rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

2022年秋アニメ個人的総決算 前編

 どうも、ルビジウムと申す者です。2022年秋アニメも無事終了しているという状況で年も明けて、何ならもう既に2月中旬になっているということで雰囲気的には完全に出遅れ感もありますが、例のごとくいつもの感じで個人的な感想・評価を述べていきたいと思います。

 

前書き

 2022年秋アニメは続編物や放送開始以前から原作人気がある作品といった言ってしまえば安パイな作品が期待値通りに高評価という感じで、訳の分からない異世界系作品やアニメオリジナル作品は案の定大半が微妙といった感じのクールでした。というかここ1年くらいずっとそんな傾向のような気もするけど…?

今回のラインナップとしては2022年夏クールで完結しなかった「異世界おじさん」は2022年秋アニメ扱い(13話に関しては番外編でやります)、放送延期が続いて2023年冬に大きくズレ込んでいる「メガトン級ムサシX」は2023年冬アニメ扱い、1月末に放送終了した「デリシャスパーティープリキュア」は10月~1月までのエピソードを今回の対象としています。

 

 おおよそ自分がどのような基準で評価してるかについては以下の記事を読んでください。2022年の1年間でアニメ文化がどの程度発展したかとかって考えると、このブログ書き始めた頃の評価Sの作品とかってもう全然現在基準だと評価Sは付けられないなぁとは思っていたりします。

 

rubidium-37.hatenablog.com

 

 というわけでここからは各作品の話をしていくのですが、前編では評価E~Bまでの作品について書いていきます。基本的に後に名前が出てくる方が評価が高いと考えてください。あくまでも「アニメという媒体」として見た時の個人的に付けた評価なので、原作だともっと良いとか公式の解説を見ながらだと面白くなるとかそういうことは一切考慮していないということを理解した上で読んでもらえると幸いです。

 

 

 本編に入る前に心苦しくも2022年秋アニメで途中切りをしてしまった作品をこの場で供養しておきます。いやこれはどう考えてもアニメの時間帯を被らせてくる番組編成になってる金曜の深夜が悪いだろ。おかげさまで異世界おじさんも復活してから1話たりともリアタイせずに終わったし。リアタイするのと後から視聴するのってめちゃくちゃ労力に差があるからホントに全部のアニメがリアタイできるような番組表にしてほしいです。そうじゃないとつまんないアニメ2つ被った時にどっちかもう絶対見ないだろ。(つまりそういうことです)

以下、途中切り作品とそれについて軽く一言です。

 

聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-(3話切り)

改めて思いましたけどゲーム原作をアニメ化して面白い作品にするのって至難の技ですね。ゲーム自体は普段自分があまりやらないシリーズかつ一昔前の作品とはいえ自分も聞いたことがあるレベルの有名作で、名作と言われている作品ですが、ゲームの面白さって自分がプレイヤーとして物語を体験する感覚になれるからこそ生じるものであって、それに合わせてのストーリーが展開されて然るべきなんですよね。なのでゲームで面白いストーリーがアニメでそんなに面白くないな〜ってなることは往々にして起きることであり、これはしょうがない現象なんですよね。

この作品でいうとRPG感が非常に強く、言い換えるとお使いクエスト的なのがゲームでは多々ある部分を結構忠実にアニメ化してしまってるのが良くなかったなって思ってます。お使いクエストってゲームで能動的にやるくらいならギリ耐えられるけど、受動的になってる状態で何回も体験させられるのってシンプルに地獄だしな〜 つまりはそういうことです。

 

 というわけでここからは本編ですのでネタバレ等もあるので注意してください。(23年冬クール以降に続く作品に関しては22年秋クール時点での暫定評価です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非アニメ扱い枠

女体化した僕を騎士様達がねらっています

自分の中の定義的には間違いなくアニメではないんですけど、じゃあジャンルで言ったら何になるかは怪しいところです。いやでも絵は動いてないわけだからアニメではないし、朗読劇が1番近いんですかね、知らんけど。

やってることはほぼ僧侶枠ですって言えばどんな感じかはだいたいわかると思いますけど、タイトル通り、主人公くんが呪いだかなんだかで女体化してしまうのを元に戻すために登場キャラの騎士様たちがあんなことやこんなことをするって話ですね。

普通に僧侶枠として同じ内容がアニメで放送されてたら結構良い感じの作品になったんじゃないかっていうくらいにはキレイに内容がまとまっていたのも良かったな〜と思います。

2022年秋クールの日曜日ってふうこい→ハレキャン→本作→ピーターグリルとかいうトンデモラインナップのせいで頭おかしくなってたのでその一端を担ってるという意味でいくと偉大な作品だったのかもしれません。

 

E(~49点)

該当作品なし

 

D(50~59点)

