rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

アニメ勢に向けたプリコネあれこれ解説 (アニメ1期 1~7話)

 どうも、ルビジウムと申す者です。皆さん、現在放送中のアニメ「プリンセス・コネクト Re:Dive Season2」はもちろん見てますよね? 非常に素晴らしいクオリティの作品なのでアニメを普段から嗜んでいる皆さんは当然見ているとは思います。

 

このプリコネという作品、原作がCygamesのソシャゲであるということは多くの人が周知していることとは思いますが、実際のところ原作ソシャゲをプレイしたことがある人は特別多くは無いと思います。加えて、メインストーリー第1部・現在更新中の第2部までしっかりと追っている人はごく少数に限られてしまうと思います。かくいう自分も第1部までしか読んでません。

 

とはいえ、一応アニメの元となるストーリーは原作メインストーリーの第1部が基本となっているので、原作履修済みみたいな顔をしてアニメ2期を見ているんですが、流石にここの説明何も無いまま話進んでくのは不親切だな~って感じがある部分が増えてきたので、少し補足解説が出来ればと思いました。

 

個人的にはアニメはアニメのみを通して観る側に伝えるようにしなければならないと思っている(他の媒体を見たり読んだりしなければ分からない部分がある、作者・原作者等の解説が無いと理解が出来ないといった作品はアニメとしては不完全だと思ってる)ので、こういった解説のブログ記事を書くこと自体蛇足だということは分かってはいます。個人的な予想としてはアニメプリコネ2期は原作メインストーリーと同様に最終版でここまで謎だった部分を一気に回収する展開だとは考えており、最後まで種明かしされた上で1期の始めから見てみると非常に新たな気づきがあるという作品になっていると思っているのですが、大半の人は振り返ってもう一度見てみようとかってなってくれないんですよね。なので、放送直後の記憶が新鮮な内にこういった解説を見てもらうことで先取りで理解を深めてくれればと思いました。あくまでも2週目を周回しなくてもいい手段としての記事と考えているので、こういった手段を是としない方や普通に自分の目で2周して考察を深めたい方はこの記事を読むことは推奨しませんのでご理解のほどお願いします。

 

アニメのみで視聴している方を基準にして話を進めていきたいので、まずはこの記事では2020年春クール放送のアニメ1期の振り返りをしていきたいと思います。ただ、現時点(2期9話放送時点)ではどこまでなら解説していいのか、どこからがネタバレになってしまうか判断しかねる部分もあるので、2期の放送が進んでいくにつれて後に色々補足・更新する部分もあるという風に思っていてください。

 

プリンセス・コネクト Re:Dive (アニメ1期)

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概要

 アニメ1期に関しては原作の要素を盛り込みつつも、ギルド美食殿のメンバー3人のペコリーヌ・キャル・コッコロと主人公のユウキを中心としたオリジナルストーリーが展開されました。あくまでも原作の内容はオマケという感じで基本はオリジナルストーリーの内容がメインという印象が強かったと思います。とはいえ、ラストのペコリーヌが王女であることが明らかになる部分とかは原作の展開から持ってきてるものなので、補足しておければと思います。

あと、この作品の重要な要素と言える大勢の萌え萌えなキャラの存在ですが、今回の考察で彼女らの解説をしていると文章量が誇張抜きに100倍になってしまうので重要なキャラ以外は触れないものとします。許してください。

 

※解説の都合上どのシーンを指すのか示すときにdアニメストアの各話の再生時間を明記しときます。全く記憶になかったらその該当時間を参考に参照してください。

 

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冒頭のアメスとユウキの会話シーン (0:00~1:10前後)

 1期のアメス様はCV高橋李依さんなんですよね。(原作および2期は相坂優歌さんです。) カプセル内で横たわるユウキくんとアメス様の会話ですが、アメス様が自身の代理のガイドを派遣した的なことを言ってきます。この代理のガイドがコッコロちゃんな訳ですね。ここまではアニメで分かる内容ですが、踏み込んでみるとコッコロちゃんがアメス様の代理ということはアメス様は以前にユウキくんのガイド的な何かをしていたということになるわけで、この辺はユウキくんの失われた記憶とかつての世界が関係してるって感じです。この時点ではこれくらいの認識があればOKです。

 

コッコロちゃん登場 (1:23~6:06前後)

