rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

2021年秋アニメ(個人的)総決算 前編

 どうも、ルビジウムと申す者です。少し(?)遅れてしまいましたが2021年秋アニメの振り返りということで、総決算と題して個人的な感想・評価を述べていきたいと思います。

 

 2021年秋アニメは放送開始時の序盤の高い期待値に反して、あまり伸びてこなかった作品が多かったなという印象です。特にアニメオリジナル作品に関しては最初期待感高かったのに、終わってみると1番面白かったのが序盤みたいな作品もそれなりにあった気がします。逆に放送前はほとんど注目されてなかった作品が思わぬダークホースになる感じもあったと思います。

 

 おおよそ自分がどのような基準で評価してるかについては以下の記事を読んでください。(大きく考えは変わっていませんがアップデートは必要な内容なので気が向いたら更新します。) 作品の面白さを最終的に判断するのはやはり人間なので、放送時の流行であったり、社会の情勢といった外的要因が与える影響を考慮して、それを含んだ上で評価するべきだよねというのが自分の考えです。この記事はあくまでもそういう側面を含んだ上で評価をつけているということを念頭においてもらえるとありがたいです。

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 この記事では評価E~Cまでの作品について書いていきます。あくまでもアニメという媒体として見た時の個人的に付けた評価なので、そういった内容だと理解した上で読んでもらえると幸いです。何を持って良しとするかは人それぞれなので。

 

 ここからはネタバレ等もあるので注意してください。(22年冬クール以降に続く作品に関しては21年秋クール時点での暫定評価です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

E(~49点)

異世界の門 紡がれる絆と共鳴する生命(9~12話)

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 全異世界の門ファン待望の今作ですが、およそ半年ぶりの開門となりました。明らかに初期と比べて作画や演出のレベルも声優の演技のレベルも進歩はしてますが、やはりアニメーションといえるかと言われるとかなり怪しいのはいつも通りという感じです。逆に突然紙芝居じゃなくなったらもはやこれは異世界の門じゃないってなると思います。内容的には玲香一行が世界各地を巡り、精霊たちと契約していくという展開がメインですが、精霊たちとの契約の際に玲香のところどころ理系チックな側面を垣間見ることができたので面白かったですね。玲香の両親の真の目的も明らかになってきていよいよ物語も佳境を迎える段階まで来てるので次シーズンも楽しみですね。

 

 

D(50~59点)

MUTEKING THE Dancing HERO

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 いや、流石にこの令和の時代にこのノリを持ち込んで他の作品に挑むのはなかなか難しいと思いましたね… 作中の音楽とかの感じは結構良いんですけどそもそもストーリーが面白いかと言われればかなり微妙な感じはしてしまいます。例えば、アイダさんが実はオーロラっていうのは視聴者視点からすればすぐに予想がついてしまう訳で、そういったいくつかある簡単に予想がつく展開を良い意味で大きく裏切ることがなかったので結局見ていていまひとつ盛り上がりに欠けたなぁという印象です。やりたいことは分かるんですけどイマイチ単調すぎて、12話の尺を最大限に上手く使えてないように思いました。圧縮すれば6話くらいで済みそうな感じでした。加えてところどころ理解が追いつかないことが起こってそれはそういうものかって視聴者に委ねることが多かったように感じました。特に最終回は色々起こりすぎてもう宇宙って感じです。他人にオススメはしたりしないですがとてつもなく興味深い作品ではあったと思います。

 

進化の実 ~知らないうちに勝ち組人生~

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 なんだこの魔作は… 作画の感じといい、やってることのノリといいさながら20年前のファンタジーギャグ作品を見ているようでした。(20年前にそんなジャンルのアニメが存在してたのかもわかりませんが…) キャラデザとしてはまず第一に顔に対して目の大きさが大きい気がするんですよね。昔の少女漫画みたいな感じです。展開に関しても明らかにn番煎じみたいなテンプレ異世界転生して無双するタイプなんですけど、作中で用いられるパロディやらネットスラングやらが多すぎてツッコミが追いつきません。コンプライアンスの感覚も20年前の作品みたいな感じでした。これ文句言われてもしょうがないでしょ… 正直作中で真面目な方向で見てもギャグ的な方向で見ても共に意味のないシーンが多すぎるので何も考えずに見た方が良いです。画面に映っている物やキャラクターのセリフが異常に笑えてくることはあるのでホントに突き抜けています。この作品のせいで他の作品でも花びらが舞っている演出で笑っちゃうようになってました(病気?) 正にDランクの王とも言うべき貫禄のある作品でした。

 

 

C(60~69点)

