rubidium-37’s blog

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名探偵コナン 緋色の弾丸を観る前に読んで欲しい記事

どうも、ルビジウムと申す者です。

 

今回はコロナの影響で上映が1年延期になっており、4/16(金)にいよいよ公開の運びとなった映画「名探偵コナン 緋色の弾丸」についての話です。

ネタバレ記事とかではなく観る前にこれを知っておくとより理解が出来て楽しめるよ~ってポイントを押さえた内容となっています。

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そもそも何故こんな記事を書こうと思ったかというと、コナンの映画って年々売り上げは増加していることからめちゃくちゃ多くの人が観てることが分かるんですけど、本編の原作やアニメは見ずに映画だけしか観てないや~ってミーハーな方が実際結構多くいるんですよね。本編と関わりが薄い内容の年なら映画だけでも大満足ですが、「漆黒の追跡者(2009)」や「異次元の狙撃手(2014)」、「純黒の悪夢(2016)」、「ゼロの執行人(2018)」はもろ本編の重大な部分に関係していて、ちゃんと本編追ってないと100%の理解は出来ない内容になっていました。

今作もそういった側面がかなり強いため、この記事が本編を追ってない方々にも理解の助けになると良いな~って思ってます。

 

 

というわけで、早速、本編に入っていきたいと思います。あまりにも記事が長いのは良くないと思うのでホントに簡潔に要点だけをさらってあるつもりです。

 

宣伝のCM等で赤井一家集結というようなことを銘打っていましたが、そもそも赤井一家って誰だよって人も結構いると思います。赤井秀一は知ってるけど他は良く知らんとか、世良ちゃんまでなら辛うじて分かるけど~って人もいるかなって思います。ここでは主に赤井一家4人の紹介とこれまでの原作でのコナンとの関わりについて書いていきます。

 

 

赤井一家家系図

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めちゃくちゃ簡単な家系図ですが、こうなっています。ちなみに父の務武はすでに亡くなっています。(黒の組織絡みと推測されているが詳細は今のところ不明です。)

羽田秀吉に関しては父・務武の知人である羽田家の養子となっています。世良姓はメアリーの旧姓です。

 

赤井秀一

諸星大だったりライだったり赤井秀一だったり沖谷昴だったりする人。かつてコードネーム「ライ」として黒の組織に所属していたが、その正体はFBIの捜査官で本名は赤井秀一。組織にFBIの捜査官とバレてしまい、来葉峠にて殺害されたと思われていたが、実はその死は偽装されたものであり、以降は沖谷昴という架空の人間として組織を追っている。(来葉峠についてはブラックインパクト、沖谷昴=赤井秀一バレについては緋色シリーズって検索すれば詳細は調べられます。今回は割愛。)

来葉峠での偽装死についてはコナンが一枚噛んでおり、沖谷昴になってから工藤家の家を間借りしているのもその関係だったりする。言動から類推するに、コナンの正体が工藤新一であるということについては9割程の確信を持っているような感じではあるが、それについては基本、他の人間のいるところでは触れてはこなかったりする。

 

赤井秀一=沖谷昴を知っている人物(※太字は今作でも特に重要)

  • 安室透(降谷零/バーボン) 公安の捜査官として黒の組織に潜入、本人の前で赤井秀一=沖谷昴という真実を暴くことは失敗している。(緋色シリーズ参照)

 

赤井秀一の生存を知らない人物

  • 世良真澄 秀一の実の妹
  • メアリー・世良 秀一の母

 

世良真澄

新一や蘭の通う高校に突如転校してきた自称女子高生探偵。蘭たちの友人かつ探偵としての活動をする一方で、コナンや灰原のことを嗅ぎ回っていたり、母・メアリーが幼児化した(後述)原因である毒薬、アポトキシン4869(コナンと灰原が小さくなった原因もコレ)について調べている様子。10年前に新一と蘭に会っており、その時の思い出から新一に少なからず好意を抱いている模様。(さざ波シリーズって調べれば詳細は出るのでここでは割愛。)

様々な場面でコナンを試すようなことをしており、わざと詰めの甘い推理をして、コナンに麻酔銃&変声機を使わせて推理をさせるように仕向けたり、幼児化したメアリーの写真を送りつけて自分の真の目的についてコナンにヒントを与えたりしている。言動から、コナン=工藤新一ということは100%の確信を持っていることが推察されるが、アポトキシン4869の解毒剤に関する情報との取引材料として、(それだけでは無いとは思うけど)周りには言いふらしてはいない模様。(メアリーは除く)

赤井秀一の生存については知らず、死んだ兄と度々語っている。ただし、沖谷昴とは面識がある。羽田秀吉のことはもう一人の兄と語っており、メールや電話にて事件解決の手助けをしてもらうこともあるが、秀吉の住所や職業については知らない模様。

 

羽田秀吉

赤井秀一の弟で世良真澄の兄。現役のプロ将棋棋士で史上2人目の七冠王を達成している。メディアでは「太閤名人」という愛称で呼ばれることも。高校卒業の時期に謎の不審死を遂げた天才将棋棋士の息子・羽田浩司の夢を叶えて欲しいと羽田夫妻に頼まれ、養子となった。(羽田浩司の不審死については黒の組織が関わっており、現時点では全容が不明であるためここでは割愛。)

推理力は非常に高く、真澄に助言することもあるが基本的には将棋棋士の仕事以外のことで矢面には立たないようにしている模様。様々な事件でコナンとも顔を合わせており、コナン自身は真澄の言動から真澄の次兄が秀吉であると気がついている。

 

メアリー・世良

赤井秀一、羽田秀吉、世良真澄の母でイギリスの諜報機関、秘密情報部(SIS/MI6)の職員。黒の組織ベルモットにアポトキシン4869を飲まされ、現在は中学生ぐらいの姿となっている。真澄がコナンに写真(幼児化後の)を見せた際には「領域外の妹」と紹介していた。夫で同じく秘密情報部の職員であった務武の死の真相を追っており、その課程でアポトキシン4869を飲まされてしまった。真澄を通じてコナンがアポトキシン4869の解毒剤(と思われるもの、実際には灰原の研究段階で出来た不完全な解毒剤)を持っていることを知り、真澄に掠め取るように指示している。コナンは10年前の出来事(さざ波シリーズ参照)の記憶と現在のメアリーの姿からメアリーも自身と同じくアポトキシン4869を飲まされ、幼児化したのではないかと推測している。コナンとメアリーが直接対峙したことは現時点では無い。

 

 

と、まあホントにザックリ説明しましたが大体こんな感じでおおよそ本編での赤井一家については説明できたかなって思ってます。(公式とか有志でもっとよくまとまっている物もあるとは思いますが面倒なので探してはないです…) 緋色の弾丸観て、分からない部分とか深く知りたい部分とか出てきたら、結局は調べれば良いんで、この記事に書いたことがぼんやり頭に入っていれば映画自体は難なく楽しめると思います。

 

 

コナンシリーズは映画の力の入れ方がすごいので是非、普段原作・アニメを追っていない人も観てくれればいいな~と思っています。映画で興味持って原作・アニメも見てくれる人が増えたら嬉しいな~とかってことでこの記事は締めさせてもらいます。