rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

アニメ勢に向けたプリコネあれこれ解説 (アニメ1期 8~13話)

 どうも、ルビジウムと申す者です。皆さん、現在放送中のアニメ「プリンセス・コネクト Re:Dive Season2」はもちろん見てますよね? 非常に素晴らしいクオリティの作品なのでアニメを普段から嗜んでいる皆さんは当然見ているとは思います。

前回から引き続きアニメのみでの視聴では理解が難しい部分等の解説をしていきます。前回の記事を読んでいない方は絶対に前回の記事から読んでください。ホントに絶対です。

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引き続きアニメのみで視聴している方を基準にして話を進めていきます。ただ、現時点(2期9話放送時点)ではどこまでなら解説していいのか、どこからがネタバレになってしまうか判断しかねる部分もあるので、2期の放送が進んでいくにつれて後に色々補足・更新する部分もあるという風に思っていてください。

 

 

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特に重要なシーンはないです。

 

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ペコリーヌの強さと王家の装備 (7:47~8:27前後)

 2話でもキャルがペコリーヌのあまりの強さをチート過ぎと言っていますが、ペコリーヌの強さは王家の装備(呼称は出てきていませんが面倒なのでここではもう王家の装備と呼びます)に依存している部分も大きく、またその代償として使えば使うほど莫大なカロリーを消費するので基本常にペコリーヌはお腹ペコペコという訳です。本人も言っていますが逆に王家の装備が無いと普通の女の子と変わらない訳です。

 

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特に重要なシーンはないです。

 

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ギルド・ラビリンス一行 (0:17~19:58前後)

 ラビリスタと協力者の2人の女の子からなるギルド・ラビリスタです。ユウキくんの姉を名乗る不審者ことシズルと妹を名乗る不審者ことリノですが、ラビリスタとの関わりもあるため他のキャラよりもこの世界の秘密には詳しいです。ラビリスタの権能で作り出した空間からシズルとリノが外に向かうシーンが描写されています。

ラビリンスは街の中に出現したシャドウのことを調査していますが、シャドウに取り込まれた人は始めから存在がいなかったものとして周りの人の記憶も修正されていると思わせるようなことが示唆されています。これがシズルの言っていた「ロスト」と呼ばれる人が消える現象です。ロストについては掘り下げると色々とあるのですが収拾がつかなくなりそうなのであまり触れない方向で。

 

ネネカ登場 (22:27~23:34前後)

 11話の途中、ピンク色の蝶が飛んでいるシーンが何ヶ所かありますがこれはネネカが権能を使って自身の姿を変えたものです。ラビリスタとネネカの会話で七冠(セブンクラウンズ)という用語や覇瞳皇帝(カイザーインサイト)迷宮女王(クイーンラビリンス)変貌大妃(メタモルレグナント)といった呼称が出てきます。この時点ではセブンクラウンズはこの世界にいる7人の特別な人たちと思っていてください。それで、7人それぞれに二つ名があり、それらがカイザーインサイト(=「陛下」)、クイーンラビリンス(=ラビリスタ)、メタモルレグナント(=ネネカ)という訳です。セブンクラウンズについてはめちゃくちゃ解説したいことがあるのでその都度補足していきます。

 

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ペコリーヌの悪夢 (0:00~0:50前後)

 ペコリーヌが両親からも忘れられてしまっているというのが初めて明確に描写されたシーンですかね。誰の記憶にも残っていないという恐怖や悲しみを持っているからこそユウキくんたちとの繋がりやペコリーヌという呼び名に温もりを感じているんでしょうね。めちゃくちゃキャルとかにハグしてますしね。

 

この世界に存在しない文字を書くユウキくん (4:41~5:27前後)

 ギルドの書類にサインを書くユウキ。この世界の文字に混じって、間違ってるので直してくださいと指摘された部分は「…ウキ」と書かれています。ユウキくんの失われた記憶に大きく関わる部分ですがここの説明をすることはもう全てのネタバレになってしまうので現時点では保留としておきます。多分この点は2期の最終回終わったあとでの補足・解説になると思います。