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

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 ホントに序盤のスローライフアニメを返してください。元勇者パーティの主人公・レッドが想い人のリットと共に辺境の土地で薬屋としてのんびりと過ごすみたいな話です。だったはずなんです… 中盤までは基本スローライフしてましたし、リットがホントに可愛くて萌え萌えなんですが、後半勇者パーティ絡みの話がどんどん絡んで来るようになってから歯車がおかしくなった気がします。よく分からない近代的な謎の施設出てきたり、ずっとアスラデーモンとかいう他人に変身できる敵と戦ってたりしてどんどんスローライフという要素がどこかにいってしまいます。いや、最終回はなんとか勇者兼レットの妹ことルーティも加わって萌え萌えスローライフやってくれるんですけどね。ホントに序中盤のノリで最後までやってくれればすごく良かったのにスローライフを放棄したために印象が悪くなってしまった気がします。あとは加護っていう面白い設定があるのにそれを微妙に活かしきれてない感ももったいない気がしちゃいます。こういうテーマがブレブレのアニメは評価的に低くなりがちです。

 

テスラノート

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 エクスアームの意志を受け継ぎし3DCG作品です。3DCGのクオリティで言えばエクスアームよりも上ですが、制作の途中で労力が尽きて3DCGじゃない普通の2D絵が混じりまくるようになります。別にそのこと自体が悪いわけではないですが、明らかに違和感ある感じで2Dと3Dが混在してしまうのでやっぱりエクスアームの仲間なんだなぁ…ってなってしまいました。ストーリーはテスラの欠片というヤバい代物を回収する民間のスパイ組織に所属する忍者の少女・根来牡丹と相棒の田中クルマの話です。いや、1つ目のテスラの欠片の話までは普通に良作かと思わせてくれるんですよ。ただCIA出てきた辺りから作画も苦しくなり、ストーリー展開も若干ガタがきてしまうのが悲しかったですね。最終回なんて作画ボロボロな上に今までの話に登場してない残留思念を見せるとかいう新規テスラの欠片も出てきてかなりご都合主義感出てしまってます。(1つ目のテスラの欠片でラスボスを倒すのは展開として良かったと思います。) 面白くなれる要素は秘めていただけに制作のマンパワーが足りずって感じが出てたのがすごく勿体無いなと思いました。

 

魔王イブロギアに身を捧げよ

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 今期何故か2作存在した僧侶枠の新たな時間(金曜深夜)の方です。異世界転生×BLという一言でわかりやすい設定でした。ガタイのいい、主人公の〇〇が受けで美少年で普段は気弱な魔王が攻めという感じのギャップを狙うタイプのBL作品であり、特別異世界転生要素が大事という感じの作品ではないです。色々とツッコミたくなる展開もありますが、何も考えずに見てるのがちょうどいい感じかなとは思います。所詮は5分枠なんで。

 

境界戦機(第1クール)

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 いや、これもうガンダムじゃん。制作もサンライズ系列だし。ストーリーとしては諸外国に干渉受けまくって被占領下となった日本が舞台で、ひょんなことから主人公のアモウがAMAIN(アメイン)と呼ばれる人型戦闘機に乗り、反乱軍として戦うことになるって感じの話です。結論から言うとこれ名前違うだけでガンダムです。ガンダムAGE的などちらかといえば対象年齢層が低めを意識して作られた感じがある作品な気がします。今期はロボット物がすごく多かったのでストーリーの良さとか戦闘の作画とか何らかに秀でたところがないと埋もれてしまう感ありますよね。途中で何の意味もない村作り回とかあったりして、終わり方もはぐれ無人機とアモウが相打ちになって終わってしまいましたし、これ第2クールなかったらホントに救いがなかったです。とりあえず第1クールの評価はかなり低めです。

 

マブラヴ オルタネイティヴ

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 誰もが1度は耳にしたことがあるビッグタイトルのアニメ化ということなんですが、これ前提知識ないと普通に無理です。というのもマブラヴには無印とその続編のオルタナティヴがあり、無印版はEXTRA編(白銀が最初にいた世界でのラブコメ物)とUNLIMITED編(BETAによって人類が危機に陥ってる世界での物語)となっているらしいのですが、そもそも無印はゲームやらなきゃいけないのでハードルが高いです。一応アニメオルタナティヴでも無印で白銀が体験した2つの世界のことは触れてはくれますが流石に説明不足感が否めません。それでいてオルタナティヴの第1の山場シーンであろう(原作のこと何も知らないので間違っていたらすみません)日本国内でのクーデターまで話を進めたいがために明らかに序盤の展開を超圧縮してる気がします。序盤の展開がよく分からないままにクーデターが起こり、人同士で戦争始めたんでシリーズ知らない人からすれば何やってんだアイツら…ってなってしまいます。白銀がUNLIMITED編冒頭にタイムスリップしたところから物語は始まってるというのはわかるのですがそもそもUNLIMITED編がどのように終わったのか知らないので視聴者にかなりの想像を要求するのが無理がありました。当然まだBETAとの戦い全然してないんで2期も決まってるんですけどそもそも2期で終わるのか問題も結構あると思ってます。ちなみに作画は今期のロボットアニメの中で最上位の部類に入ると思うのでそういった点は評価できると思います。

