rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

2022年夏アニメ個人的総決算 後編

 どうも、ルビジウムと申す者です。2022年夏アニメも風都探偵がMXでの放送で最終回を迎えたことにより全作品が無事放送終了したということで2022年夏アニメの個人的な感想・評価を述べていきたいと思います。

 

 後編では評価B~Sまでの作品(いつもと異なって後編がBからになっている理由は前編を読んでいただければ分かると思います)について書いていきます。基本的に後に名前が出てくる方が評価が高いと考えてください。あくまでも「アニメという媒体」として見た時の個人的に付けた評価なので、原作だともっと良いとか公式の解説を見ながらだと面白くなるとかそういうことは一切考慮していないということを理解した上で読んでもらえると幸いです。

ちなみに「異世界おじさん」については制作の都合等で2022秋クールにリスタートするという形になったので、今回は評価の対象にはしていません。あと前半は以下リンクより飛んでください。

rubidium-37.hatenablog.com

 

 というわけでここからは本編ですのでネタバレ等もあるので注意してください。(22年秋クール以降に続く作品に関しては22年夏クール時点での暫定評価です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B(70~79点)

風都探偵

仮面ライダーWの正当続編として展開されていた漫画作品のアニメ化ですね。というかWがもう既に10年以上前の作品であることにも驚きです。

W本編後の風都の話で、新たな謎多きヒロインのときめの登場や本編のミュージアムに代わる新たな敵組織の登場など装いを新たにした仮面ライダーWの世界って感じです。

内容としても基本は仮面ライダーWの形式を受け継いでいて、ガイアメモリ関連の事件について依頼人から依頼を受け、主人公の翔太郎とフィリップが時には探偵として時には仮面ライダーWとして解決するという流れです。一連の流れの中で暗躍する新たな敵組織の実態を追っていくというのがアニメ化された部分では描かれていました。

特に特撮だとできないような人が死ぬような描写や物理的に再現が難しい怪人のデザインなどがアニメだと比較的容易に表現できたりするっていうのは良い感じなのではないでしょうか。これはアニメだけ見ても気付きにくいポイントなんで評価しづらい点ではありますが、こういう表現の幅の広がりっていう視点は大事だと思ってます。

基本的にはアニメだけでも面白いんですけど、この作品ってやっぱり仮面ライダーW本編を視聴しているからこそより楽しめる作品という側面がやっぱり強くて、フィリップの「地球の本棚」の能力や過去の出自とかの説明は全くないですし、最終回で触れられていた「ビギンズナイト」についてもWの関連映画観ないとわからない内容なので、アニメだけでという評価の側面だけでいくとこのくらいの位置になっちゃうのかなという気はします。EDを松岡充さん(W映画での敵役兼主題歌担当)が歌っていたりしてホントにイキすぎなんですけどこれってアニメだけじゃ全く伝わらない部分なんで勿体なさもあるんですよね…

 

惑星のさみだれ(第1クール)

ストーリーと設定は結構面白いはずなのに絶望的に作画が良くないせいで大損している作品。ホントにこれで作画が良ければ2022年夏トップ5にもなり得た作品だったのに。

ある日言葉を話すトカゲから世界を守る騎士に選ばれたことを告げられた主人公の雨宮夕日の前に本作の敵である魔法使いアニムスが生み出した泥人形と呼ばれる怪物が現れ、襲撃を受けますが騎士たちが守るべき姫の朝日奈さみだれに救われ、彼女に忠誠を誓うようになります。夕日の他にも騎士が存在しており、12人の騎士と姫であるさみだれで力を合わせて泥人形や魔法使いアニムスと戦う展開を描いた作品です。

単純に仲間で力を合わせるというタイプの作品ではないというのが1番のミソであり、さみだれは世界を滅ぼそうとしているアニムスに代わり、自身の愛する世界を永遠に自分のものにしてしまいたいために世界の破壊を目論むイカれた思想の持ち主です。そのことを夕日には話しており、夕日はそれを知った上で最後に他の騎士を裏切ることになったことになったとしても協力をしています。しかし、ある意味夕日には自分自身の意思というものが無いように感じる場面もあり、忠誠を誓うさみだれのためにという感じのある種の思考停止になっているように見えるのが、今後の展開でどのように変わっていくのか注目したいところです。

他の騎士たちに関しても東雲半月は序盤で夕日を庇って死亡したり、秋谷稲近は夕日たちと合流する前に星川昴・月代雪待の師匠として戦い方を教え、最期は泥人形との戦いで命を落としたりと絵の感じとは裏腹に結構残酷な展開があります。特に秋谷さんについての過去回想回は2022年全アニメの中でも単話ではトップクラスの内容だったと個人的には思ってます。風巻豹や茜太陽はアニムスと通じているような部分を思わせるシーンがあり、誰が裏切り者なのかということを視聴者目線でワクワクさせてくれました。