 

クレープ屋・ラビリンス (6:46~8:40前後)

 1話にも登場したラビリスタのクレープ屋。今回は店員としてシズルとリノもいます。ラビリスタの「そう、安心したよ」という言葉が本当に重い言葉ですね。ある意味この状況を作り出した責任の一端はラビリスタにあるので彼女なりのユウキに対する気づかいなんだと思います。

 

ユウキくんの悪夢 (9:58~11:37前後)

 ユウキくんの過去の記憶がフラッシュバックし、「陛下」ことカイザーインサイト、戦いで傷ついたいつもの女の子たちに続いて、傷ついたペコリーヌ・キャル・コッコロのシーンが出てきます。ユウキくんの過去の記憶に美食殿組が出てくるのは初めてなので、このシーンは今までの記憶とは別で伝えたい要素が含まれていると考えてください。

アメス様が出てきて「何度も繰り返されてきた」現実の出来事というように言っていますが、この辺は原作ソシャゲとは異なっている部分ですね。過去か未来かは分からないにしろカイザーインサイトと対峙し、仲間がボロボロに傷つく世界線があり、美食殿組も例外ではないということですが、この時点ではループものなのかな~と仄めかしてる程度の認識で良いかと思います。

 

「ユースティアナ」に助けを求める市民 (14:16~22:04前後)

 この回はことあるごとに市民が国に対しての不平や「ユースティアナ」についての話題が出てきています。シャドウの出現に対して「ユースティアナ」に助けを求める市民の前にペコリーヌは現われ、戦いを挑む訳ですが、例えユースティアナとしての自分を忘れられているとしてもみんなを守ろうとするのは王女ゆえからくる行動なんでしょうね。ペコリーヌ=真のユースティアナということに関しては13話の項で補足しておきます。

19:36~のシーンでシャドウの攻撃からキャルをかばい倒れたペコリーヌを守るためにユウキくんもプリンセスナイトの能力を発動しようとしますが、過去の記憶がフラッシュバックし、失敗してしまいます。間一髪のところでラビリスタの権能で安全な空間に隔離されたユウキの前にはラビリスタが現われます。一方、城の内部を模した空間に飛ばされたコッコロは城の中にあるペコリーヌと彼女の両親の大きな肖像画を見つけたところで13話に続くって感じですね。

 

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ロストプリンセス (0:00~9:03前後)

 最終回のサブタイトルにもなっているロストプリンセスという造語ですが、これは人々から王女ユースティアナという自身の存在を忘れ去られてしまったペコリーヌが自身を揶揄しているものですね。ちなみにアニメプリコネのOPは1期2期共に原作ソシャゲのテーマソングでもある「Lost Princess」ですが、アニメプリコネにおいてのこの曲が意味する1番の意味はまさにペコリーヌのことと言えるでしょう。

ペコリーヌは自身が真のユースティアナであること、存在をカイザーインサイトに奪われ、存在を人々から忘れ去られてしまったことをコッコロに明かします。ここでポイントなのはペコリーヌ視点では真実を伝えたのはコッコロだけだという認識であるという点ですね。この会話をキャルは盗み聞きしてしまってますし、そもそもキャルはカイザーインサイトからペコリーヌが何者かを聞いている訳なのでこの事実を知っている訳です。ここが2期8話と9話での展開に繋がってくるのでホントに凄い作品です。

 

ユウキくんとラビリスタの会話 (9:04~11:38前後)

 ラビリスタがユウキくんを巻き込みすぎてしまったことを申し訳無く思っている様子がうかがえます。この2人の間の関係性にはあの時ああしていればというのが多すぎるんですよね。こういったことからも今の状況を産み出した責任の一端はラビリスタにもあると自分は思っています。

アメス様の話題も出てきており、ユウキくんの記憶の修復を行っているのはアメス様だということが分かります。修復が終わるまではこの場所から動けないと言っていたのはユウキくんの記憶を修復していたからですね。(逆に言うとユウキくんの記憶が元に戻ればアメス様も自由に動けることを指しているのでは…?)

