rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

2021年アニメ万博(単話部門)

 どうも、ルビジウムと申す者です。ついに2021年も残すところわずかということですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。個人的には2021年は激動の1年だったんで、アニメを見る時間を確保出来ないこともあり大変でしたが、最後はやはり2021年のアニメの話をして今年を締めくくりたいと思います。

 

この記事では去年同様、今年のアニメについてのあれこれを5つの部門に分けて振り返っていきます。アニメそのものの評価とかは普段毎クールごとにやってますし、この企画に関してはアニメとしてのクオリティとか面白さとかは関係無しに、完全に自分の好みで色々と選出して振り返っていこうかなと思います。なので普段とは異なり、完全に個人的な好みを語るだけの記事ですのでその辺の理解はよろしくお願いします。

 

 初回は「単話部門」ということでアニメのそれぞれの回を単話で見たときに個人的に好きな回を5個選出しました。作品全体としての評価とか好みは関係なしに「この作品のこの回が好き」というものを選んでいます。単話とは言っていますが一応その作品のそれまでの話の内容やどんな伏線があったかということは全て頭に入っている上で見たときという前提は付けておこうかと思います。(そうしないと1話完結のエピソードが圧倒的に有利になっちゃうので) ここではどちらかと言えば作品全体として平均して面白い作品よりも瞬間的爆発力が印象深いエピソードから選出してるので、全てのエピソードが常に90点以上出すような圧倒的に面白いみたいなタイプはここには入れていないです。(そちらについては最終回の総合部門でやる予定)

 

それでは、次点4作と部門グランプリを順に発表していきたいと思います。部門グランプリがどの作品のどのエピソードなのか予想しながら見ていってください。

 

MARS RED (2021年春)

#6 さいごの青空

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 山上さん最期の回です。ヴァンパイアは太陽の光をもろに浴びると死んでしまうのですが、関東大震災で崩れた建物から前田さんを救うべく、ヴァンパイアとしての怪力を使い前田さんを助けるのですが、その際に崩れた建物に差す日光を浴びてしまい、山上さんの身体は燃えてしまいます。前田さんをヴァンパイアにさせまいとした山上さんの想いが伝わってくる回でした。サブタイトルのさいごの青空っていうのは山上さんにとっての最期の青空ってことだったんですよね。この回以降味方陣営でも死者が出る作品であるって意識を植え付けられてより緊張感ある作品になっていたと思います。

 

異世界魔王と召喚少女Ω (2021年春)

第8話 王都来訪

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 この作品は全話通じてめちゃくちゃやってる楽しいアニメなのですが、中でも8話はEDの入りがとんでもないことになっていて大爆笑してしまいました。敵の総本山にいよいよディアヴロ一行が乗り込むぞ〜っていうめちゃくちゃ真面目なシーンで、敵がディアヴロたちを捕らえろ〜!って言った瞬間に後ろで明らかに軽快なリズムのEDが流れ始めて、情緒がおかしくなってました。いやいや、明らかに状況に対して流してる曲が合ってないだろ… 2021年最も衝撃的なEDの入りをしたこの回があまりにも大好きすぎます。

 

シャーマンキング (2021年春~2021年秋(以降継続))

第33廻 恐山ル・ヴォワール quatre4

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 葉とアンナの出会いを全4回に渡って描いた恐山ル・ヴォワール編の第4回目の回です。アンナを救うべく大鬼と戦う葉とマタムネですが、最終的にマタムネが自身に残された全ての巫力を使い、葉と憑依合体したことで大鬼を倒します。そして、マタムネは満足して成仏してしまうという何とも悲しい別れを描いています。その一方でアンナが葉に感謝し、愛するようになったということが分かる回でもありますね。葉とアンナの出会ったばかりの初々しい感じが見れるという点でも恐山ル・ヴォワール編は4話通して見る価値のある名作回だと思います。

 

吸血鬼すぐ死ぬ (2021年秋)

第11話 John meets Draluc / Waiting for LOVE

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 吸血鬼ドラルクとその使い魔のジョンとの出会いを描いたエピソードです。(11話にはもう1つシンヨコ・バトル・ロYヤルというエピソードがありますがそいつはひとまずどうでもいいです。) ジョンがいかにしてドラルクと出会いどういう経緯を経てドラルクの使い魔となったのかという秘密が描かれています。この話を見るとジョンが様々な場所を旅しているED映像の意味が分かり、本当にスゴいです。普段あんなに下ネタやらしょうもないことで吸血鬼と戦っているギャグ作品なのに、この回だけは思わず感動してしまいました。本当に突然泣かせにくるのはズルいんですよね。

 

部門グランプリ

かげきしょうじょ!! (2021年夏)

第八幕 薫の夏

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 死ぬまでにみたい単話アニメ文句無しのトップと言っても過言ではない回です。薫がメインの回ですが、紅華歌劇音楽学校に入学する前の薫の甘酸っぱい青春を描いたエピソードです。祖母・母も紅華歌劇団に所属していたサラブレッドの薫と兄がメジャーリーガーの辻くんという親族で比較されてプレッシャーがある同士で惹かれ合うのですが、2人の関係は長くは続かないのが何とも言えない感じになるんですよね。実際に見て欲しいので内容についてはここではあまり触れないようにしますが、本当に2人の関係性というか絶妙な距離感がめちゃくちゃ良いです。回想を終えての最後のシーンでさらさが薫に見せてきた写真もホントにスゴすぎて思わず声でちゃうのは間違いなしでしょう。2021年終わる前に皆さんも。是非とも見て欲しいです。

 

 

というわけで全5話について挙げましたがやっぱり、人と人との関係性を描いた作品って素晴らしいな〜って思いました。こういうのを描くのってすごく難しいと思うんですけど、視聴者にそれをどうやって理解させるのかというところに制作陣の工夫があるという点ではアニメの華とも言える要素なんじゃないかと思っています。

2021年アニメ万博シリーズですが、次は「声優部門」です。声優トークはアニメ好きの中でも好みの分かれる内容だったりしますが自分は普通に声優が好きなのでこの内容について書くことを許してください。ちなみに、普段から自分が好きだと言ってる悠木碧さんと本渡楓さんは入ってません。今年の顔って感じではないので。気になる人は下のリンクから読んでいただければと思います。

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