第2クールで各登場人物の思惑やアニムスとの戦いの決着がどのようになるのか、さみだれがどのような答えを出すのかというところがめちゃくちゃ楽しみな作品なんですけど、そのワクワクを打ち消すレベルで作画が残念なことになっています。ま〜じで原作読んだ方が良くね?って思っちゃうレベルなの悲しくなっちゃいます。でも作画ぐちゃぐちゃで話は面白いのってややプランダラかも。(なんでもプランダラくん)

 

それでも歩は寄せてくる

主人公の歩が将棋部の先輩のヒロインのうるしに一目惚れし、将棋を交えたラブコメが展開されます。歩はうるしに告白するのは将棋で勝ってからと心に誓っていますが、歩は将棋初心者なので全然勝てる感じはなくて2人の関係は進展しないというような感じです。ただ、歩は随所で無自覚のうちに大胆な言動をとってうるしを照れさせており、そういったお決まりのやり取りを楽しむアニメというイメージです。日常系アニメでお決まりのパターンっていう感じだと普通は展開に飽きてしまいがちっていうのはあるんですけど、部活ものってこのパターンにあてはまらないことが多くて、学生生活という限られた時間の中での時間の流れというものが、この日常が永遠に続くのではなくどこかで終わりがくるということを視聴者に意識させるからこそ、お決まりのパターンにも想いを馳せることができるんだと考えています。

うるしの将棋部を正式に部として認可してもらいたいという願いを叶えるためにひたむきな歩の姿だったり、後半から歩の中学時代の剣道部の後輩の凛が加わって三角関係になったりと見ていて微笑ましい感じのラブコメなので非常に2022年夏アニメの中でもちょうどいい枠の1つでした。

 

カッコウの許嫁(第2クール)

ホントに第1クールから引き続き色々とヤバいラブコメ作品でした。ホントに瀬川ひろとかいう女はなんなんだよ。

瀬川ひろとかいうのホントに言動が全てぐちゃぐちゃすぎてホントに見てるこっちもぐちゃぐちゃになります。凪くんに対して思わせぶりな態度を取ったりするのも結局狙ってやってるのか天然なのかも最初から最後までよくわからなかったりとかってなるのでホントにこの女なんなんだろうな〜ってなります。エリカと幸は凪くんからみると許嫁だったり妹だったりするんで、一緒の家に住んでて色んなワチャワチャハプニングがあるというのはまだ分かりますけど、お色気ハプニング的なところも含めても何故かひろの出番が多いような印象が後半は特に多くてホントにスゴいです。

最終回は流石にエリカのエピソードやってましたけどもう瀬川ひろが余りにも要所要所で割り込んでくるせいでホントにメインヒロインがエリカなん?ってなっちゃってました。でもこれって自分が単純にひろが3人の中で1番好きだからかもしれません。はい、私は本当に感性も頭もおかしいです。

あと第2クールのOPの「Glitter」のサビ部分の謎のダンスでドカ湧きするのがホントに大好きでした。ラブコメアニメなのにドカ湧きポイントそこなんだって気もしますけど。

 

金装のヴェルメイユ ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~

2022年夏クールのテンプレ異世界アニメの中では相対的に上位となった作品です。ぶっちゃけ他のクールだったらもしかしたらC評価になってても全然有り得るな〜という感じですが他の異世界物の大半が壊滅的なのでほぼ1強状態になりました。

内容は封印されてた悪魔のお姉さんのヴェルメイを学園の落ちこぼれ主人公のアルトが使役して使い魔としたことで2人の運命が大きく動いていくっていう感じです。

ヴェルメイさんの見た目から分かる通りヴェルメイさんってシンプルにエロい悪魔なんで後半になればなるほどアルトにデレデレになって色んな際どいことしてます。もう1人のアルトの幼なじみでヒロインのリリアとかいう女は途中から完全にフェードアウトしてしまって、ただの異常性癖者って記憶しかないです。というかヴェルメイさんもリリアも結構突飛もない場面でそういうことしてくるのでほぼ僧侶枠と化してました。多分僧侶枠を30分に引き伸ばしたらこんな作品が生まれるんだろうという良い実績になったと思います。

ほぼ僧侶枠とか言いつつストーリー全体で考えるとしっかりと決めるべきところは上手くまとめて良い感じの展開を組み立てているように思いますし、特に後半から最終決戦にかけての流れはアルトがヴェルメイさんの力に頼りっぱなしではなく、自らがヴェルメイさんを守るという決意をしたというところで成長したことを感じさせてくれる内容となっていて起承転結もしっかりとして良かったです。アルトとヴェルメイさんの関係性ってOPの「Abracada-Boo」の歌詞にも表れていて曲にも恵まれた作品だったなと思います。異世界物アニメってこういうので良いんだよってホントに思います。

 

邪神ちゃんドロップキックX(3期)