 書いてある通りアメス様の託宣を受けたコッコロちゃんがユウキくんと出会うシーンです。ホントにそのままですが、コッコロのお父さんが登場する数少ないシーンなので抜粋です。コッコロパパはメインキャラでは無いにしろ一応ちょっとだけ重要なキャラの一人なので存在だけは頭の片隅に置いておいてください。

 

ラビリスタ登場 (8:42~10:00前後)

 プリコネ内でも最重要人物のラビリスタですが、クレープ屋さんとしてユウキくんと接触してきます。この作品の1番面白い要素って、実は視聴者側が全てを知ったあとで見るユウキくんとラビリスタの会話なので、ラビリスタ関連のシーンは基本的に解説していくつもりです。

 

ペコリーヌとユウキくんたちが合流 (16:16~22:20前後)

 ペコリーヌ側は特に名乗って無いんですが、コッコロが仮称として「おなかペコペコのペコリーヌ」というあだ名を付けてますね。21:51~のシーンでご機嫌にペコリーヌという名前を呟いているので余程嬉しかったのでしょう。その理由は1期のラストの方で明らかにされていきます。

19:07~のユウキくんの記憶がフラッシュバックするシーンと大きな時計とアメス様が出てきて、ユウキくんの秘められたプリンセスナイトの力が覚醒するシーンの2つも本筋的には重要シーンです。ユウキくんのフラッシュバックした記憶では「陛下」(偽ユースティアナ)とユウキくん+3人の仲間が対峙してるように見えていますが、この3人の仲間は今のところ(2期9話時点)ではユウキくんの記憶にしか登場して無いってことは忘れないでおいてください。プリンセスナイトについてはいきなりワードが出てくるのでちょっと不親切ですが、「今の」「ユウキくんの」プリンセスナイトの能力は味方への強力なバフ能力だと思っていれば認識としてはOKです。

 

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キャル登場 (0:00~19:30前後)

 「あの方」ないしは「陛下」の命令でペコリーヌを始末しにきたキャルですが、基本的に失敗します。ペコリーヌって名前に困惑しているキャルですが、どういった理由でペコリーヌを始末しようとしているのか「陛下」に聞かされている訳ですので当然といえば当然です。まさか、このことが現時点での最新話(2期9話)まで引っ張って悲しい禍根を残してるとは流石に構成の巧みさに脱帽ですね。

ペコリーヌ達を罠にはめてドラゴンの餌食にしようと画策するキャルですが、その際に「アタシのプリンセスナイトの力でアンタを潰す。魔物を支配する力でね!」と言ってます。ここで明らかになることはプリンセスナイトは複数存在することと、その能力は個人個人で固有のものであるということですね。キャルがプリンセスナイトの能力を有していることを最近では忘れてる人も多いと思いましたので改めての補足です。

 

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クリスティーおばさん登場 (10:46~11:20前後)

 宴おばさんことクリスティーおばさんの初登場シーンです。基本的に何か知ってそうな感じを仄めかしてくるみたいなシーンが多いですが、視聴者目線だと存外大した情報落としてくれません。一応ちょい重要人物の一端ではあるのでそのことは頭の片隅に置いておいてください。

 

キャルと「陛下」の会話 (14:37~15:17前後)

 「陛下」がキャルにたいしてペコリーヌの暗殺の見送りと監視の任務を命じています。「陛下」がキャルに与えたプリンセスナイトの力が完全には馴染んでいないという話からプリンセスナイトのことについてまた少し理解が進む感じですね。「陛下」はキャルをぞんざいに扱い、キャルはそんなこと当たり前かのように「陛下」に心酔しているという、「陛下」とキャルの関係性も少し垣間見えてくるシーンでもあります。

 

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夢の中でのアメス様とユウキくんの会話 (14:26~15:46前後)

 アメス様の言葉の中でも「あの世界に住んでいる人たちが当たり前だと思っている真実は真実では無いの」という部分は少し補足が欲しいところですね。ここに関しては現時点(2期9話時点)ではネタバレ要素が非常に強い部分なので、こういうことをアメス様が言っていたってことを覚えておいてください。アメス様の他の言葉は文面通り受け取って大丈夫です。

3/28追記

2期10話にてユニちゃんパイセンの話からランドソル中の全ての人々が記憶操作を受けているということがハッキリ明言されました。「陛下」をユースティアナと思い込み、真のユースティアナであるペコリーヌのことを忘れているという状態です。ただ一部の人(主にセブンクラウンズ)はこの記憶操作の影響を受けていないということは外してはいけない要素です。

