rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

2020年アニメ万博(2020年アニメ総合部門)

 どうも、ルビジウムと申す者です。2020年もいよいよ終わりというところですが今回の年末企画もいよいよ最終日となりました。何とか予定通り5日間投稿できたので褒めてください(卒論は?)

 

これまでの全4回分の記事はこちらからどうぞ(露骨な宣伝)

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最終回は「2020年アニメ総合部門」です。今年見た作品で個人的に好きなものを10作ピックアップしました。客観的に見てどうだとかは一切考慮せず、本能の赴くままにただただ自分が好きな作品を選んだので毎クールごとのアニメ評価・感想記事とは基準が異なってきているとは思います(上位作品が全然違うなんてことには流石にならないとは思いますが)。

 

それでは、ここからは部門グランプリ以外を作品放送順で発表していきたいと思います。特に細かい縛りとか無しで映画作も交えて選出したので、部門グランプリがどの作品か是非予想しながら読んでいただければと思います。

 

恋する小惑星 (2020冬)

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部活物作品が面白いのは当たり前なんですよね。青春の一部として切っても切り離せない存在である部活の中でも文化系の部活、ましてや地学をテーマにした作品ってそんなに多くないと思います。スポーツ物だと明確なライバルや全国大会出場みたいな目標があったりして話を作りやすいんですけど、文化系の部活ってそういうものがないから基本的に話を作りづらいと思っています。その中でも地学部メンバーの将来の夢やみら・あおの関係性等と結びつけて話を作っていくのがすごく好きでした。部活って基本的に活動することそのもの自体に意味があるっていうことをよく表現していた名作だったと思います。

 

劇場版 SHIROBAKO (2020冬)

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テレビで再放送が放送していてそれで初めてテレビシリーズを見たあとでその勢いのまま映画見たんですけど丁度その時期に就活やっていて(え?)めちゃくちゃ仕事のことについて考えさせれる作品でした。仕事に対する向き合い方とかって一人一人で全然異なるスタンスだと思いますし、正解なんてないとは当然だと思いますが、自分はどんな形であれ自分のやったことが形として残っていくのが一番嬉しいかなって思ったりしました。テレビシリーズから時間が経ってみゃーもりたちも成長してそれぞれの環境も変わってしまっても、最終的に色々な人が再結集して映画作り上げたのはホントに感動して泣いちゃいました。テレビシリーズの再放送が今NHKでやってるのでまだ見たことないという人は是非見てみてください。

 

かぐや様は告らせたい? ~天才たちの恋愛頭脳戦?~ (2020春)

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1期でめちゃくちゃに上げたハードルを軽く越えてきたバケモノ作品。ギャグやらせてもシリアスやらせても超一流なのホントにすごいと思います。女性陣が萌えなのはもちろんですが、ここぞという時の会長がちゃんとカッコいいのが良いんですよね。石上の過去回想回とかの会長がめちゃくちゃカッコいい。とはいえ基本はラブコメなのでコメディ要素を忘れることもなく、最終回ではしっかり笑いで締めてくれるのがポイント高いです。続編アニメ展開もあるみたいなので今後も期待ですね。

 

デカダンス (2020夏)

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やはりアニメはオリジナル作品に限るなと思わせてくれた名作。序盤は複雑な世界観で毎週Twitterでめちゃくちゃな考察を垂れ流してましたがこれを考えたりしてる時間がめちゃくちゃ楽しかったです。とはいえつまらない作品を考察したいとは思わなくて、考察したいと思わせてくれる作品っていうのは絶対に面白い要素があるはずなんですよね。ナツメ視点とカブラキさん視点の2つの視点で物語が展開されていって2人の行動が世界にどのような影響を与えたかということやカブラキさんがナツメと関わることでの心情の変化とかホントにエモい作品でした。OPEDも含めてめちゃくちゃ好きな作品です。

 

魔王学院の不適合 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ (2020夏)

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この作品についてはこれまでも色々なところで語ってきたんで今更言うことはほとんどないですが、やっぱり個人的にはめちゃくちゃ衝撃的な作品でした。ラノベ作品だからって馬鹿にしちゃいけないですね。ラノベ作品にしては珍しくおれたたエンドではなくアニメで上手く展開を繋いでキレイに完結したので普段こういう原作があるアニメ作品を

見ない人もこれは気軽に楽しめると思うのでオススメです。

 

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン (2020夏)