お馴染み悪魔系ギャグアニメの邪神ちゃんも3期になりまして、3期はエキュートとアトレの登場というところとクラウドファンディングの関連によるご当地コラボ回ってところが注目でしたね。

この作品がどんな作品っていうのは今更ではありますが軽く説明すると、主人公のゆりねに召喚された悪魔邪神ちゃんが召喚主のゆりねを56して魔界に帰還しようとするも返り討ちに遭うというお決まりパターンが有りつつ、邪神ちゃんの友人の魔界の住人や天界からの天使などが加わって人間界でドタバタコメディを繰り広げます。

まずは問題のご当地コラボ回についてですが、正直結構つまらなかったかも〜というのが本音です。別に多少ご当地名所紹介したりとか、食べ物の紹介とかあっても良いと思うんですけど、今回のご当地コラボ回ってホントにご当地紹介して終わってるだけなんですよね。これ邪神ちゃんでやる意味あるん?というのが正直なところでこれが4話もあるのって相当なダメージだったな〜って印象です。

そのあとのエキュート、アトレが登場する回とかはちゃんといつものギャグアニメらしく戻ってくれていて、その他のキャラクターとの絡みとかも有りつつ良い感じのアニメ化でしたが、如何せんこの2人の登場が後半すぎて3期の目玉展開にしてはちょっと華がないな〜とも感じてしまった部分も無きにしも非ずです。

ただ、ご当地コラボ回が中盤だったおかげで始めと終わりは原作準拠通りの内容でちゃんと今まで通りの面白さがあったことから終わりよければすべてよし理論でこの位置に踏みとどまったかなと思います。今まで同様にOPはhalcaさんと鈴木愛奈さんのコラボ曲で安定のドカ湧きって感じでEDも良い感じの雰囲気の曲なので楽曲関連もプラス材料でした。

 

シャドーハウス 2nd Season(2期)

確かにまあ面白いといえば面白いんですけど1期ほどかというとそうでもないような感じはしちゃうんですよね。もちろん視聴者側が慣れちゃうっていうのもあるんでしょうけど、それだけで全て説明がつかないような感じもします。
1期のアニオリ展開での終わり方はとりあえず置いておいて2期は何事もなかったかのようにスタートしましたけどこの辺はアニメのみ勢からすればそこまで違和感もなかったようには思うので問題ないと思います。2期では大目的として亡霊事件の騒ぎを起こしている犯人の捜索と謎の人物「ローブ様」の正体を探るという展開になっています。2期は全ての尺がそこに使われているため、視聴者視点では事件の真相が明るみに出る終盤までは物語が進展しているのか非常に解りづらい部分があり、退屈に感じる部分もありますが、流石に最後のローブ様の正体が明らかになり、亡霊事件の真相も明らかになったことで犯人である人物(誰かっていうのを書いたらもう2期見なくて良くなっちゃうので流石に伏せときます)がどういった動機・思想を持って事を起こしたのかというところが分かってくると面白くなってきます。この作品全体としては明らかに面白い作品という評価になるんですけど2期のアニメ化部分がアニメとしては盛り上がりポイントが少なかったのがしょうがないとはいえ響いているかなという感じです。

でも1つだけ気になってるのは2期のOPって結構ワイワイ系みたいな曲調でPVの雰囲気とかダンスもいかにもワイワイ系なんですけどこれこの作品に合ってます?

 

東京ミュウミュウにゅ〜♡(1期)

あ〜ホントにこのアニメが大好きすぎます。普通にキチガイみたいな行動ちょくちょく挟まるの少女漫画原作にありがちなのかもしれない。

元々は2002年から2003年に朝の時間帯で1年かけて放送された作品だったのですが20年の時を経てリメイクということで今回深夜帯で放送されたって感じです。明らかにターゲット層は旧作を見ていた年齢層なので本当は旧作を踏まえた上で評価したいところでしたがさすがに52話も見る気が起きなかったので今回は許してください。

内容としては地球の動物たちに寄生してキメラアニマという生物兵器を創り出し、地球征服を企むエイリアンに対抗するために、主人公の桃宮いちごたちは絶滅危惧種動物の遺伝子と合体して「ミュウミュウ」として戦うことになるという話です。ただこれすごいのがいちごたちは別に望んでないのに勝手に動物の遺伝子打ち込まれてなしくずし的に戦えと言われて戦わせられてる上に、エイリアン全滅させないと打ち込まれた動物の遺伝子が退化しなくて、心に負荷がかかった時に動物化するよ〜とか言われて半ば強制的にミュウミュウやらされてるんですよね。現代生まれの作品だとなかなかないめちゃくちゃな思考しててホントに嬉しくなります。

