rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

2021年アニメ万博(総合部門)

 どうも、ルビジウムと申す者です。引き続いて今年のアニメについてのあれこれを振り返っていこうかなと思います。

 

前回の「キャラクター部門」の記事のリンクです。

rubidium-37.hatenablog.com

 

 全5回の最終回は「総合部門」です。今年見た作品で個人的に特に好きなものを5作ピックアップしました。客観的に見てどうだとかは一切考慮せず、ただただ自分が好きな作品を選んだので、普段書いてる毎クールごとのアニメ評価・感想記事での基準とかは一切気にしていません。面白い作品と好きな作品というものはイコールの関係ではなく、面白い⊂好きの関係だと思っているので、面白くなくても好きな作品というものもあるんですよね。2021年のアニメを振り返った時に自分が外せない作品を選出しました。

 

それでは、ここからは次点4作と部門グランプリを順に発表していきたいと思います。特に細かい縛りとか無しで年を跨いでの継続クールの放送作や映画作も候補に入れた上で選出したので、部門グランプリがどの作品か是非予想しながら読んでいただければと思います。

 

憂国のモリアーティ

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第2クールが2021年なので特に第2クールの内容に触れていこうと思います。第2クールはより原作シャーロック・ホームズを意識したエピソードとかが多く、アイリーン・アドラーが登場した大英帝国の醜聞(元ネタはボヘミアの醜聞)や四つの署名(元ネタも同題)、最後の事件(元ネタも同題)などが最たる例ですね。自分は原作シャーロック・ホームズも結構読んだことがあったのでその辺の話を上手く盛り込んだ上でモリアーティ教授陣営を主人公としているこの作品に感銘を受けました。最終回のライヘンバッハの滝が映った後で酒場でウィリアムとホームズが再会し、会話するシーンは原作では敵同士で終わったモリアーティとホームズと異なり、この作品の2人の間に確かな友情が存在していることを示している屈指の名シーンだったと思います。

 

映画大好きポンポさん

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2021年の劇場アニメの中で1番面白かった作品だと思います。ポンポさんが超人のカテゴリーに属する人というのは見てるとすぐに分かるんですけど、ジーンくんやナタリーは必ずしもそういう訳じゃなくて映画制作を通じて2人が大成していく様を描いているのが好きですね。最初から何でもできる主人公たちじゃやっぱりつまらないですからね。ジーンくんが色々なことを葛藤し苦しみながらも映画を作っていく様からジーンくんが映画を好きということが良く伝わってくるんですよね。作中で90分以上は人間の集中力は持たないので映画は90分がベストと言っているシーンがあるんですが、本作も本編部分だけで見てみるとちょうど90分なんですよね。ホントにそういうところも含めてこの作品が大好きです。全人類見た方がいいアニメ映画です。

 

ラブライブ!スーパースター!!

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歴代ラブライブの中でも個人的には1番好きかもしれないです。初代の趣を残しつつ、虹での良かった演出とかを活かして作品が構成されていてホントに素晴らしかったと思います。Liella!としての5人の活動を描いている側面ももちろんありますが、何よりもかのんちゃんの人前で歌えないというトラウマを乗り越えて、歌うことのできる喜びを、そして、ラブライブ最終予選で敗れて始めて、悔しい、勝ちたいって気持ちを抱くようになるという成長の過程を描いているのが良かったです。シリーズ通して、特定の1人の成長にスポットを当てた構成になっているのは今までのシリーズではなかったので新しい試みだったのかなと思います。今までのラブライブらしさからの脱却によって新しいラブライブを生み出したという点で評価高めです。

 

大正オトメ御伽話

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ホントに素晴らしすぎて一時期大正オトメ御伽話の話以外したくないモードになっていました。ホントに夕月は本当に良い娘だし、珠子はホントに萌え萌えなので大満足です。綾さんは最初の印象がちょっとアレでしたけど後半はなんだかんだ良いキャラだったと思います。ことりちゃんは単純に出番少なかったですね。めちゃくちゃ可愛いんですけど勿体無いです。萌え萌え日常ラブコメアニメという側面ももちろんですが、関東大震災の回で、珠彦と夕月のお互いを想い合うところが描かれていて良かったです。これぞ大正ロマンスって感じで大好きな作品でした。

 

部門グランプリ

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになっていました。

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2021年最も自分が好きな作品はやはりこの作品でしたね。本当に萌え萌えがすぎるので記憶を消してもう一度見たいです。1話の時は結構不安でしたけど、毎話毎話新しい萌えキャラが増えて、最終的に萌えの供給過多になる感じが大好きすぎます。そもそもアズサ様のCVが悠木碧さんでライカのCVが本渡楓さんなのがもう個人的にはダブル役満です。ホントにここまで突き抜けているとそれは芸術へと昇華されるということを体現してくれた作品だったと思います。

 

というわけで、2021年自分が視聴したアニメ約140作、劇場アニメも含めると約160作の中で1番好きなアニメはスライム300年という結果になりました。こうして2021年を振り返ってみると様々な名作・珍作・問題作などありましたが、どの作品も自分の人生に彩りを与えてくれる素晴らしい作品でした。普通に日常生活を送って、普通にアニメを見れるという事実に感謝して生きていくことができた1年でした。

2022年も引き続きアニメ見ていきますんで、ぜひぜひよろしくお願いします。ブログも定期的に更新しますので、こちらも時々覗いていただければと思います。