プリンセスナイトの力は強力である反面ユウキくんにも負担が大きく、ユウキくんを壊しかねないとラビリスタは言っています。リダイブの影響で記憶が不安定な状態でのプリンセスナイトの力の行使はユウキくんの存在そのものに関わる問題であり、12話での失敗の原因として挙げています。リダイブというワードは作品のタイトルにも使われており、重要なワードですが現時点での説明は難しい部分です。少し詳しい人だとプリコネの原作ソシャゲには既にサービス終了した無印版というものがあり、アニメの元となっている今のソシャゲの正式名称は「プリンセス・コネクト Re:Dive」であることは知っているかもしれないですが、これが大きなヒントですね。最終的に全ての種明かしをする上でどうしても無印版での出来事というのは避けては通れないので、ここで解説の話題に挙げておきます(2期5話にて解説)。

また、シャドウはある意思によって動いており、この世界に存在する限りその意思からは逃れられないと言っています。ここまでカイザーインサイトがシャドウを利用している描写があることから、ある意思とはカイザーインサイトの意思であることが分かると思います。そして、この世界が産まれたきっかけはユウキくんとカイザーインサイトが戦ったことによるものだとも言っています。では、その戦いが起こったのはどの世界なんだというところは2期の解説にてしていきます。

 

クリスティーナの独り言 (13:06~14:39前後)

 この世界ではクリスティーナは王宮騎士団の副団長という肩書きがあるということは初めて言及されています。クリスティーナはシャドウの目撃情報が騎士団にきたのは事後であったことやヒューマン族の国であるこの国の玉座にいつからビースト族が座るようになったんだろうな?と独り言を漏らしています。クリスティーナはカイザーインサイトが意図的にシャドウによる被害情報をシャットアウトしてることやビースト族であるカイザーインサイトが王女として振る舞っていることのおかしさに気づいていますが彼女の性格的に自ら解決しようとはしないですね。

 

最終決戦 (14:40~20:14前後)

 ラビリスタの権能「オブジェクト変更」で美食殿の3人と合流したユウキくんがプリンセスナイトの力を発揮し、シャドウを打ち倒します。オブジェクトというとゲーム等において配置されている物とかを総称して使う言葉だったり、プログラミングにおいて使われるオブジェクト指向という言葉が浮かびますが、この世界はそもそもそういったデジタルな感じとは無縁な印象がある世界観です。このラビリスタの権能がセブンクラウンズひいては世界の謎を明らかにする上での大きなヒントと言えますね。

20:01~のシーンでシャドウを打ち倒したユウキくんに対し、「私の」プリンセスナイトとラビリスタが言っています。キャルにプリンセスナイトの能力を与えたのはカイザーインサイトであったことから、ここで確定ではないにしろ、ユウキくんにプリンセスナイトの能力を与えたのはラビリスタ(クイーンラビリンス)であるという予想が成立しますね。セブンクラウンズが選んだ相手にプリンセスナイトの能力を与えることが出来るという予想ですが、他にもう1人プリンセスナイトが出てくれば決定的と言えるでしょう。

 

ED (20:44~22:39前後)

 最終回に流れるEDが原作メインストーリーでもEDとして使用されてる「Connecting Happy!!」なのがホントに良いですね。これにてアニメプリコネ1期、大団円の幕引きです。

 

ということでここまでがアニメ1期の補足・解説となります。正直、現時点では触れられない部分もあるため、放送の進行度に合わせて随時更新はしていきます。更新があったらその都度Twitterでお知らせツイートします。

2期についての補足・解説は月曜日の10話放送までには一通り上げておきます。1期よりも解説する事が多くなりそうなので、3話ごとに区切っていきます。

拙い内容でしたがこの記事で少しでもアニメプリコネの理解が深まってくれたら幸いです。次の2期についての解説も是非読んでください。

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