いちごには良い感じの仲のボーイフレンドの青山くんというキャラがいて、2人でのデートのエピソードもあったりするんですが、この青山くんの序盤のある言動がホントにヤバすぎて危ない人なんじゃないかと思っちゃいます。その辺にいる猫の首輪取って(え?)、いちごの首につけた(え?)後で、「いちごには鈴付けとかなきゃな」って言う(え???)っていうトリプルコンボでホントに頭おかしくなります。20年前だったらこれって許されてたんかな。

定期的に異常行動が見られるといえば歩鈴なんですけど、コイツだけ猿の遺伝子打ち込まれて脳も退化してるだろ。ホントに脈絡のないキチガイ行動が多すぎてシンプルに不快になったのはマイナスポイントでした。他のキャラとしてはみんとはめちゃくちゃ可愛いし、自分の心とかに芯を持っているタイプでホントに良いキャラでした。最終回とか最早みんとが主人公だったし。れたすはホントに名前がスゴくてコイツだけ絶対にプリンアラモードに存在しない食物の名前なのがめちゃくちゃすぎます。EDの歌詞のザクロプリンイチゴレタス(異物混入)ミントでホントにめちゃくちゃです。最後にざくろさんなんですけど〜、加入が最後ということもあり満を持しての登場だったんですけど、ホントに演技が棒でこっちがぐちゃぐちゃです。セリフ文字起こししたら全部が半角カタカナです。OPの個人歌唱パートですら「ミルクティーヲプレゼントー」なんですもん。これで逆に2期になってめちゃくちゃ演技上手くなってたら寂しいのでざくろさんはこのままでいて欲しいです。

マジでこの作品って総合的に見て、実況での盛り上がりポイントが多すぎてみんなで見るのが楽しすぎました。キチガイ成分の含有率が見ていて不快にならないギリギリの絶妙な塩梅すぎてホントにスゴいです。2期も決定しているのでホントにホントにめちゃくちゃ楽しみですね。

 

シャインポスト

売れないアイドルグループがとあるマネージャーくんとの出会いを機にグループや個人が抱えている問題に向き合って、人気アイドルグループを目指していくという典型的なアイドルアニメって感じです。

この作品、典型的なアイドルアニメではあるんですけど物事を視聴者に提示する順番っていうのが良く考えられていて、そこから上手い感じに作品の展開をしているのがスゴく良かったな〜という印象です。マネージャーくんが「TiNgS」のマネージャーとなった時はメンバーは3人しかいませんが、OPを見ればゆきもじの2人が加入することは明白であり、いつどのような形で加入するのかということに注目しますが、話が進んでいき、春の過去が明らかになってくるとともにゆきもじの2人も元は「TINGS(グループ名の本来の由来はメンバー5人の苗字のイニシャル)」のメンバーであって春にアイドルとして本気を出させることができる存在になるべくライバルユニットとして分裂した経緯があったことが後から明かされるという組み立ては一定の驚きを視聴者に与えてくれて良かったと思います。終盤の「HY:RAIN」絡みのエピソードでテンポ的な足踏みをしてたような感じは少しありましたが(特に11話とか)、最終的には上手くまとめてくれたという印象が強かったのでこの評価としています。

各人の個性とかもそれぞれわかりやすい部分でマネージャーくんの人の嘘がわかる能力(嘘をついてる人が光って見えるので絵面はシュールですが)を始め、春のアイドルとしての天賦の才、理王は歌、雪音のリーダーシップ、紅葉のダンス力といったところが強調されていたと思います。だからこそ逆に際立った個性のない杏夏という存在にも個性がないという個性が付き、その事に関して葛藤する杏夏自身の様子を描くエピソードとかもあるのがちゃんと考えられているなと感じました。あ〜でも雪音の1人称が私様なのは流石にヤバいです。個性とかキャラ付けとかそういう次元じゃなくて普通にそんな1人称使ってるやつ今までで1度も見たことないって。

アイドルアニメでは肝心のライブシーンですが、特にダンスの動きが素晴らしく手描きならではの良さがありましたね。手描きでのライブシーンがある作品ってどんどん少なくなっていますが、全力の手描きのライブシーンには3DCGでのライブシーンはまだ遠く及んでないと思っているので、まだまだ消えて欲しくない文化だと思っています。

 

神クズ★アイドル

楽して稼げそうという理由でアイドルになった怠惰な主人公の仁淀ユウヤと神アイドルながら人気絶頂の中で不慮の事故で亡くなったアイドルの最上アサヒの幽霊が出会い、ユウヤは自分の代わりにステージに立ってもらうために、アサヒは死後もアイドルとしてステージに立ちたいという2人の利害が一致したことでユウヤの身体にアサヒが憑依してアイドル活動するという作品です。