ある朝ダミーヘッドマイクになっていた俺クンの人生

昨今のASMRブームと転生物のブームに乗っかった形で生み出された5分アニメです。主人公がダミーヘッドマイクに転生して、女の子キャラたちにあんなことやこんなことされちゃう内容なのかな〜って思ってたら、普通に最終回を除き2話以降は主人公はダミーヘッドマイク以外の物体と化しており、ただただ登場する女の子キャラたちの日常を傍観する観測者になってます。つまり、この作品ですがまず主人公が全く持って要らないです。5分枠なのでストーリーに深みを出したりとかってのも難しいことから特に記憶に残ってないな〜ってのはありますね。最終回は多少なりとも覚えてはいますけど。

そもそも、主人公の俺クンがダミーヘッドマイクになってない時点で本末転倒になってる気がするので評価としてはこの位置って感じです。普通にタイトルで釣るのって良くないだろ。

 

宇崎ちゃんは遊びたい!ω(2期)

え〜ウザガキという愛称でお馴染みのこの作品ですが、ついに2期が放送されて宇崎父弟妹が新たに登場など一定の変化をつけている姿勢は評価できるかなと思います。ただ1期でも散々言われていたバイト先の喫茶店のマスター&娘(特に娘の亜実さん)の言動が見ててかなり苦しい(というか不快)であったり、アニメ本編にほぼ関係ないような謎の作者の自己主張的ノリの変な猫がいたりしてこれまた結構不快だったりという点は2期も変わらずに残っていて、それでいて宇崎父とかいうさらに見てて苦しいキャラが増えてしまったせいで、ただただ宇崎本人の出番が減っていっていたのも良くなかったかなと思ってます。宇崎妹こと宇崎柳が出てくる回は結構当たり回だとは思ってましたが、やはり他の回との落差があるのはいただけないって感じですね。特に最終回の締め方とかはかなり酷いと思いました。アレはちゃんと良くなかったと思うので普通に反省してください。

 

忍の一時

ニンニンニンの2/22にBluRayが発売されるというCMが頭から離れない作品でした。普通にこのCMってイラッとしますけどコレで印象に強く残っちゃうのマーケティング戦略に上手く乗せられててホントに悔しいです。

ちなみに内容についてですが、主人公の一時が実は自身が伊賀忍者の末裔で次の当主候補であり、忍者を育成する学園で学園生活を送るという一方で裏では甲賀忍者の現トップの美濃部鬼道の野暮が進行しているって感じの話です。

個人的には2022年秋アニメの作品の中で注目していた作品だっただけにちょっと贔屓目に見ていましたが、明らかに途中から歯車がおかしくなってるのはわかってしまうくらいには結構怪しい展開のストーリーだった気はしてます。学園編はまだこれから感があったので期待は持てていたんですけど、忍者大会議が開催された辺りから明らかにヤバかったです。

特に忍者大会議の回の一時の母が前甲賀当主暗殺の首謀者としていきなり逮捕されて、即死刑を言い渡されるシーンとかホントにやってることの一撃感ヤバいです。それ以降は伊賀忍者内の内通者を探したり、内通者によって一時の母が殺されたりとぐちゃぐちゃ展開でしたが、紅雪の頭の中にマイクロチップが埋め込まれててそれによって甲賀側に操られていたとかいうトンデモ展開は流石に爆笑してしまいました。普段から5Gが〜とかコロナワクチンが〜とかって言ってる陰謀論者が作ったんかこのアニメ?

最終決戦には甲賀側がずっと狙っていた伊賀秘伝忍核を携えて、一時は戦いに挑むわけですが、伊賀秘伝忍核がわかりやすい武器とかじゃなくて、身体能力を強化させるアイテム的な物(明言が無かった気がするのではっきりとはわかってないんですけど)だったのも盛り上がりに欠ける感じがしたなあというのは本音ですね。結構作画とかは頑張っていたり、設定は面白くなりそうな感じはしていただけに勿体ない感じしちゃうな〜とも思ってました。

 

転生したら剣でした

これはね〜、加隈亜衣様の演技を聞くためだけのアニメです。従って画面の90%以上は見る必要がないです。フランの萌え萌えシーンだけ画面見とけばホントにOKでした。

いや、異世界物の作品ってホントにホントにやり尽くしてるんで、冒険者になって最初の依頼でデカい手柄立てて、一気に注目株になって、大きめのダンジョン攻略に向かって強いボスと戦って〜みたいな展開はもういいんですって。マジでこの一連のセットみたいな展開やるんでホントに画面見てなくても良いです。会話聞いてればほぼ何やってるかは想像つきますし。

このアニメが他の異世界転生物と異なる点は主人公は剣として転生しており、フランの師匠としての役割を担うという点にありますね。そこの部分は作中でしっかり抑えていたので他作品との違いを生み出す取っ掛りにはなっていましたが、あくまでも取っ掛り止まりで、大筋がテンプレ異世界冒険者って感じなので結局他作品と似たようなありがちの有象無象って印象でした。

ホントにフランが萌え萌えじゃなかったら見てる人もっと少なかっただろう〜とかって思っていたら2期制作決定して横転してます、普通に。

 

C(60~69点)

ハーレムきゃんぷっ!