 

さんかく窓の外側は夜

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 ジャンルとしてはミステリーホラーBL物って感じですかね。属性盛りすぎな気もしますが… 霊が見える書店員の三角康介と除霊師を名乗る男冷川理人の2人を主人公とした作品です。(という風に自分は思ってますけど違うのかも知れません) 基本的に序盤は三角と冷川の2人でタッグを組んで霊に関する事件の解決がメインとなっており、中盤にて非浦英莉可という悪意を持って「呪い」を人間に差し向けている人物の存在が明らかになり、最終的には諸悪の根源とも言える新興宗教団体との対決、ひいては三角と冷川2人にまつわる過去との決着という流れになっています。やりたいことは伝わってくるので中身としてつまらなくはないのですが、いかんせん霊やら呪いという物の説明が不十分な点があるような感じで何が起こったかよくわからないけどとりあえず解決したっぽいみたいなことが多々起こるのが結構難しい部分だったと思います。そもそも霊とか呪いに明確なルールや原則が存在するとも思えないのでその辺は言ったもん勝ちな気もしますが、せめて終盤に三角が謎の浄化能力を使えるようになったことについてはもう少し説明が欲しいです。ガチでアレは何?逆に半澤刑事の霊的なものを全く信じてないから呪いの類いは効かないってのはわかりやすいと思いました。半澤さん最強?ミステリーホラーとは言うもののわかりやすくトリックを解決するようなことをする感じではなく、霊を除霊して基本終わりなのでミステリー要素を期待してた人からすると微妙かもしれません。逆にBL要素は結構良い感じで最後の回収まで繋がっていたのでそっちの目的で見るのは結構オススメできます。

 

メガトン級ムサシ

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 またまたロボットアニメです。人類が宇宙人に攻められて地球はほぼ滅んでおり、生き残った人類はその事実の記憶を消されて宇宙船型のコロニーに住んでるって世界の話です。この作品特に主人公のヤマトと宇宙人の姫のアーシェムの恋愛要素ですね。敵同士で恋に落ちるっていうの定番ではありますけど非常に良いですね。戦闘描写に関してはまあ特別目を見張るものがあるかは微妙ですけどカブキファンクションっていう必殺技要素があるのは結構わかりやすい感じで良かったと思います。南司令が実は宇宙人だったことは結構衝撃展開でしたけど1期の終わり方的にまだ色々と仕込んでる伏線とかあるのかなって思います。ただコンテンツを長続きさせる能力が異常なまでに低いレベルファイブなんで2期が少し心配です。

 

サクガン

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 え〜、期待値に反してってことで言えば2021年秋アニメの中でもトップクラスの期待外れ枠だったと思います。メメンプーが見る不思議な夢の場所を追い求めて父親のガガンバーらと共に旅をするロボットアニメです。メメンプーとガガンバーの親子はことある事に喧嘩するんですが、なんというか同じような喧嘩の繰り返しで流石に視聴者もまたかよ…感を感じてしまいます。序盤の感じ的に冒険メインの作品なのかと思っていたら、どちらかといえば立ち寄ったコロニーでのトラブル解決とかの方が多くて冒険に対するワクワク感はかなり薄れてる気がします。あとこれは個人的に腑に落ちないのですが、1話でメメンプー達が住んでるコロニーが怪獣に奇襲を受け壊滅し、メメンプーにとって姉のような存在であったリンダが死んでしまうわけですが、作品全部を通して見るとここでリンダが死んだ意味が全く無いような気がするんですよね。1話が1番面白く感じたのに1話が1番作品の主軸からズレてしまっているという逆転現象が起こってるのが非常に残念です。他にも最終回とかツッコミどころはかなりあるんですけど、もうあそこまでいったら無理矢理にでも畳むしかなかったのかなと同情しないわけでもないです。

 

シキザクラ

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 戦隊物の特撮ヒーローをアニメにしたみたいな感じですね。この世の裏側にいるオニという人間を食らう存在と戦うヒーロー的な集団に主人公の三輪翔も加わり戦う感じの話です。感想としてはなんか味方側に実はオニでしたみたいなキャラクター多すぎじゃない? 涼先輩のお母さんが実はオニだったっていう回は結構面白かったのに実は逢花さんのお父さんもオニでラスボスでしたってのは流石に同じようなパターンすぎてお腹いっぱいになっちゃいます。あとは翔のキャラクター性が結構キツいというか具体的な解決策もないのに逢花さんを助けるとか言い出して逢花さんを連れ出したりするので(作中でもその事について逢花姉こと紅緒さんにボコボコにされてますが)、視聴者目線からするとオイオイって感じになってしまいました。結局、イバラのおかげで全部なった感ありますけどこれ翔がなんかしたか? 作中で翔自身も自分は空っぽって言ってますけどホントにガチで空っぽなんで結局この話はなんだったんだろうってなってました。