男性アイドル物でありながらも性別問わずに楽しめそうな作品となっているのはスゴいな〜と素直に思いました。特にアイドルアニメなんていったら基本はターゲット層は異性ファンになってしまうので、男視点から見ても楽しめたのが良かったですね。特に主人公のユウヤがいわゆる熱血系ではなくむしろとんでもないレベルの怠惰なタイプの人間なので見ていてあまりウザったく感じないのが良かったのかもしれないです。ユウヤとアイドルユニット「ZINGS」を組んでいる吉野カズキもおっとり系なので、メインキャラの中で熱血タイプが女の子キャラのアサヒだけなのがバランスとして良い感じでした。頑張っている女の子は素直に応援したくなるので。

その他のキャラとしてアサヒの大ファンでアイドルグループ「Cgrass」のリーダーの瀬戸内ヒカルやメインキャラとの直接の絡みはないものの準レギュラーとして登場する仁淀ユウヤファンのモブ女性3人衆などのキャラが作品を盛り上げてくれていて良かったですね。現実の女性オタクも飲み会でこんな話してるのかな〜って思うとちょっといやですけど。

ライブシーンに関してはOP映像も含めて3DCGだったのですが、絶妙に出来が悪いような感じがあるというか、普段の絵と質感が結構違う感じがあってちょっと残念でしたね。最終回にシンプルにZINGSのライブで尺全部使って、本編に使われた挿入歌も含めて色々な曲やってくれたのはホントに良かったです。

 

A(80~89点)

デリシャスパーティプリキュア(第2・3クール)

年間通しての放送なので他との放送スケジュール的なバラツキはあるのでとりあえず9月までに放送されたエピソードの時点での評価です。

この期間の大きな出来事といえばキュアフィナーレの加入でしたね。敵組織の女幹部キャラがプリキュアとして加入するパターンって結構久しぶりな気がします。ブンドル団のジェントルーの正体はゴーダッツによって洗脳されていた、ゆいたちの学校の生徒会長の菓彩あまねであり、洗脳が解かれた後は自身の犯した罪に苛まれ、プリキュアの素質があるということで一緒に戦って欲しいというゆいたちの頼みも断っていましたが、幼少期の想いとゆいの説得によりキュアフィナーレとして覚醒し、プリキュアの一員としてブンドル団と戦う仲間となりました。

大きな出来事はこの部分ですが、拓海やコメコメのエピソード、更にはローズマリーのエピソードまであったりと個別キャラにスポットを当てた回というものが結構あったりするので大筋以外の部分もしっかりと楽しめます。

ここから終盤に向けてどうなっていくかというところで変化を生み出すためにどんな展開に持っていくのかは難しい部分があるとは思いますが、しっかりとこの辺は上手いことやってくれることを期待してます。

 

うたわれるもの 二人の白皇(3期第1クール)

あ〜利根健太朗さんにホントに感謝です。だってマジでハクの声が藤原啓治さんに聴こえる時があるんだもん。

前作偽りの仮面から6年の歳月を経てうたわれるものシリーズ3部作最終作が満を持してのアニメ化です。原作ゲーム自体は2016年秋の発売(偽りの仮面原作ゲーム発売から1年後)なので、本来こんなに間が空いてしまうのは不本意だったとは思いますが、メイン2人の声優を欠く時期が長く続き、結果ここまで期間が空いてしまったのは前作をリアタイしてた人間からすると待ちくたびれてしまった感じは正直あったと思います。今作をアニメ化するにあたりハクの声優もオシュトルを演じた利根健太朗さんを代役とする形で最後までやりきるという意気込みを見せてくれたこともあり、意外と序盤から安心して見ることができたと思ってます。正直、半ばテキトーにアニメ化されてグダグダ感丸出しになる可能性もあったので、とりあえず良かったです。

前半となる第1クールはオシュトルの代わりにヤマトの未来を託されたハクが皇女の座を追われたアンジュの帝都凱旋を果たすべく、2代目オシュトルとしてアンジュの味方を集めるというエピソードが中心です。その中でルルティエやノスリ、アトゥイといったサブヒロインたちとの個別エピソード回もしっかりとあるのがわかりやすく面白い展開でした。特にハクはネコネとウルゥル・サラァナ以外に自身がオシュトルの代わりとして生きていることを伝えてはいないので、その辺りの部分が話が進むにつれ徐々に周りにも勘づかれていく感じが堪らないですね。堂々と正体を告げることになった時には絶対に感動で泣いちゃうの分かりきってますもん。

あとは楽曲の使い方がホントに良すぎて、原作ゲームで同じタイミングで流れた名曲をアニメでも再現したりしてるんですけど、アニメのみしか見ていない勢も前作で使われていた楽曲がここぞというタイミングで流れてくれるので大盛り上がりできます。マジでこの辺の演出のことは原作勢もアニメ勢もドカ湧きできるような感じで考えてるの制作陣に感謝です。

第1クールはサブヒロインに関する内容が多いんですけど、この作品の真のヒロインはクオンなんだよな〜っていうことを第2クールで存分に描いてくれることを期待してるのでホントにめちゃくちゃ楽しみですね。最終盤での特大の盛り上がりに向けて第1クールは徐々にエンジンかけてるような状態なのでとりあえず現段階では控えめにこの評価ってことにしときます。