時間的には日曜の僧侶枠の5分アニメでしたね。僧侶枠以外にも似たような枠が増えてきたので元祖っていうブランド力があるのは大事なポイントです。

内容はキャンプ部の女子高生であるハルキたちにキャンプ中に卑猥なことしてきた主人公の山道健介が実はハルキたちの学校の教師であることが判明し、ハルキたちキャンプ部の面々は顧問をやってくれないとセクハラのことをバラすと脅して無理矢理キャンプ部の顧問をやってもらうという内容です。

はい、主人公の男が教師で卑猥なことする対象が寄りにもよって自分の学校の生徒とかいうホントにヤバい作品です。多分数年後には放送の規制とかがさらに厳しくなってこんな作品もう世に出ることすらないと思います。だってシンプルな犯罪なんだもん。

 

ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra(2期)

伝説の15分アニメの2期ということで日曜のエロアニメアワーのトリを飾るのに相応しい作品でした。

1期からの続きで史上最強の戦士である主人公のピーター・グリルの子種を狙う他種族の女性キャラたちがやりたい放題ハチャメチャにやるという作品です。というかもうホントにやりたいことやったもん勝ち状態になってしまってるのでもう何やっても無敵みたいなところあるのはズルいですね。

個人的にはピーターの婚約者であるルヴェリア先輩の演技が1期と比較してめちゃくちゃ上手くなってて逆に違和感を覚えてました。最終的にはピーターとルヴェリア先輩で愛の逃避行したのハッピーエンドだったなって感じです。

あとEDは1期に引き続きHilcrhymeが歌ってくれててホントに嬉しかったですね。Hilcrhymeいつもありがとう。

 

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

最近流行りの悪役令嬢物かつ追放物の作品ですね。加えて一応異世界転生物の側面もあるので情報過多である気はしてます。(そもそも悪役令嬢物ってことはセットで異世界転生物の側面を含んでることって多い気はしますが)

一応この作品の世界観的には主人公のアイリーンが転生する前の現実世界でやっていたゲームが元となっており、そこのゲームに登場する悪役令嬢がアイリーンという感じですね。元のゲームではアイリーンはゲームの主人公のリリアと魔王の戦いに巻き込まれ死ぬこととなっていたが、破滅フラグを回避するため奔走するっていう内容です。

別につまらない訳じゃないんですけど特別に驚きの展開があるかと言われるとそうでもなかったりするのがな〜ってのが正直な感想です。特筆すべき点は魔王様が実はドラゴンに変身できたりするのって、最近のドラゴンブームにしっかり乗っかっててホントにスゴいってところですかね。

大きく3つのエピソードに分かれている構成でしたが、最後の魔王様が記憶喪失になるエピソードが個人的に1番楽しめたな〜と思ってます。ところで最後の方になってアイリーンのお付のカラスがいきなりダンス披露し始めたのはなんだったん?

 

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

本当に萌えと萌えと萌えだけで構成されているアニメ。勇者パーティーとかいうの本当に要らないです。

主人公のビーストテイマーであるレインが勇者パーティーを追放された後、冒険者に転身して最強種とかいう萌え萌え娘たちを従えて萌え萌えな冒険者ライフを送る的な内容の作品です。

最強といえばドラゴンみたいなイメージもある通りこの作品にはタニアというドラゴン娘が出てきますが個人的にはタニアが一番好きなヒロインでした。他の最強種たちも萌え萌えでカナデ、ソラ、ルナ、ニーナと最強種って何種類もいるん?ってリアクションしたくなる数の萌え萌え娘が登場します。

ただ、内容は基本的に何も無いに等しい上に勇者パーティー組が出てくると途端に不快感が増して来るので余計に楽しめる部分が少なくなってしまったのが残念だったなという感じです。シンプルに萌え萌え冒険者ライフのシーンだけ見せてくれればそういうアニメとして楽しめたんですけど勇者パーティー組の絡みが逆に余計になったなという印象です。それを思うと毎週萌え萌え女が追加されてただただ異世界ライフをお届けしてた「スライム300年」ってやっぱり神アニメかも。

 

後宮の烏

え〜、登場キャラの名前が最後まで覚えられませんでした。即ちそれって作中で何が起こっているかが半分以上わかってないようなもんなので、そもそもこの作品を見た内に入るのかも怪しいようなもんですが、一応評価していきます。

