rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

2020年アニメ万博(思い入れのあるアニソン部門)

 どうも、ルビジウムと申す者です。昨日一昨日の記事に引き続いて年末らしく今年のアニメについてのあれこれを振り返っていこうかなと思います。

 

昨日の「印象に残った声優部門」の記事を未読の方はこちらからどうぞ(露骨な宣伝)

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 第3回は「思い入れのあるアニソン部門」です。とは言っても前回の記事の最後でも書きましたが、自分は音楽のことなんてまるっきり素人なので、映像とか挿入タイミングとか歌詞と本編のつながりとかっていう観点をメインにしていこうかなって思います。その中で個人的に印象に残った・思い入れのある曲をピックアップしました。普通にネタに走ってる選出もいくつか混ざっていますが、あくまでも名曲ではなく思い入れのあるアニソンなので許してください。音楽的な部分は自分より遥かに素晴らしい内容のブログ書いている人がいるので素人の自分が何か書けるような領分じゃないかなって思ってます。

 

それでは、ここからは部門グランプリ以外を作品放送順で発表していきたいと思います。あまりにも同じ作品の曲で偏るのは何となく面白くないので一応1作品から1曲までという縛りは付けて10曲選びました。

 

ヒカリイロの歌/鈴木愛奈 (はてな☆イリュージョン ED)


鈴木愛奈 - ヒカリイロの歌《Suzuki Aina - Hikariiro no Uta》

はてな☆イリュージョンのEDとしてヒロインの果菜を演じる鈴木愛奈さんが歌ってる曲ですね。昨日の記事にも書きましたが鈴木愛奈さんと言えばラブライブサンシャインのイメージが強いですが、2020年はソロアーティスト活動をスタートさせていくつかのシングルも出した年でした。その中でもこの曲はZAQさん作詞・作曲であり、名曲であることが補償されているようなもんでしたが、鈴木愛奈さんの歌唱力も曲そのものに負けておらず、何度も聴きたくなる曲でした。アニメ本編の作画はとんでもないことになっていましたが、ED映像はめちゃくちゃキレイで、非常に良い曲という印象が強いです。サビでの転調(音楽の知識が乏しいのでこの表現でいいのかわからないですが)の部分が個人的にはお気に入りの部分です。

 

Unbreakable/悠木碧 (インフィニット・デンドログラム OP)


悠木碧 / Unbreakable(TVアニメ「インフィニット・デンドログラム」オープニングテーマ)

これは曲うんぬんと言うより、シングルのCMの映像があまりにも強烈すぎましたね。悠木碧さんがめちゃめちゃにPCやらの電子機器をバールでぶっこわしてるの見て笑うなと言う方が無理がある。おまけにアニメ本編の評価も散々で、ネタ的に扱われることもしばしばだったためこの曲もそういうネタ的な側面が強く印象に残ってしまったかなと思います。先入観無しで聴くと結構いい曲だとは思うんですけどね...

 

Calling U/buzz★Vibes (魔術士オーフェンはぐれ旅 OP)


buzz★Vibes「Calling U」(1cho.ver)(TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』OP主題歌)

アニメ本編を見てなくて上記リンクから初めてこの曲を聴く人は森久保祥太郎さんカッコいいなといった印象を受けると思います。ですが、アニメ映像付きで初めてこの曲を聴いた人は分かるかと思いますが映像が平成初期みたいな作風で絶妙にダサいせいで、この曲自体も引っ張られてめちゃめちゃにダサく聴こえます。ホントに平成初期に戻った気分が味わえるので是非アニメ映像版を探してみてください(多分ニコ動とかに落ちてると思います)。多分笑っちゃいます。個人的にはラストのGO!!を繰り返す部分で主人公のオーフェンが魔術を放っているのを複数の方向から何回も見せてくれるのが一番気に入ってる部分です。

 

Reason of Life/陽菜(CV本泉莉奈)、リィン(CV小澤亜李)、ナナ(CV伊藤静(プランダラ 第2クール ED)


陽菜(CV:本泉莉奈)、リィン(CV:小澤亜李)、ナナ(CV:伊藤静) / Reason of Life(TVアニメ「プランダラ」エンディング・テーマ)

プランダラ学会員としてこの曲は絶対に外せませんでした。ED映像に映っている人物の作画があまりにも酷くて別のキャラであるという説すら提唱されたこの曲でしたが、曲そのものはプランダラ後半のテーマに合っていていい曲だと思ってます。自らの過去の後悔から老化が止まってしまい、長い年月生き続けてきた撃墜王たち、特にリヒトーのことをよく表している歌詞が多いのでED映像無しでも聴いて欲しいなと思います(映像有りだと笑いが止まらないので)。

 

問題の説についてはこちらの記事の後半部分を参照してください

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dual existence/fripside (とある科学の超電磁砲T 第2クール OP)


fripSide「dual existence」MV short ver.*TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』新オープニングテーマ

fripSide超電磁砲の組み合わせで盛り上がらないわけがないんですよね。超電磁砲TのOPは第1・2クール共にfripSideが担当していましたが、個人的にはこちらの第2クールのOPの方が好きなのでピックアップしました。fripSide超電磁砲関連の曲はこれまでも多くありましたがこの曲だけは少し他の曲と比べて受ける印象が大きく違うように思いました。いい意味で今までの超電磁砲っぽくないような、本来のギャルゲ・エロゲで聴くようなfripSideっぽさがあるような気がします。上手く言語化できないのが悔しいところですがこの感じ分かってくれる人は分かってくれると思ってます。曲調は他の超電磁砲楽曲と異なっている印象である一方で、歌詞はやはり超電磁砲の世界観を良く表していて御坂美琴っぽさが出てるなと思います。個人的にはfriSideが好きなので、超電磁砲だけでなくもっと他のアニタイ曲作って欲しいと常日ごろから感じてます。