 

リコリス・リコイル

いや、確かに良作なんですよ。作画もしっかりしてて千束とたきなを中心とする喫茶リコリコの日常パートとかは大満足なんです。でもでも終盤の方の内容を見て今期圧倒的トップって言えるかって言ったらそれは正直違うだろ〜って言いたくなります。ホントにオタク特有の逆張り理論って言われてもしょうがないんですけどねこれ。

内容としては日本の犯罪・テロを未然に防ぐために学生としてカモフラージュされた秘密組織「リコリス」のメンバーである、たきながとあるミッションでの独断行動を機に配置替えとなり、主人公の千束と出会うところからスタートします。最初の頃のたきなは千束の人となりやリコリスの一員としての考え方に対して理解を示さず、あくまでも本部に返り咲くことを目的して、喫茶リコリコの面々にも心を開かなかったのですが、千束とのミッションを通じて、彼女の生き様を理解することで徐々に仲を深めていくという感じがホントに良かったと思います。こういう百合とは違いますけど女の子同士の友情以上の信頼関係を築くような作品はホントにみんな大好きだと思います。そういう秘密組織の日常パート感あった序盤中盤はマジで今期トップだったのはそうだと思います。

ただ後半にかけて真島さんを絡めたガチのシリアスパートみたいなのが始まっちゃってホントにそういうの求めてないのに〜ってずっと叫んでました。真島さんはちょいちょい顔出して小物でもなく大物でもない絶妙なバランスのポジションに収まってくれるのが1番良かったのに。真島さんの存在がいいスパイスとなって、この作品の日常とシリアスのバランスを取ってくれていたのに最後でシリアス路線に偏っちゃったらしい。というか後半のシリアスパート普通になんか設定とかガバがあったりとかしてこれってどゆこと〜?ってかなりなってましたけど、良い感じのタイミングでEDの「花の塔」が流れて、ドカ湧きして名作ぶってくるのでそこで全てどうでもよくなります。これ実は花の塔が名曲すぎるだけだろガチで。

 

メイドインアビス 烈日の黄金郷(2期)

時系列的には1期のあと劇場版があって、そのあとのエピソードとなっています。具体的には深界六層の「成れ果て村」でのエピソードが中心となっています。

成れ果て村に滞在してる間のエピソードで1クール丸々尺を使っているので、今までのメイドインアビスのリコたちが冒険してる感というワクワク感は少し薄れてしまいますが、それを抜きにしても今期でトップクラスの内容の面白さでした。単純に成れ果てたちとリコたちの絡みや成れ果て村での「価値」とそれに付随するルールといった日常的な側面と、どういう経緯でアビスの深層六層に成れ果て村という文明ができたのかという由来を過去のワスギャン、ヴエコたち黄金郷の探索隊のエピソードを本編と並行して語ることで明らかにしていき、しっかりと本編の内容と繋がっていく構成なのが上手いと思いました。

今作はリコよりもレグの方にスポットがあたるシーンが多くあり、成れ果て村を巡って過去の記憶がないレグと過去のレグを知る「成れ果ての姫」ファプタとの対立からくる戦闘シーンがあったり、その他アビスの原生生物から成れ果て村の住人を守るために戦ったりと見せ場が多かったです。ナナチに関しても途中ずっと寝てましたけど終盤でその分しっかり取り返す活躍をしてくれたのでホントに良かったですね。

ホントにめちゃくちゃ面白い作品なんですけど評価がこの位置なのは単にこの作品表現的な問題で人を選んじゃうってのがあるんですよね。原生生物の身体とかがぐちゃぐちゃの死骸になったりするのはまだマシで、普通に人間の身体がぐちゃぐちゃになったりするのってダメな人はダメなんでここだけはもうしょうがないんですよね。ここの表現の手を抜いちゃうと面白さが減っちゃうと思うんですけど、かといって人を選ぶ表現がここまでいっぱいあると2022年夏アニメトップにすることもちょい厳しいな〜ってなっちゃうんですよね。その辺を加味して大体87点くらいのイメージで考えておいてください。ホントにグロ耐性の有り無しが大きく左右しちゃうのはあると思います。

 