話の舞台は昔の中国っぽい場所をイメージしてる感じで、帝の妃の1人である柳寿雪が主人公として展開が進んでいきます。妃でありながら夜伽をすることが無い特別な立場にある寿雪は不思議な術(多分死者の霊を1度だけ呼び出せるみたいな感じの術です)を操り、宮殿内で起こる相談事等を解決すると共に、作中では帝と出逢い、親しくなり、徐々に心を開いていく過程が描かれています。

一応主人公は寿雪ということにはなっていますが、個人的にはアニメ部分だけでいくと帝が主人公という印象を強く与えてる気がしていて、帝が寿雪と出逢い、彼女について知りたいと思うようになり、やがて、彼女の生い立ちについて知り、その上でどう向き合うのかという心情の変化が1番描かれていたと考えています。一方、寿雪は基本的には帝が知りたいことの答えを知っている側の立場であり、帝と出逢ってからの心情の変化はいつ死んでもいいという感情からまだ死にたくないという至ってシンプルな変化であるということからも、心情の変化は帝よりもアップダウンが少ないようには考えています。

こうして振り返ってみると個人的には結構好きなタイプの作品なのですが、いかんせん固有名詞が中国語すぎて全く頭に入ってこないせいで何も覚えられない、何をやってるかわからないという状態が続いてしまっていたのでかなり苦しかったなという印象です。多分、これって原作小説で読めば全部解決する問題ではあるんで、完全にアニメ化に向いていないタイプの作品だったんだなとは思います。

 

アキバ冥途戦争

あ〜このアニメってマジでなんだったん?やりたいことって結局メイドに任侠物をやらせてみたいってことだったとは思うんですけど、なんでアキバのメイドが普通に銃でドンパチやったりしてるのがまかり通ってるのか何の説明もないの普通にエグいだろ。

主人公のなごみは新人メイドとしてアキバのメイド喫茶「とんとことん」で働き始めますが、アキバのメイドのヤクザっぷりを知り、半ば怯えながら働きます。その中で先輩メイドの嵐子さんや他の同僚、店長らと共に働く中で信頼が芽生え、メイドとは何たるかという信念的な物を学んでいくという内容です。

正直この作品ってなんでメイドがヤクザ紛いのことやってるのかを疑問の抱いてしまうと全てが本末転倒になるのでそこに触れちゃいけないのはわかってはいるのですが、そこの説明がないと正直全ての行動が何やってんだコイツら…となってしまうのも事実なので実は始めから物語として破綻してるような気はしています。前半は特に店長が基本的に問題起こして他の店と様々な対決による抗争になりますが、結局勝ち負けとか問わず最後は全部敵を殺してなかったことにするので、じゃあここまでの時間はなんだったん?ってめちゃくちゃなります。とりあえず殺せば全部解決するしな〜ってそれ言い出したらほぼ全てのエピソードの意味がないんでホントにスゴいです。

これって一応ジャンル的にはP.A.WORKSのお仕事アニメ枠だと思ってたんですけど、正直お寿司屋でお寿司を注文したはずなのにラーメンが出てきて横転みたいな気分になってました。根本的な作品のジャンルが想像していた物と全然違う物が出てくると結構そこのギャップを逆転するのって難しかったりするのはあると思いました。

 

農民関連のスキルばっかり上げてたら何故か強くなった。

もう明らかにいかにもな異世界物作品で、作画的にもかなーり不安がある感じの作品ではあったんですけど、それなりに笑える要素ある作品枠に収まったのってめちゃくちゃ奇跡だなと思ってます。

タイトル通り、主人公のアルは生粋の農民であり、農業関連のスキルばっかり上げていたらそれらが統合され、圧倒的ステータスを手に入れ冒険者としても名を馳せていくみたいな内容です。

序盤は正直テンプレの異世界冒険者物っていう感じではあるのですが、中盤でのアルの回想エピソードで農民としての原点が明らかになったり、終盤でアルの回想エピソードで登場し、死亡したと思われていたイルビアが敵としてアルの前に立ちはだかる展開となるなど、結構ちゃんとストーリーの構成が良い感じになっていたので正直舐めてましたね。期待値が絶望的に低かった分、その辺の部分で結構評価を押し上げたのはあったかなと思います。

ちなみにこの作品にはCV大久保瑠美さんのドラゴンの力を得た受付嬢キャラであるヘレンさんというキャラが出てきて、「ビステマ」のドラゴン娘のタニアと「剣でし」の受付嬢のネルと完全に繋がってスゴいことになりました。実況民的にはデカいドカ湧きポイントでしたね。

 

アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】

最終回直後の告知で続編発表もされてるので扱い的には1期ってことになる感じですかね。そもそも話数が8話と少なかったのもあるので、そこまで話が大きく進んだ感じって言うよりは世界観の説明とかドクターやアーミヤたちが属するロドスとか他の組織との関係性の説明とかっていう導入的な役割が強かったと思います。ということもあって今回の黎明前奏だけでは正直面白い面白くないとかの判断がつかないのはありますが、シンプルに作画はちゃんと気合入れているのとアーミヤのCVが黒沢ともよ様なだけでかなりゴクゴクいけてた部分もあったので悪くは無かったと思ってます。

