rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

2020年アニメ万博(印象に残った声優部門)

 どうも、ルビジウムと申す者です。昨日の記事に引き続いて年末らしく今年のアニメについてのあれこれを振り返っていこうかなと思います。

 

昨日の「単話で見るアニメ部門」の記事を未読の方はこちらからどうぞ(露骨な宣伝)

rubidium-37.hatenablog.com

 

 

 第2回は「印象に残った声優部門」です。昨今めちゃくちゃ声優が増えていて中にはピンからキリまでみたいな人もいるような時代ですが、その中でもやっぱり上手い人が多くの作品に出演したり、主役級のキャラを演じていることが多いのは必然的なことなんですよね。あとはアニメOPEDのタイアップ曲担当したり、キャラソンやったりと歌えるっていうのも今の声優には必須といっていいスキルになりつつありますよね。そんな観点からまさに2020年と言えばこの人の年だったよね~と個人的に思う声優さんを10人選出しました。あくまでも自分が視聴したあるいは存在を知っている作品の中の範疇で選出しているので贔屓や偏りがあるとは思いますがその辺はあしからず。

 

それでは、ここからは部門グランプリ以外を順不同で発表していきたいと思います。自分が2020年の顔として誰を選んでいるか是非予想しながら見ていってください。

 

本泉莉奈さん

  • 陽菜=ファロウ (プランダラ)
  • 大村白菊 (球詠)
  • ナデシコ (Lapis Re:LiGHTs)
  • 荒垣玲 (体操ザムライ)
  • Countless days (プランダラ第1クールED)
  • Reason of Life (プランダラ第2クールED)
  • Lapis Re:LiGHTs関連楽曲 etc...

 2019年の声優アワード新人女優賞を取っただけあって徐々に色々な作品で声を聞くようになりましたね。特に個人的にはプランダラで散々お世話になったのでめちゃくちゃ陽菜ちゃんの印象が強いです。プランダラといい球詠といい出演作の作画に恵まれないという損なポジションでしたが、秋クールの体操ザムライでの玲ちゃんの演技はホントに良かったです。玲ちゃんの優しさの中に秘めた心の強さ、サムライの魂が感じられる名演技だったと思います。アトリエシリーズというシリーズ作品ゲームの主人公(ネルケ)声優なので、めちゃくちゃ応援してましたが順調に売れてきてるので嬉しく感じてます。

 

高橋李依さん

 改めて今年の出演作を見るとそうそうたる並びですね... ほとんどが主役・メインキャラ級という感じで今や一躍超売れっ子声優の一人です。マシュを引き継いだ当初と比較しても演技の幅とかが格段に広がったと思っています。LISTENERSのミュウとかすごいいい演技してましたよね(オマケにEDもしっかりキャラ声で歌っててすげぇなって思いました)。2021年もRe:ゼロ第2クールやFGOキャメロット後編とかが控えていますし、来年以降もめちゃくちゃ声を聞くかなと思ってます。

 

鈴木愛奈さん

  • 星里果菜 (はてな☆イリュージョン)
  • 邪神ちゃん (邪神ちゃんドロップキック’)
  • 四葉幸与 (いわかける! -Sport Climbing Girls-)
  • ヒカリイロの歌 (はてな☆イリュージョンED)
  • やさしさの名前 (モンスター娘のお医者さんED)
  • もっと高く (いわかける! -Sport Climbing Girls-OP) etc...

 鈴木愛奈さんと言えばラブライブサンシャイン小原鞠莉の印象が強い人も多いかとは思いますが、今年は脱ラブライブ声優という印象でした。ラブライブに限った話でなく昨今の声優はライブイベントやラジオ・生配信などアニメの声優以外にも求められることが多くなっているので、必然的に一つのコンテンツ・キャラに縛り付けられてしまう的なことも多くなっている訳です。その中で、他の作品に出演したり(ましてはメインキャラで)、ソロアーティスト活動したりするのはめちゃくちゃハードルが高いと思います。しかも、パフォーマンスを落とさないで高いクオリティを発揮していただけに素直に凄いと思いました。特にヒカリイロの歌は名曲。ラサのマリーは好きじゃないけど鈴木愛奈さんは応援しようと思いました。今後もラブライブ関連だけでなく色々な作品に出てくれることに期待です。

 

夏吉ゆうこさん

  • マシマヒメコ (SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!)
  • サーシャ・ネクロン (魔王学院の不適合 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~)
  • 白井夢結 (アサルトリリィ BOUQUET)
  • SHOW BY ROCK!!関連楽曲
  • アサルトリリィ関連楽曲 etc...

 2020年に彗星のごとく現れた新人声優といえばやはりこの人ですかね。個人的にはマシマヒメコ、サーシャといったツンデレ系のキャラが特に印象に残りました。一方でツンデレ系キャラのみならず、夢結様のようなタイプのキャラも演じることができるというのは高い技術を持ってるんだなと思いました。新人だと得意武器で勝負してどのキャラも同じような演技になりがちなのでアサルトリリィでの演技はいい意味で裏切られて良かったです。これから時間は少しかかるでしょうが売れるであろう候補の一人と言って差し支えないかなと思っています。

 

阿部敦さん

 一人くらいは男性声優を入れようかなと思ったのですが、そうすると思いつくのはやっぱりこの人かなって感じでした。自分がアイドリッシュセブンを見てないので(本当に許してください)、2020年の代表作数は少なめかもしれませんがプリコネの騎士くんこと岸くんもといユウキの演技は強烈な印象を与えましたね。声だけであんな脳みそが溶けてるような演技ができるのはめちゃくちゃ凄いんじゃないかって後から振り返るほど思っちゃいます。他にも上条さんやイヌマエルといったメイン級のキャラをやっていましたけど、自分の頭は若干岸くんに引っ張られてました... それだけ強烈な印象を残せるってやっぱり上手いからこそなんだと思ってます。聞いていて疲れない声なので今後も主人公キャラを色々演じて欲しいなと個人的には思いました。

 

花守ゆみりさん

  • 藤戸千雪 (ランウェイで笑って)
  • スイ/ソウタ (ダーウィンズゲーム)
  • 百目鬼 (映像研には手を出すな!)
  • 燐・ヴィスポーズ (キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦)
  • シャアケ・グートハイル (禍つヴァールハイト -ZUERST-)
  • 織崎紗耶 (One Room サードシーズン)
  • 3階からヤマトナデシコ (One Room サードシーズン7~10話主題歌) etc...