Engage Kiss

主人公のシュウが超強い悪魔のキサラと契約して、過去の妹のカンナが行方不明となった事故の真相を調査するために街の悪魔退治をするといったようなあらすじです。

いや、個人的には結構好きなタイプの作風ではあったんですけど最終的にこんなに伸びるとは思ってなかった部分もあるので嬉しい誤算という感じです。まあ、内容的にはエロゲっぽいストーリーという感じですけど実際エロゲのストーリーって面白い物も多いと思ってるので多少の好みはあれど、自分たち世代のアニメファン層はめちゃくちゃ懐かしい気分になれると思いました。メインヒロインはシュウと契約してる悪魔のキサラであって、力の代償としてシュウの記憶を奪う際にはキスによってそれを行っていたりと作中ではシュウと1番肉体的接触があります。他にもアヤノさんやシャロンといったサブヒロインもいて、ちゃんとシュウと過去に何らかの関係があるのもエロゲっぽい感じの話だな〜と思います。シャロンとか過去にシュウに毒盛られてるわけですけどその方法(ここには諸事情で書かないので知らない人は本編で確認してください)がホントにヤバすぎるせいでいつまでもこれでイジれるもんな〜マジで。

終盤、シュウがキサラの力を借りて記憶をどんどん失っていき、最後はキサラのこと意外を忘れてしまうということになってしまう中でこれ最終的にどういう形で結末を迎えるのかっていうのがスゴく気になる感じで進んでいたので盛り上がりもかなりありましたね。シュウの記憶が完全に失われてしまうパターンとかシュウが死亡してしまう終わり方とかも予想していましたが、結論としてはシュウの記憶も戻り、キサラもカンナもちょっと変わった形とはいえ日常に帰ってきて終わったのはこの作品らしいワチャワチャした感じの終わり方だったと思います。

悪魔退治する業者を選ぶ際にオークションで落札する形になっていましたが中盤から他の業者の存在とか全然出てこなくてそこは残念だなとかって思ってたんですけど、終盤で程良く見せ場があったのも存在忘れられてなくて良かったって思いましたね。基本ふざけてるようなアニメではありましたけど、こんな感じでちゃんとすべきところはちゃんとしてたな〜という印象がスゴくありました。

あとOPの「誰彼スクランブル」とEDの「恋愛脳」なんですけど、めちゃくちゃこの作品に合った曲なのでより作品の雰囲気が良い感じになっていたと思います。

 

連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ

ウィッチーズシリーズの最新作ですが、今までの501や502とは異なり、戦闘部隊ではなくて音楽隊という特殊な立ち位置のメンバーのエピソードを描いているというのが特徴です。

時代背景的には501シリーズ1期と同時期(ガリア解放前後)となっており、そこの時期の世界情勢に即した内容となっており、他シリーズのキャラとの絡みもあったりします。シリーズの通例通り部隊の各キャラそれぞれにスポットを当てた個別エピソードで基本進んでいく構成ですが、今作は音楽隊ということもあり、各話のサブタイトルの名前を冠する挿入歌もあったりするのはより物語を良い物へと昇華させています。

特に主人公のジニー関連のエピソードというのはホントに素晴らしい内容で、使い魔の鳥の「モフィ」を仲間の元に返すために旅をしていたのですが、いのり、ミラーシャとの出会いを機に音楽隊に参加することになります。本来、ジニーの能力では「ナイトウィッチ」の基準には満たず、軍人としてのウィッチとして前線で戦うようなことはなかったのですが、音楽隊での活動を通じて能力が開花し、前線への配属替えが決定した直後に、ガリア解放の報せが入り、ガリアの地でモフィの仲間と遭遇したジニーはモフィに別れを告げ、ウィッチとしての力を全て失います。前線への転属予定から一転して、音楽隊からも去ることになったジニーでしたが、帰路の中で今までのルミナスウィッチーズの公演で出会ってきた人たちの声や想いを知り、例えウィッチでないとしてもルミナスウィッチーズの一員でありたいと決意し、ガリア解放記念式典での公演に向かうという最終回は本当に感動させられるシーンでした。

他にも7話とかはストライクウィッチーズ1期6話と内容も繋がっている部分もあり、エイラの家族に関しての伏線が回収されたりとシリーズの今までのファンも楽しめる要素があって、シリーズ物としても高得点といった感じです。

ホントにウィッチーズシリーズでありながらアイドル要素を取り入りて、非戦闘員としてのウィッチの在り方を描いてくれたり、今までの501で語られなかった部分を描いてくれたりと前線以外での人々の戦いを意識していたのがとても素晴らしい作品でした。

 

Extreme Hearts

あ〜ホントにこんなに素晴らしいアニメが存在していいんだ〜 マジで真面目にこれ見てない人人生半分以上損してるのでこんなブログ読んでる暇があったら今すぐエクハを視聴してください。