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もう、とにもかくにも泣きまくりました。1つの映画作品で5回も泣いたりすることなんてあるんですね。テレビシリーズから繋がる要素が沢山あってめちゃくちゃに好きです。時間という一方通行の流れを超越して過去と現在と未来が繋がる演出で構成されているのがホントにすごいと思います。ヴァイオレットにとっての一番の幸せは少佐とともにあることだということはこれを見る前から当然わかってはいましたが、見たあとに改めて考えるとその想いの深さというものは自分の想像を遥かに超えたものなのだと理解しました。内容を知っていたとしても、2回以上見ていたとしても泣ける作品だと思います。

 

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 (2020秋)

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自分にラブライバーとしての心を取り戻させてくれた名作。確かに歴代2作を思うとラブライブらしくない作品であったとは思いますが、良い意味でシリーズの大きな転換期となったと思います。ソロアイドルをテーマに個々のキャラの個性に焦点を当てる内容は非常に良かったと思います。「ラブライブは目指さなくてもいい」という言葉はこの作品をよく表してると思います。目指さないという選択があってもいいんだっていうシリーズのお決まり要素を取っ払う展開は新しいラブライブを始める上で必要なことだったんだと思います。侑ちゃんというキャラの存在もまた大きく、スクールアイドルとファンを始めとする他者との繋がりを描く上で重要なポジションだったと思います。誰のためにスクールアイドルをやりたいのかという歩夢の葛藤も含めてスクールアイドルとファンという関係性を良く表していて関係性のオタクとしてはホントに楽しめました。加えて挿入歌も今までのラブライブシリーズとは雰囲気の異なる曲が多く、そういった面でも非常に新鮮で楽しめたのが良かったです。

 

アクダマドライブ (2020秋)

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2020年トップといっても過言ではない名作。展開といい演出といいホントにめちゃくちゃアツいとしか言い様がなかった。アクダマ一人一人のキャラがしっかり立っていて、各人が退場した回ではEDクレジットが単独で一番最初に流れるなど細かいところまで気を使って作っているのがホントにいいなと思いました。最終的にアクダマ全員が命を落としてしまうことになってしまいますがそれぞれが己の選択の上で後悔のない死に方であったのではないかと思いました。アクダマ以外の処刑科のキャラたちにも焦点をしっかり当てていて善悪というものは立場によって変わってしまうということを視聴者も考えさせられる作品だったかなというところで個人的にも好みでした。

 

ご注文はうさぎですか? BLOOM (2020秋)

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も、萌へ〜〜〜〜〜!!!!!! これまでの1期2期の頃は内容のない萌えだけのアニメとか日常アニメだから内容面は多少はね?とかって言われてましたが(実際自分もそういう風に思っている節がありました)、3期めちゃくちゃ面白くなかったですか? いったいどうしちゃったっていうんだよ… 冗談はともかく、3期は登場人物の今後に関する内容の話が多かったですね。あと後半はチノママ関連の話もあって話に深みというものがありましたよね(コーヒーの深みとかけてる訳ではないです)。個人的には1番の推しのリゼの登場シーンが少なかったような気もしますが他のキャラもみんな萌え萌えなので問題ないです。あと最終回はリゼの大学合格を祝して1人でめちゃくちゃ盛り上がってました。

 

部門賞

体操ザムライ (2020秋)

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自分にとって2020年を象徴する作品になりました。本当に大好きな作品です。玲ちゃんの人間としての魅力はもちろんのこと、城太郎が復活するまでに関わってきた様々な人物たち全員のことが好きになれる作品でした。最終回でみんなの想いを乗せて臨んだ鉄棒にて「アラガキⅡ」を成功させたのを見て泣きましたし、その後敗れた南野が悔し涙を流すシーンで一匹狼のイメージが強い彼が唯一憧れた選手が城太郎だったと明らかになるところでめちゃめちゃ泣きました。正統派スポーツドキュメンタリーにめちゃくちゃ弱いので最終回だけで既に4回も見直しました。2020年個人的ナンバーワンに相応しい作品です。

 

 

という訳で5日間に及ぶ年末アニメ万博シリーズでしたが無事に年内に完結を迎えられました。2020年は個人的にはコロナとかで家にいる時間が多かった分アニメ活動が捗った年でした。多分100作以上は見たんじゃないかなと思っています(多ければいいという訳ではありませんが)。年末だというのに個人的な落書きみたいなブログに付き合っていただいた皆さんにもめちゃくちゃ感謝してます。2021年もアニメ活動頑張っていくので(ブログも頑張って更新するので)よろしくお願いします。