。主人公の清水みなとは中学時代に水球の日本一になったのですが、事故により中学時代の記憶を失い、水球をやめてしまいます。物語はみなとが高校入学をしたところから始まり、ひょんなことから再び水球を0から始めることになります。水球未経験者が大半の人数ギリギリの水球部ですが、徐々に団結を深めていき、インターハイを目指して練習していきます。そんな中、みなとが中学時代の記憶を取り戻し、今度は記憶喪失後の高校での出来事を忘れてしまうということが起こります。中学時代のみなとは高校での朗らかな性格とは明らかに異なる傲慢な性格であり、現在の状況を受け入れられず苦心していきます。しかし、みなとは記憶を失った高校時代の自分からのビデオレターを発見し、もう1人の自分からの願いを聞き入れ、新たな仲間と共にインターハイを目指すといったストーリー展開です。あらすじの説明でかなり書いちゃいましたが、みなとは記憶喪失を2回した為に、自分の知らないもう1人の自分とも呼べる存在があります。最終的にもう1人の彼は消えてしまう訳ですが、ビデオレターを通じて元の自分に想いを託すシーンは感動的なシーンでしたね。この作品はスポーツの要素というよりも、みなとを中心とする人間ドラマに主軸を当てて見ていくと非常に面白い作品だと思います。逆に言うと水球の要素はそこまで多くなく、試合をしているシーンも少ないので、スポーツアニメの側面で見るのは少し難しいところもある気がします。見てても水球の細かなルール分かるようにならないですし。あくまでも、人間ドラマとして見るのが正解で、スポーツアニメでは無いという点を除けば他のところは言うこと無しの出来だったと思います。純粋にストーリー展開がめちゃくちゃ面白かったなという印象です。

 

迷宮ブラックカンパニー

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 これは素晴らしい異世界ギャグ作品ですね。完全な日常系という訳では無く、ストーリー展開もある上でのギャグ作品なので、方向性としては「このすば」とかに似てる気がします。異世界転生した主人公の二宮キンジが異世界での大企業ライザッハ鉱業にて働くことを余儀なくされるのですが、そこは迷宮での過酷な労働を強制されるブラック労働の環境下であり、この現状を変えるために迷宮の魔神リムや同じ班の労働者仲間ワニベらと共に迷宮ブラックカンパニーという裏組織を作り、成り上がりを目指す話です。基本的にこの作品では各キャラクターが非常に魅力的なのが良かったですね。最初は食べることしか頭になかったリムが体調の悪いソラを一生懸命看病しようとするようになったり、最初は非協力的だったシアがキンジのことを認めるようになったりと各キャラの変化であったり、未来世界で出会うランガとライザッハ鉱業のベルザのやり取りとか、迷宮アリAが未来では成長してジェネラルアントになっていたりと、未来世界でもキャラの魅力がしっかりと活かされているのがすごく良かったと思います。キンジがライザッハ鉱業に対抗する為に様々な策を講じる姿もギャグとして笑える部分が多くて、最終回のまとめ方も1クールアニメのお手本のような感じで素晴らしかったと思います。尺の使い方で言えば2021夏アニメでトップと言っていいと思います。

 

平穏時代の韋駄天達

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 ここまで1話1話の展開にワクワクさせられた作品は久しぶりです。主人公のハヤトを始めとする韋駄天陣営の純粋な強さは圧倒的であり、序盤は敵である魔族陣営は基本的に劣勢という展開がずっと続いていきます。中盤以降は韋駄天たちの圧倒的な強さとは裏腹に魔族陣営の1番の頭脳派であるミクを始めとする生き残り組が用意周到に何かを企んでいる感じがして、視聴者の不安を掻き立てており、最終回にて状況はひっくり返されるというのが、何とも面白く、そしてある種不気味な終わり方だったとも思います。主人公はハヤトですが、彼に関しては作中で特別何か心持ちに変化があるかと言われるとそんなことはなく、純粋に強さが上がっていくだけですが、リンさんに関しては魔王が800年前の魔族封印の際に犠牲になった「おじいさま」と同じ姿をしていたことによって平静を失い、魔族に拘束されたイースリィとポーラを探すために半ばヤケクソになって世界中を駆け回るというラストの展開になることからも、この人が作中で最も主人公っぽい感じはしました。もっとも、原作も色々あって止まってるので、続きのストックがないことから、このまま未完という形にもなりかねないのは残念なポイントだとは思います。韋駄天と魔族の戦いを描いてるので、人間的な死とかの感覚とはちょっと外れる部分もありますが、グロありエロありみたいな感じの作品なので、耐性のない人には少しキツいかもです。逆にそういうのが大丈夫な人、好きな人にはめちゃくちゃ面白い作品だと思います。

 

S(90点~)

小林さんちのメイドラゴンS(2期)

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 様々な困難を乗り越えてようやく放送に至った本作品。自分の記憶が正しければ京アニの放火事件がなければ、ちょうどあの時期くらいには放送の予定だったかと思います。そこから、時間はかかりましたが無事に放送できる運びになっただけでも感無量です。そういった社会的要因によるブーストもありますが、それ抜きにしても高評価の作品だと思います。1期の良さをしっかりと継承しつつ、新たなキャラクターであるイルルをどうやって話の中に組み込んでいくかといったことがよく考えられて作られていたと思います。そのほか1期からのキャラクターについても、各々掘り下げがあったりして、日常物の2期として素晴らしい内容だったと思います。個人的には才川とカンナの絡みが好きなので、2期ではその辺りが1期よりも多くあって満足しています。1期でもありましたが、単純な日常物という訳でもなくドラゴンが人間社会を理解していく過程で抱いた疑問に対して、人間である自分たち視聴者もまた考えさせられる、そういった作りになっているのが面白いところなんじゃないかと思います。

 

かげきしょうじょ!!