 

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特に重要なシーンはないです。

 

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シャドウの登場 (17:40~22:04前後)

 アニメ中で初めての明確な敵と呼べる存在の登場です。まだこの時点ではシャドウという呼称自体は出てきていませんがすぐに出てきますね。人の姿をした謎の存在ですがここで明確にしておきたいことはシャドウと魔物はちょっと別物の存在であり、魔物の一種としてシャドウという種類があるという感じではないです(ここについてはあまり自身無いです)。シャドウは生物ではなく魂や想いの欠片が変じたものという感じです。「陛下」はこの存在に目を付けて色々悪事等々に利用しているというのは後々明らかになっていました。

19:51~のシーンでクリスティーナが戦闘に乱入してきますが、このシーンについては7話に続くのでそっちの項で補足します。

シオリが自身の姿をしたシャドウに取り込まれてしまいますが、この辺の話は7話の部分も含めてアニメで言及・描写されてること以上のことはよく分かってないです。

 

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クリスティーナの独り言 (4:04~5:02前後)

 「あの方」ないしは「陛下」がシャドウを使って何をしようとしているのかということに関してはクリスティーナは知らないし興味も無いという感じです。今の立場的にはクリスティーナは「陛下」の家臣ですが、とりあえずは従っているけれど「陛下」の思いのままに事が運ぶのは気に食わない、常に混沌とした状況を求める戦闘狂という感じがしています。

3/28追記

2期11話にてクリスティーナの目的がハッキリしてきましたが、結局のところめちゃくちゃに強くなった「陛下」との戦闘を楽しみたいという戦闘狂の気質って感じです。ただクリスティーナが一部記憶を引き継いでいる可能性が出てきてるので、原作と違って「陛下」の筋書き通りに事が進むことを良しとしてる感じがあります。

 

「陛下」がシャドウを吸収するシーン (6:28~7:00前後)

 「陛下」がシャドウを自身の体内に吸収してるシーンですね。これについては2期9話にて「陛下」とラビリスタの戦いで言及されていましたけど、生命力をシャドウを吸収することで得ているって感じです。2期9話の該当シーンでも補足しときます。

 

クリスティーナvsユウキくんたち (12:22~17:48前後)

 行方不明になったシオリを探していたユウキくんたちですが、村がシャドウに襲われていることに気づき引き返そうとします。そこにクリスティーナが足止めをしに現われるシーンです。戦闘中リマの攻撃がクリスティーナの身体をすり抜けたり、クリスティーナの攻撃がユウキくんの剣をすり抜けたりしていますが、これはクリスティーナの持つ権能によるものです。クリスティーナがちょい重要人物なのもこの権能が関係していますが全ての種明かしが出来るのは多分2期の放送がもう少し進んでからだと思います。

13:41~のシーンで夢の中でユウキくんはアメス様と会話しますが、アメス様はクリスティーナとの「再会」が予想外に早いことや過去に会ったことがある(その事実はクリスティーナも覚えていないが)ということを言っています。加えて、アメス様が「思い出して、アンタだけの、アンタが自由に使っていたあの(プリンセスナイトの)力を、アタシたちと冒険していたあの日々を」と助言しています。ここでもユウキくんの記憶がフラッシュバックし、3人の女の子と手のひらサイズの妖精のシーンが映ります。この妖精さんも大事なキャラなので覚えておいてください(詳しい部分は2期7話参照)。

その後、ユウキくんが起き上がり、プリンセスナイトの力でリマたちにバフをかけてクリスティーナに反撃してます。このラストにユウキくんが直接クリスティーナに斬りかかっていますが、ここではクリスティーナが権能を使っていないんですよね。使うまでもなかったというようにも見えるんですけど、この前のアメス様の助言を思い出すと、ちょっと別の解釈もあるような気がしているので、ここについては2期の放送が進んでから自分の考察を補足します。

 

とりあえず、ここまでで1期の内容として区切りが良いので1度記事を分割します。

アニメの放送が進み、ネタバレの心配が無くなった部分についてはその都度補足・解説を加筆しておきます。

続きの1期8話以降については以下のリンクから読んでください。

rubidium-37.hatenablog.com