ゲームとかソシャゲ原作でありがちな用語が分からなくて今何やってるのかよく分からんみたいなシーンも比較的少なく丁寧な導入だったとは思いますが、ホントにガチの導入過ぎる感じがあって展開が大きく動くとかってことはまだ無いな〜っていうところで評価としてはこの位置にしてます。もしかしたら今後の続編はもっと良い感じになってる来るかもって期待はしてます。

 

B(70~79点)

惑星のさみだれ(第2クール)

ホントにこの作品って内容だけならマジでめちゃくちゃ面白いと思ってるんですけど、その加点要素を吹き飛ばすレベルで作画がエグいことになってるのでめちゃくちゃ勿体ないです。ホントに戦闘シーンなのに絵が全然紙芝居みたいなシーンとか少なくないのにビビります。

第2クールの内容としてはネズミの騎士の太朗が戦いの最中で命を落とすところから始まり、フクロウの騎士の太陽の葛藤と成長を描き、最終決戦にてアムニスとの決着、その後、地球破壊をずっと目論んでいたさみだれと彼女に付き従ってきた夕日がお互いの想いをぶつけ合ってハッピーエンドを迎えるといった感じの流れでした。

内容だけなら2022年全体の中でも上位入り間違いない作品なんですけど、ホントに作画が足を引っ張る形になっていて評価としてはギリギリBみたいな感じにしてます。アニメを見てこれって多分原作読んだ方が良いっぽいな〜って思わせてくるのってアニメとして破綻してるというかアニメ化する意義が存在してないんですもん。映像化することで動きが付いたり場面に連続性が生じることで漫画では実感しにくい部分を補完することができるはずなのに、逆に漫画読んでアニメの補完するのって本末転倒過ぎるって。

 

虫かぶり姫

幼い頃から病的なまでに本が大好きな公爵令嬢の主人公のエリアーナが王国の王太子のクリストファー殿下と婚約しちゃう的なラブコメ作品です。

エリアーナとクリストファー殿下は本編が始まる前から婚約はしているのですが、エリアーナはこれはお互いの利益(エリアーナは王宮の図書館の本が読める、クリストファー殿下は言い寄ってくる女性の弾除けにエリアーナを利用できる)から成立している仮初の婚約であり、時が来れば解消されるものだと思っていました。しかし、クリストファー殿下はこの婚約を仮初のものとは思っておらず、本気でエリアーナを王太子妃にするために数年間色々準備をしてきており、物語序盤で晴れて正式にエリアーナを婚約者として王宮に迎え入れます。その後はエリアーナは将来の王太子妃としての勉強をしたり、持ち前の本の知識で国内の問題に尽力したりといった日常が描かれるっていう感じの作品です。

この作品ってエリアーナが本の知識で講釈バトルして相手をボコボコにするのが1番面白いシーンなので、逆にそういった政敵みたいなやられ役のキャラが登場しないと少し物足りない展開になってしまうな〜という側面はあったりします。とはいえ、本に関するエリアーナの執着は異常であり、自分から本で殴っておきながら、本が傷んでいないかの心配をするという理不尽っぷりは流石「虫かぶり姫」といった具合でした。

ホントにエリアーナの言動を楽しむアニメだったので逆に言うとクリストファー殿下を始めとする男性キャラって実はそこまで要らなかったかもしれないって今改めて振り返ってみると感じたりはします。

 

陰の実力者になりたくて!(第1クール ~10話まで)

あ〜このアニメって全然普通にギャグアニメなんだ〜って第1クールの段階で気づくことができてホントに良かったです。

主人公のシド・カゲノーが転生して、転生後の世界で陰の実力者として裏の世界で語られるような存在になりたいということで色々な事件にちょっかいを出す話です。実際はシドは自分のことを慕ってくれている「七陰」という部下たちが自身の考えた設定に付き合ってくれていて、陰の実力者ごっこをするために色々と大掛かりな手間暇をかけてくれているのだと思い込んでいるのですが、実際は転生した世界にはシドの妄想上の組織や敵等が本当に存在しており、「七陰」を始めとする他のキャラたちはシド(ないしはシドが陰の実力者として活動する際のシャドウという存在)を尊敬・畏怖しているという状況になっています。

この作品のズルいところはこの作品において過程とか理屈とかは全く無意味な物であり、明らかにおかしいことが起こってもシドが良しと思っていればまかり通ることなんですよね。例えばシドがシャドウの姿の時に披露した必殺技の「アイ・アム・アトミック」とかは自分自身が核になるとかいう意味不明の技なので、使った本人が全くの無傷なのはホントに良く分からないんですけど、特にそれについて詳しい説明がある訳もなく話は進みます。これはほんの一例で明らかに異常シーンみたいなのがかなり存在しているのにツッコミが不在なのでこの作品は間違いなくギャグ作品と言えるでしょう。