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 紅華歌劇団の劇団員の育成を目的とした紅華歌劇音楽学校における学生たちを描いた作品。途中からさらさにデレデレになるならっちが流石に可愛すぎるだろ。歌舞伎の名家出身で男に生まれていたなら後継者だったと言われる程の天才少女の渡辺さらさと元国民的アイドルで大の男嫌いの奈良田愛の2人が主人公の本作。序盤はならっちを中心とした話の構成で、ならっちの過去や紅華に入学した理由等が掘り下げられていきます。中盤以降はさらさにスポットが当たり、さらさの演じることの原点や、紅華での授業を通して自身の演技について悩み考えていく様子が描かれています。主人公の2人以外にも焦点を当てたエピソードもしっかりあり、特に8話の薫のエピソードは本当に素晴らしかったですね。単話で見たら正直2021年通して一番の話だったと思います。最終回でもさらさだけでなく、オーディションに敗れた側である委員長に焦点を当てて、彼女の成長を描いていたのも良かったと思います。各キャラそれぞれにそれぞれの物語があり、皆が紅華歌劇団のトップを目指しているということが伝わってきます。思春期の少女たちの奮闘する姿をここまでしっかり描いているのはすごい作品だなと思いました。個人的には続編を期待したい作品の1つです。

 

ラブライブ!スーパースター!!

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 ラブライブシリーズ4作目ということで、非常に求められるハードルも高い中で放送された本作ですが、全ての不安要素をはねのけ、歴代の中でも最高と言わしめる作品になったと思います。主人公の澁谷かのんが歴代の主人公(虹ヶ咲を除く)とは異なり、自分からスクールアイドルに挑戦しようと提案するようなイケイケの性格ではなく、むしろ、消極的なタイプというところが大きく違うポイントだと思います。かのんは可可に誘われることでスクールアイドルを始めることになる訳ですが、幼い時の失敗がトラウマとなり、人前で上手く歌えないという苦手意識を抱えながらも可可と共にステージに立つことで克服したかに見えました。その後、すみれ、千砂都、恋が加入し、Liella!として活動をしていく訳ですが、かのんのトラウマは完全には克服されていないことに気づいた千砂都の提案で、かのんはトラウマの原因となったステージで1人で歌うことになります。ここでかのんはようやく完全にトラウマを克服し、昔のような積極性を取り戻すのですが、ここまでの流れを見たときに物語が、かのんの成長に焦点を当てて展開されているのが歴代のラブライブシリーズと大きく違う点だと思っています。最終的に5人でラブライブの東京地区最終予選に挑む訳ですが、かのんは歌えるだけでも嬉しいと言っており、勝敗に対するこだわりはあまり見せません。最終予選で敗れ、全国大会の切符を逃したときに初めて、かのんは悔しいという気持ちを抱き、単に歌えることの喜びだけでなく、学校や周りの人の期待に応えたいからこそ勝ちたい、ラブライブで優勝したい、という想いを抱くようになったのもかのんの成長を描いている内容だったと言えます。あえて、主人公であるかのん1人に大きくスポットを当て、主人公としての側面を強く描いたのは物語として、分かりやすく面白い要素だったと思います。ラブライブらしくない構成でありながら、やってる内容はめちゃくちゃラブライブなのが本当に良かったと思います。これには歴代ファンもニッコリでしょう。ライブパートでの3DCGの進化やその他演出面での進歩もあり、アニメとしての質も高く、楽曲も1つ1つがラブライブらしい楽曲で大満足でした。シリーズファンでなくてもこの作品は面白いと感じれる要素が多くあると思います。なんと早くも2期が決定したので、今後のメディアミックス展開も含めてまだまだ楽しみなコンテンツになりそうです。本当に2021年夏の締めくくりに相応しい素晴らしい作品でした。

 

 

 

 以上、ここまでがA~S評価の作品でした。A評価の作品もあと少し何かあればS評価でも良かったなと思うものが多く、単純に優劣を付けられなかったですね。それなりに客観的に評価しているつもりですが、あくまでも一個人の意見で他者の考えを否定するものでは無いということはご理解ください。本来ならばもっと早くに記事の内容を準備出来ていたはずなのですが、急な仕事の関係でこんなに後ろに引っ張ってしまったのは反省です。(労働はやっぱり悪らしい)

 年末には去年同様今年一年のアニメを振り返ったりする記事を書く予定ですが、他にもため込んでる記事がいくつかあるのでそちらも時間があるときに仕上げていくつもりです。2021年秋クールは明らかにアニメ見る時間が減っているのでリアタイ実況に現われることも減ると思いますが、しっかり裏で追いつくようにはします。