舞台は近未来の日本で「エクストリームギア」という身体能力を向上させるスポーツ用の装備が登場し、これを装着して既存のスポーツを行う「ハイパースポーツ」が流行しており、その中でも女性アイドル芸能人が参加するハイパースポーツの大会「Extreme Hearts」に主人公のシンガーソングライター葉山陽和が参加することになり、試合に勝利することで得られるライブステージでのパフォーマンスの権利を目指して、大会のメンバー集め等を行いながら、試合に臨んでいく過程が描かれています。ホントに競技の内容は多種に渡り、サッカーにバスケに野球、その他多数です。ただエクストリームギアの身体能力向上の作用は凄まじいので普通のスポーツではなくどちらかといえば超次元スポーツバトルを想像してもらう方がイメージに近いと思います。このスポーツのシーンも結構アツい展開が多くて、単なるアイドルアニメの浅いスポーツ要素みたいな感じで甘くみない方がいいです。陽和がリーダーのチームであるRISEのメンバーそれぞれの練習の成果や活躍のポイントが描かれているのでホントに面白いです。

また、ライブステージのシーンもめちゃくちゃ良い感じに仕上がっていて、作中での挿入歌の使い方もピカイチっていう印象でした。特に最終回のライブシーンなんかは全話通じて大きく感情が動く様子のシーンが全くなかった陽和が唯一涙を流し、今までの感情を爆発させるシーンであったりするのでそこでの演出も超必見です。

いや、マジでこのアニメって他にもめちゃくちゃ良いポイントいっぱいあるんで是非とも自分の目で確かめて見て欲しいってところもあるんであんまりネタバレみたいな部分は書かないんですけど、ホントにホントに2022年全体を通しても多分1番好きなアニメになったと思うので、見てない人は絶対に見てください。

余談ですが、dアニメストア等には番外オマケコーナーとしてExtreme Hearts S×S×Sというミニキャラによる短編が各話毎にあり、これを本編と交互に見ることでより楽しめたりします。別に評価はアニメ単独でS×S×Sは含まずこの位置にしているのですが、これも見るとよりエクハの世界観を楽しめますね。本当はあと公式が出してるのRISEのブログも見て欲しいんでホントいっぱい見なきゃいけないところがあるんですけど、絶対この作品はアニメ以外の媒体も見た上でアニメを視聴した方が100倍オトクです。

exhearts.com

 

S(90点~)

サマータイムレンダ(第2クール)

本当に面白い漫画原作の作品を本当に理想の形でアニメ映像化してくれた素晴らしい例でした。原作を読んでいない立場の視聴者からしてもこの作品は話が面白いから評価されており、その結果アニメ化するに至ったのだと感じることができますね。

第2クールは澪の影が仲間になる展開やシデの正体が明かされる展開を経て、今までの伏線等を全て回収する怒涛のラストが待っているという感じでした。物語の謎に迫る推理パートにおいては慎平たちが真実に迫ることで物語全体について分かってくる面白さを視聴者側も体感できたと思います。また、慎平視点と三人称視点のシーンを上手く使い分けることで、慎平が知っている情報とそうではない情報を上手く視聴者に理解させる構成も上手いと思いました。第2クールは戦闘シーンも多くなりましたが、単純な戦闘シーンだけでもとてもクオリティが高く、話も面白いかつアツい戦闘シーン等で見映え的にも面白いというほぼ完璧な作品だったと思います。

内容についてのネタバレはあえてここでは触れないようにしましたけどこの作品は最後まで見たからこそ改めて最初から見ることで発見があるタイプの作品であると思いました。普段から自分は1回の視聴で理解できないような作品は情報量が多すぎると主張していますが、この作品のようなパターンは、1回の視聴で把握漏れするような要素があっても理解できるかつ最初から見直した時に1周目の視聴では気づかなかった部分に目がいくようになるという意味でいくとだいぶ意味合いが違うと思います。この作品はタイムリープ物であることもあり、最後まで見た後にもう1周したいと思わせる要素が多くあるのもあるかなと考えています。こういった視聴者それぞれの理解度に応じて様々な楽しみ方ができる作品は過去にもそう多くはないこともあり、それを実現してるこの作品は間違いなく2022年春~夏クールにかけてトップのアニメと言って差し支えないと思いました。

 

 

 というわけでここまでが2022年夏アニメのB~S評価の作品でした。Sが1作品、Aが7作品ということで、一見するとここ数年でも類を見ないレベルの不作クールだったようにも見えるのですが、放送時期のズレがあると当然終了時期の足並みも揃わないため、風都探偵の最終回のMXでの放送を待っていたら11月になってしまいました。(最終回から2週間ほど立っているのは自分の都合もあるので許してください)となると、2022年秋アニメももう既に中盤に突入している訳ですが、個人的な都合で12月はもしかしたらアニメ全然見ることが出来ない可能性があるので、2022年秋アニメ感想は明らかな手抜き記事が出てくるかもです。あと春アニメの感想の時も書きましたが、見るつもりだったのにまだ全く見てないシャドウバースFは今度こそ手遅れにならないうちに1話から見ていこうと思います。

次回は近いうちに2022年度(4月~9月)に見た映画・過去作等の感想の番外編シリーズの記事を出すつもりです。こっちがさらに遅れてしまったのは全部BLEACHを全話見ていたせいなんですけど、詳しいことは記事本編に書きます。