2クールで全20話という事前情報があったのでとりあえず10話のキリが良いところで半分に分けていますが、前半クールのアレクシア王女編とシェリー編でこの作品のやりたいことやシド(シャドウ)がこの作品においてどのような立ち位置になるかといった部分をしっかり視聴者に理解させていたので良かったと思います。結構悔しいですけど想像していたよりも面白い作品だったなという印象でした。

 

恋愛フロップス

やりたいこととかテーマっていうのはちゃんと伝わっていましたし、別に悪くはない作品だったんですけど逆に言うともっと良くできたんじゃないかと思ってしまう部分も多い作品だったと思います。

主人公の柏樹朝はある日突然父親から5人の女の子を結婚相手候補として押し付けられ、共同生活を送ることになり、「五等分の花嫁」状態が始まるというラブコメ作品です。前半は一言で言えば下ネタ満載の下品なゴトヨメって感じですが、後半はこの共同生活は実は仮想世界の中での出来事であり、ヒロインたち5人もAIであったことが明らかになります。そして朝は暴走したAIの愛生を止めるために、そして5人のAIの元となった朝の幼なじみで故人である井澤愛に想いを伝えるために再び仮想世界に戻る決意をするという内容です。

前半のラブコメ展開をやっていた頃からところどころに伏線っぽいのもあったらしいですが(自分は結局全然気づきませんでしたが)、後半のAIをテーマにした部分の方が作品全体のメインっていうのは意外性を生み出していたので良かったポイントだったと思います。一方でアニメの内容的には必要なヒロインがどう頑張っても愛生(と朝の幼なじみの愛)だけであり、他の4人のヒロインって必要だったん?ってなってしまうのはあるな〜って感じです。この作品の内容って恋愛ゲームで他の4人の個別ルートを攻略した後で最後に解禁されるグランドルート的な内容っぽさがあって、4人の個別ルートを通っていればかなり感動的な内容になるとは感じましたが、アニメなのでそういったことはもちろんなく、他の4人へのキャラ付けとか思い入れがやや薄くなってしまっていたのが勿体無いな〜と感じました。

別に原作が恋愛ゲームならまだしもオリジナルアニメなんだからそこら辺なんとかならんかったん?ってめちゃくちゃ思っちゃいますけど、前半パートのドタバタラブコメ感も結構楽しかったので総評的にはそこそこって感じで考えてます。

 

マブラヴ オルタネイティヴ (分割第2クール)

第1クールの感想を書いたのがちょうど1年前の2021年秋クールだったので改めて述べておくと、この作品を完全に理解する上で、原作シリーズにおいての前作にあたる「マブラヴ」の「UNLIMITED編」の内容を理解しておかなければそもそも論よく分からない部分が多々出てくるという前提が存在します。特に第1クールはその影響が顕著で「UNLIMITED」世界線での失敗・経験を白銀が活かすシーンが多くある中で視聴者はその回想のことを全く知らないので置いてきぼりという展開が余りにも多すぎました。それに伴い第2クールも同じような雰囲気になってしまうだろうというのが個人的な予想ではありました。

ところが、いざ第2クールが始まってみると第1クールの白銀の行動によって世界線が大きく変わったことで、「UNLIMITED」世界線で白銀が経験し得なかった出来事が多く発生することになり、視聴者の知らない回想シーンで話を進める展開がほとんど無くなったため、流石に面白くなってきましたね。

第1クールの白銀は結構強くてニューゲーム感ある主人公でしたが、第2クールではめちゃくちゃ白銀に困難が襲いかかってくることもあり、それをどうやって乗り越えて先へ進んでいくのかという点で見応えがありましたね。まりもちゃんが白銀励ましてるところに突然後ろから現れたBETAに頭食われたシーンって流石に自分もショックでしたし。

あとは「UNLIMITED」世界線では登場しなかったっぽい純夏が登場したのも待望って感じでしたね。この世界線で純夏が何をされたのかってのはここでは割愛しますけど、そのせいもあってかめちゃくちゃ精神が不安定で楠木ともりさんの演技が光るキャラでしたね。もしかして楠木ともりさんの真骨頂ってこういうヤンデレ女だったりする? あと純夏の登場により冥夜ってガチで影薄くなりました。コイツってヒロインなのかと思ってたけど違うらしい。

終盤の佐渡ヶ島ハイヴ破壊作戦は戦闘シーンも然ることながら、伊隈太尉が死に際に隊員それぞれや白銀に通信越しで声をかける最期のシーンはめっちゃ名シーンだったなと思います。

終わり方としてはひとまずの区切りの部分って感じだと思いますが、ここで終わりっていうのは釈然としない感じになってしまうので多分第3クールもやるんじゃないかな〜とは思ってます。