 春~夏にかけてはあまり出てないな~っていう印象でしたが秋クールの織崎紗耶はあまりにも強烈な印象を脳に刻み付けていきました。お昼ご飯にコンビニのしじみやあさりの味噌汁買うくらいには影響されてました。あとランウェイで笑っての千雪もしっかりと頭に残ってます。冬アニメってこのくらいの時期になるとどんな作品があったかも忘れがちになりますがその中でも記憶に残っているのはやっぱり自然体に近い声で演技臭くないところにあると思っています。これはなかなか努力だけでできるようになるのは難しいと思っているので、自分の中ではこの人の一つの個性として記憶に残っています。あとこの記事書くためにウィキペディア見たときに年齢見て椅子から転げ落ちました。この若さでこれだけ上手かったら数年後どうなっちゃうんだよ... めちゃくちゃ楽しみです。

 

花澤香菜さん

 10年以上前から業界の最前線にいて、それでもなお勢いが衰えてない数少ない声優の一人ですね。元々、やわらかなゆったりとした声が印象的ですが、2020年はそれを特に活かしたお姉さんキャラが多かったと思います。特に榀子の演技は印象に残ってて、未だに花澤さんの声が榀子に聞こえるときがあります(え?) 演技が超一流なのは今更言うまでもないですが、Lapis Re:LiGHTsのRayを始めとする音楽関連もしっかりこなしているのがすごいと思いました。(昔、あれだけいじられていたのに)継続してれば普通に歌も上手くなるんだなって思いました。あと10年くらいは最前線にいそうですけど普通にバケモノ級のレジェンドじゃんってなってます。

 

富田美憂さん

 自分より年下の声優がこれだけ出てくるようになると自分も歳を取ったなと感じちゃいます。声はめちゃくちゃ分かりやすく、ちょっと聞けばすぐに富田さんじゃんって分かるタイプの人ですね。出演作はメイン級のキャラが多く、サブキャラも大きな見せ場があるキャラが多い印象ですね。2020年はやっぱりミコちゃんが一番印象に残っています。かぐや様自体が超人気作なので続編も期待できると考えると今後もそれを中心にメインキャラポジションで色々な作品に出演すると思います。あとはアニメタイアップの曲もすごく好きなので音楽方面も個人的には追っていきたいと思いました。

 

水瀬いのりさん

 自称アンチ水瀬いのりを掲げている自分ですが、振り返ってみると2020年めちゃくちゃ出てるじゃんってなってます。どおりでこんなに記憶に残っている訳だ... 確かに自分はアンチ水瀬ですが、別に演技を下手だと思ったことは一度もないです。むしろ、今の若手女性声優でトップ5に確実に入ると思ってます。なのにアンチしてる理由はメインキャラ以外での声の主張が激しすぎて他の声優の声が負けちゃいがちになっちゃうから嫌いだったんですよね。特にリゼロ1期のレムとかエミリアを完全に食っちゃってたし。なので、良くも悪くも主人公向きの人だなって思っていたら最近のサブキャラの演技普通に上手くて横転しちゃいました。アンチする理由完全に失ったけどどうすればいい?

 

部門賞

本渡楓さん

 やはり個人的2020年のMVPは本渡さんですかね。もちろん自分が本渡さん大好きなので贔屓めな視点がかなり入っているとは思いますが(汗) 2020年は演技がさらに進化したような印象でした。昔はポスト花澤香菜さんとかってよく言われてるだけあって非常に似た声って感じでしたが、ここ最近はそこから一歩進んで本渡さんにしかできない演技というものに磨きがかかってきてると思いました。魔女旅のイレイナと花澤さん演じるフランの絡みを見たときは本当にエモかったですね。中の人のバックグラウンドでアニメを見るのはどうかと思いますが、このときばかりは考えずにはいられなかったです。歌うことが少なく、演技一本で勝負する正統派の人って最近はほとんど見ないですが、この人の場合は音楽活動の分を演技の圧倒的実力で補っている感じがあって応援したくなっちゃうんですよね。本渡さんの声を聞くと声優の本分はやっぱり演技なんだってことを感じます。2020年に限らず、これからもずっと応援するであろう声優の一人かなって思ってます。

 

 

という訳で全10人を紹介させていただきましたが、声優トークは普段ほとんどしないのでかなり語彙力が足りない部分があったのが個人的に反省点ですね... 来年はもっとクオリティアップ目指します。

年末アニメ万博シリーズですが、明日は「思い入れのあるアニソン部門」を投稿する予定です。とは言っても自分は音楽のことなんてまるっきり素人なので、映像とか挿入タイミングとか歌詞と本編のつながりとかっていう観点をメインにしていこうかなって思います。あとは個人的に思い入れのある曲とかですね。プランダラ学会員としてもちろんあの曲は外せません(え?) 気が向いたら明日の記事にもお付き合いしてくれればと思います。