 

Theater of Life/鈴木このみ (デカダンス OP)


TVアニメ『デカダンス』OPアニメ映像 鈴木このみ「Theater of Life」

本編での挿入歌としての使い方で言ったら2020年トップクラスの曲だと思っています。歌詞がデカダンスという作品のテーマや主人公二人の心情を非常に良く表現していてアニメ主題歌として100点満点の曲だと思います。「生きている ただその実感が欲しかった」というフレーズに物語の本質が詰まっているんですよね。カブラギさん視点でもナツメ視点でも成立する内容になっているのが本当に芸術的だなと思います。過去記事でも同じようなこと再三書いてますが、最終回で挿入歌として流れたときはあのタイミングで恐らくOPが流れるだろうということが分かっていてもめちゃくちゃ盛り上がりました。

 

ラストチャプター/nano.RIPE (食戟のソーマ 豪ノ皿 OP)


ラストチャプター

食戟のソーマの長い歴史がこの1曲にギュッと濃縮されているといった印象の曲です。言ってしまえば到達曲。OP映像に1期~5期で出てきた様々な料理が映っているのがホントにエモいです。それぞれの料理でそれぞれのエピソードを思い出し、そこに込められたキャラクターたちの想いというものがひしひしと伝わってくる演出だと思ってます。歌詞の「どれだけ美しい旋律なら 傷ついたあの子へ届くだろう」っていうのは多分ソーマからえりなへのメッセージですよね。本編最後でのソーマVSえりなの食戟に込められた想いがこの曲の歌詞にすごく表れているなと思ってます。

 

正解不正解 feat. アノス・ヴォルディゴード/アノス・ヴォルディゴード(CV鈴木達央) (魔王学院の不適合 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 第4話・第13話 OP)


CIVILIAN 『正解不正解』

上のリンクは原曲のものですが今回ピックアップしたのはアノス様が歌っている方のverです。初出のアニメ4話のタイミングで流れたときはTwitterを始め、各所で大盛り上がりだったと記憶しています。過去記事でも触れましたがアノス様が歌うときは理滅剣・ヴェヌズドノアを使った回であり、世界の秩序、理を斬ったことでこちらの世界の人間にもアノス様の歌声を聴くことができるようになるという解釈は厨二チックですが個人的にはめちゃくちゃ好きです。アノス様verはシングル買わないと聴けない(配信販売は無い)曲なんでfullサイズ聴けるのは買った人だけの特権ですね。

 

700,000,000,000,000,000,000,000の空で/LiGHTs (Lapis Re:LiGHTs 第8話 挿入歌)


【ラピスリライツ】LiGHTs「700,000,000,000,000,000,000,000の空で」(アニメサイズver)

数字がデカすぎんだろ... 7000垓が何を指しているかというと「この宇宙に存在している星の数」らしいですね。ここで人類の総人口である70億じゃなくてこの数字を選んだところにかめりあさんのセンスを感じますよね。とにもかくにもスケールがデカい曲です。この曲が満を持してのLiGHTsにとっての初オルケストラになる訳ですが町中を飛び回りながら歌う5人の様子が映像美で表現されているのに加えてのこの曲なので本当に心揺さぶられるオルケストラのシーンでした。歌詞もこれからに向けての展望を意識した内容となっており、彼女たちの門出を飾るに相応しい曲だと思います。

 

部門賞

NEO SKY, NEO MAP!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 (ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ED)


【試聴動画】TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』エンディング主題歌「NEO SKY, NEO MAP!」

2020年のアニソンと言えばラブライブですよね。虹ヶ咲は9人各々がソロのスクールアイドルとして活動するのがメインの話であった訳で、そうなるとかなりの曲数がアニメ挿入歌としてあるのは皆さんご存知の通りだとは思いますがその中でもこのED曲をピックアップしたのはやはり本編ラスト3話があったからこそですかね。侑と歩夢の関係性が大きく揺れ動く展開を見てしまうと、この曲の歌詞は侑から歩夢へのメッセージに思えてくるんですよね。もちろんそのことは歩夢だけでなく他のメンバーにも言える点であることは重々承知ですが、やはり一番長い間一番近くにいた歩夢に向けられたものであればいいなと思うのが個人的な解釈です。個人的に一番好きな「どこに向かうか まだわからないけど 面白そうな未来が待ってると 笑い合える君がいれば嬉しい 今日もありがとう」の部分は歩夢に一歩前に踏み出すための勇気を与えてくれたメッセージなんじゃないかなと思います。この曲だけでなくそれぞれの曲にしっかりと意味を持たせてくれているのはファンとしても感情移入しやすいんじゃないかなって考えています。

 

 

という訳で全10曲を紹介させていただきましたが音楽的な知識が無い分ネタに走ったり、映像とか歌詞といった音以外の部分に走りがちなのは反省点ですかね。今度同じような記事を書くときはもっと綿密に調べた上で書きたいなと改めて思いました。

年末アニメ万博シリーズですが、次回は明日に「好きなキャラクター部門」を投稿する予定です。基本女性キャラが中心になるとは思いますが自分の好みで選出したのでめちゃくちゃ属性が偏ってると思います。あまり面白いことは書いてないかもですができるかぎり、各キャラの魅力を伝えられればと良いなと考えています。気が向いたら明日の記事にもお付き合いしてくれればありがたいです。