 

新米錬金術師の店舗経営

評価をしていく前にまず声を大にして言いたいのはこれ明らかに「アトリエシリーズ」のパクりですよね?ってことなんですよね。特に主人公のサラサは「ロロナのアトリエ」という作品の主人公であるロロナイナ・フリクセルと余りにも似ているんで流石にこれは知らないでは通せないだろとは思っちゃいました。しかも、物語の最初に師匠に騙されてアトリエの経営をすることになっていくのも展開としては共通しているところがあるので個人的にはかなりそういうことやられると苦しいな〜とは思ってました。とはいえあくまでもここでの評価(相対評価)は過去に存在した「アニメ」に限定しており、いくら似たような「ゲーム」等他媒体が存在してようとも相対評価に影響を与えないというルールにしているのでこのことに関しては評価には一切含めていません。

さて、本題となりますが、このアニメガチで「アトリエシリーズ」を上手い感じでアニメ化したら多分こんな感じになるんだろうな〜っていう印象でした。基本は日常アニメ寄りな感じでサラサと仲間達がお金稼ぐために色んなことをするという展開が繰り返されるという感じであります。そこにキャラごとに個別のエピソードがところどころ入ってくるっていう感じでこれって明らかに「アトリエシリーズ」なんですけど、これを上手い感じにアニメにしているのでポイント高いです。

この世界の錬金術師って余りにも万能すぎて腕を再生させることくらい簡単にやってしまう上に、戦闘ももちろんめちゃくちゃ強くて簡単には倒されたりしない安心感があるので基本はサラサが無茶苦茶やって、他のキャラが唖然としてるみたいな流れは多かったと思います。あとはサラサってシンプルに口が悪いというか、結構普通に56すとかって言い出すんでたまげちゃいましたね。

基本的には良い感じのアニメなんですけど、3話の燃えてるグリズリーみたいな魔物が村に攻めてくる回とかって明らかにやってること異常だったし、EDの流れ方も異常だった気がするな〜って気はします。というかこの作品マトモなEDの入り方することの方が少なかったような…

 

うる星やつら(新作・第1クール)

我が新潟県が産んだ天才漫画家高橋留美子大先生の作品が令和にリメイクされて蘇りました。ですが、多分この作品のやってることって「うる星やつら」という看板がなかったらBPOとかその他諸々の団体からめちゃくちゃに言われてあわや炎上騒ぎになっててもおかしくないようなライン越え発言が多すぎてホントにスゴいです。絶対にこれ他の作品だったらアウトだもんな〜って思うシーン多すぎますもん。

あらすじとしては宇宙人の鬼族が地球を侵略しにやってきて、鬼族と地球人の代表が鬼ごっこの一騎討ちで戦い、地球代表が勝てば侵略をせずに大人しく帰るという勝負を持ちかけられ、主人公の諸星あたるがその代表に選ばれてしまうところからスタートします。やる気のなかったあたるですが、幼なじみの三宅しのぶから勝ったら結婚してあげるということを言われ、やる気を出し、鬼族の代表のラムと勝負します。あたるは「勝って結婚だ〜!」的なことを言いながらラムを追いかけ、ついには勝利をしますが、ラムはこれを自分に求婚しているものだと勘違いして、それを受け入れてしまい、鬼族帰還後もラムは諸星家に住み着いてしまうという感じの導入です。

ここからあたる、ラムを中心としてのドタバタコメディが展開されますが、いくらあたるが可愛い女の子なら誰にでもちょっかいを出すような尻軽男だとしても、世間(地球代表だったので全世界に顔が割れてる)や周りの近しい人間から余りにも酷い言われようなのは流石に笑ってしまいます。親から産まなければよかったって言われるギャグ作品主人公ってホントにどういうことなんだよ。

現在は序盤部分ということもあって新キャラが増えたりという展開もあって飽きない感じはありますが、これが1年も続くって流石に頭おかしくなるだろ。全然半年とかでお腹いっぱいになる未来しか見えないです。

 

うちの師匠はしっぽがない

大正時代を舞台として、人間に化ける変身術を使うことができる豆狸の主人公のまめだが都会に使いに出された際に、変身術を使いこなし、女流落語家として名を馳せる「化け物」大黒亭文狐の落語に魅力され、弟子入りをするという内容の話です。

基本的には日常物のジャンルに該当する作品ですが、序盤はまめだが落語家の弟子として色々な勉強をしていきながら、寄席で共に働く人たちとの関係を築いていく展開が描かれています。その後、物語が進むに伴い、まめだと文狐の仲が深まっていき、文狐がなぜ人間に化けて落語家をしているのかという理由にまで深掘りされて描かれていたのがポイント高い部分でしたね。