 

ヴィジュアルプリズン

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 これもう半分シンフォギアみたいなもんだろ… 吸血鬼がバンド組んでヴィジュアルプリズンっていうよく分からん吸血鬼バンドの祭典みたいので競うみたいな感じの話です。まあ、登場キャラがみんな吸血鬼ってこともあり、色々と不可思議な出来事とかも起こるんですけど最終的に歌ってなんか解決してたような気がします。もしかしたら気のせいかもですが。細かい設定とかは大して重要な要素じゃないのでとりあえず内容は見てみれば分かるとは思います。ライブパートは気合いが入っている一方で、日常パートは結構作画とか内容も怪しい回はあり、多くは望んではいけないかなと思いました。結局はノリと勢いと歌でなんとかするタイプのアニメなんで。最終回でO★Zがヴィジュアルプリズンに勝利した理由は良く分かりませんでした。あと個人的にはOPに使われている主人公バンドO★Zの残酷シャンデリアがめちゃくちゃ好きなので、曲モクで見てみるのはアリかもです。

 

先輩がうざい後輩の話

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 お仕事アニメなんですけど、お仕事してる描写が少ないような気がするのはきっと気のせいでしょう。主人公の五十嵐は比較的普通のキャラで可愛げありますし、五十嵐の上司の武田先輩もタイトルとは違って普通に面倒見の良い先輩なんですよね。それを五十嵐が素直になれずにうざいと表現してるだけであって普通に良い職場だと思います。このアニメ見てると仕事のこと思い出して突然辛くなったりしますけど。逆に桜井と風間とかいうのはホントに見てる側が恥ずかしくなるような子供じみた恋愛ごっこを無限にしてるので流石に不快になっちゃいました。いや、コイツらさえいなければもっと高評価にしてたんですけどね。良い感じの話もあるのに全体としてはかなり微妙な感じの印象になってる気がします。

 

プラオレ! ~PRIDE OF ORANGE〜

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 栃木日光市を舞台にした女子アイスホッケーチームのお話です。序盤は主人公の水沢愛佳ら幼なじみ組がアイスホッケー始めるまでの話で、中盤に清瀬優(通称プラ乃)が加入する話、後半は釧路のライバルチームとの戦いに向けてといった展開です。この作品ツッコミどころはところどころあったりしますが1番ヤバいのは謎のビクトリーダンスの存在です。アイスホッケーの人気を向上させようと企む監督の考えで試合の勝利後にダンスを踊るみたいなのがあるんですが、そのダンスを練習する前にアイスホッケーの練習をしろってめちゃくちゃ言いたくなります。メインの女の子たちが頑張って練習してたり、日常のシーンが描かれていたりといった感じはそれなりにいいのに監督が出てきた途端にほぼ全ての情緒を破壊してきます。この監督破壊神? ちなみにこの作品基本ホッケーやってない時の方が面白いのでホッケーのことは何にも分からないです。一応最後釧路のチームに勝ってビクトリーダンス踊って終わるんですけど、その後国際試合に日本代表として参加するみたいな示唆がされて終わるのでかなりヤバいです。2部リーグの優勝決定争いからいきなり世界編に飛ぼうとするな。

 

しょうたいむ!~歌のお姉さんだってしたい~

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 こっちはいつもの時間帯の方の僧侶枠です。奥さんに先立たれた子持ちの主人公・藤本翔二と歌のお姉さんのみなみお姉さんの恋愛模様を描いた作品です。例のごとく、通常版のみでの評価ですが、通常版だけでも話の流れがちゃんと理解できるようになっていたのは最近の僧侶枠どれにも共通していますが良かったと思います。みなみお姉さんが歌のお姉さんという職業や翔二の亡くなった奥さんのことと自分の気持ちを天秤にかけて葛藤する展開がしっかり描かれていて感情移入しやすかったです。また、小さい子どもがメインキャラで出てくるという点で今までの僧侶枠の中でも異質な作品ですが、その存在も上手く展開の中に落とし込んでいて良かったと思います。2期の制作も発表されただけあり、総じてしっかりと恋愛アニメしてたので満足度は非常に高い僧侶枠でした。

 

 

 ということでここまでが2021年秋アニメのE~C評価の作品でした。あと一歩歯車の噛み合わせが違っていれば良作になり得るポテンシャルのある作品が多かっただけに勿体ない感がありますね。ここまでで1/3が終わったので次は中編となります。中編はB評価の作品の感想となっています。3つの記事に分裂してしまって逆に読みづらくなっているのはホントに申し訳ないです。

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