一方で落語パートに関しては非常に難解で、落語の内容が正直全然理解できないのもありなかなかここを楽しむのはアニメオタクにはキツい部分であったように感じます。逆に後半少し落語パートが減ったりしていたのでその分まめだ達キャラクターの掘り下げに尺が使われていたのが良かったと思います。落語してない時の方が面白いっていうの普通に本末転倒感ある気はしますが…

 

不徳のギルド

これはただのエロアニメです。ホントにマジでトキシッコってエロい。

主人公のキクルとパーティの仲間であるひたむき、メイデナ、トキシッコ、ハナバタ、ノマといったキャラが登場して、基本は冒険者としての日常と絡めての個別回があってという感じのエロアニメなんですが、明らかにトキシッコが優遇されてるような気はします。普通にトキシッコ回だけ尺多くないか?

マジでエロアニメってこと以外に大したことはやってないので内容は別に無いようなもんなんですけどホントにやってることぐちゃぐちゃすぎる上にエロエロなのでドカ湧きできるアニメだったと思います。ホントに正直な話内容ってほぼ覚えてない。

 

夫婦以上、恋人未満。

男女が授業の一環として擬似的な夫婦として生活させられる「夫婦実習」という授業がある高校を舞台に繰り広げられるラブコメです。はい、明らかにこの作品1番最初の前提がおかしいです。

自身をリア充ではないと思っている主人公の薬院次郎とギャル属性全開のヒロインの渡辺星が「夫婦実習」のペアとなり、その様子を描いた作品です。次郎も星もお互いにペアになりたい意中の相手が存在しており、「夫婦実習」の成績上位者に与えられるペア交換の権利を得て、意中の相手とのペアを組むべく2人が「夫婦実習」に取り組んでいきます。

1番最初の大前提にある「夫婦実習」とかいう授業制度がそもそも頭おかしいんですけどここさえ受け入れてしまえば普通に良作ラブコメって感じの印象でした。星との共同生活を経て彼女に惹かれていく一方で元々意中の相手として意識していた幼なじみの桜坂詩織への感情との間で揺れ動いていく感じが王道のラブコメ感あってホントに良かったなと思います。ちなみに自分は詩織派なんですけど普通にこれ少数派っぽくてちょっと悲しくなりました。

全体としては高評価なんですけど最終回の最後の星と詩織が神社まで走って競走するシーンで流石にえ?とはなっちゃいました。単純に恋のライバル同士走って競走みたいなのは良い感じのシーンだと思ったんですけど、それをやるタイミングが意味わからんすぎてびっくりしちゃいました。マジであのシーンだけ前後の脈絡なくてヤバいな〜となっちゃったのが結構減点してたりします。終わり方で釈然としない印象与えてるってことですからねこれ。これがなければ多分A評価にしてました。

 

ブルーロック(第1クール)

原作はマガジンで連載中のサッカー作品で、仲間との共闘よりも、個人の「エゴ」というものに焦点を当てた今までにあまりなかったタイプのスポーツアニメです。

あらすじとしては日本をワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するべく、日本サッカー協会の絵心甚八は「ブルーロック計画」を発案し、現在のユース年代のフォワードを集めて、失格すれば永久に日本代表入りの資格を失うという条件の下、主人公の潔世一らが世界一のストライカーになるべく、「ブルーロック計画」の試験に挑んでいくという内容です。

第1クールでは「ブルーロック計画」について明かされていない部分も多く、基本は潔視点で物事が進んでいきます。加えて、1次セレクションは団体戦の側面が強く、この作品で描かれる本質的な部分である個人の「エゴ」によるプレーという側面があまりまだ出てこなかったりします。なので基本的にはまだ普通にスポーツアニメって域を出てない感じがありましたね。特に2022年秋クールは現実世界でサッカーワールドカップが開催され、日本がドイツ・スペインに劇的な勝利を収めたことからもこの作品でやってることがちっぽけな感じに見えてしまい、完全に飲まれてしまっていたのはもったいない感じでしたね。

第2クールからは段々と潔自身の「エゴ」という部分や他人を蹴落として自分が生き残るための戦いという側面が強く描かれてくるのでここからの期待値はより高めです。

 

 

というわけでここまでが2022年秋アニメのE~B評価の作品でした。基本的には事前の予想から大きく外れた感じは無いラインナップで落ち着いたというのが個人的な所感でしたね。やっぱり過去に似たような物が存在している作品はなかなかA評価というところまでいかずにB評価止まりとかC評価みたいな感じになるな~というのはありますね。似たような作品が過去に存在することはもう仕方ないので、その中でも頭1つ抜けることができるような特出した点が存在するのが必要ってことなんですけど、これって求められてるレベルが普通に高くなりすぎてるのかもしれないです。

後半のA~S評価組は比較的すぐ出せると思う(そこまで数がないということもある)ので、こちらも完成したらTwitterでお知らせしようと思ってます。