rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

プランダラ学会論文 第一稿

プランダラ学会の皆さんお待たせしました。どうも、ルビジウムと申す者です。

プランダラアニメはあんな感じ(省略)で実況しがいのあるアニメになってしまいましたが一応ちゃんとストーリーが面白い作品なのでこのまま埋もれてしまうのはもったいないと思いましたのでアニメの不足分を補足しつつ原作の内容を軽く紹介したいと思います。今回は第一稿ということでアニメ部分の1~9巻について補足等していきたいと思います。当然ですがアニメ・原作のネタバレを大いに含みますのでここから先はそれでも大丈夫だという方だけ読んでください。(アニメ見てない人はdアニメストアで見てください、一人で黙々と見るのはつらいものがあるかもしれませんが...)

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 ↑こいつはマジで誰なんだよ

 

 

 

 

 

 

ここから先はネタバレを含みます

アニメの内容ですが細かい差異はあれど22話までの大筋は基本原作と変わりません。22話の道安に陽菜たち3人が捕まった場面以降はアニメのキリをよくするために多少改変が入って簡略化されてます。どうでもいい部分は残してる癖に結構大事な要素は省略したり後出しにしてるのは良くわかりませんが...

という訳で自分が独断と偏見で選んだアニメで詳しく説明されなかった補足要素等を1巻から順に述べていきます(もしアニメでも説明されてることをここで挙げてても自分の記憶力の低さが原因なので許してください)。

 

1巻(アニメ1話~3話)

・リヒトー&ナナが陽菜との初対面のシーンで陽菜の名前が漢字であることにナナが珍しいと言っている。(当然ナナは撃墜王でありアルシアの成り立ちを知っている訳なので漢字が珍しいと言っているのは恐らく本心)

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・カウントが上の者に下の者は逆らえないというルールをナナ(アルシアでのカウント77)がリヒトー(同カウント-999)に対して実践してみせている(星奪戦を行う場合はその限りではない)。とはいえこの辺の設定は2巻以降完全に忘れ去られてる感があり最新15巻現在まで出てくることが無いんでアレではあるが...

・陽菜のカウント「歩いた距離」は100kmで1しか増えないとナナが言っている。陽菜のこの時のカウントは441なので4万km以上歩いてる計算。

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2巻(アニメ4話~6話、8話) ※7話はアニオリ回

・ほぼ原作通りなので特に無し

 

3巻(アニメ9話~10話)

・アビスから出てきた戦闘機を斬るのをリヒトーが躊躇し、その後園原の介入が入ったシーンでリヒトーが躊躇したのは乗組員が子供であったため。(後にアニメ23話で説明があるがシュメルマンの因子を他の撃墜王たちより多く受け継いでしまったリヒトーはその影響で子供だけは殺せなくなったらしい。シュメルマンが子供に特別なこだわりがあったことによる影響だが当の本人は子供を殺せるかどうかは現状不明。)

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・リヒトーと園原の戦いは星奪戦の形式を取っている。星奪戦が行われるとアルシングのうねうねした黒い手が出てくる模様。

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4巻(アニメ11話~13話冒頭)

・リヒトーと園原の星奪戦が終了していない(星をお互いに全てかけてるため決着もつけられない)ため2人が近づくとアルシングの黒い手が出現する。小屋の中でサービスシーン的なことになっていたのはそのため。

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・ジェイルが軍総司令(アラン大尉)に撃墜王のことを聞いた時に300年前の人間が生きていることについて撃墜王化の手術の影響か何かである日老化が止まったと説明している。

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・300年前の軍学校のPCルームでジェイルたちが手に入れた情報。資源枯渇と人口増加による食糧難から核戦争が発生→その影響で地球温度の低下とさらなる食糧難による各地での紛争の勃発のさなかアルシングが突如飛来→アルシングが多数決を取り、その内容を未知の力で強制的に履行する機械であると解明される→核の永久放棄と期限付きでの戦争の禁止が可決される。

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5巻(アニメ13話冒頭以降~14話Aパート)

・ほぼ原作通りなので特に無し

 

6巻(アニメ14話Bパート~16話Aパート)

・ナナの撃墜王としての能力には回数制限あり。(他の撃墜王とは異なり実験段階の被験体であるため。)

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・300年後のアルシアでは人間はバロットを介してアルシングから能力を引き出すがシュメルマンはバロット無しでそれができるため研究者はその遺伝子を他人に植えつければ力を何倍にもできると考えた。それが撃墜王のカウント乗算の原理。

・アニメではジェイルは研究所から脱出する際にアラン大尉に見つかったが原作ではナナから受け取ったSDカードをPC室で陽菜たちと再生してる際に見つかっている。その際アラン大尉は当然ジェイルたちを他国のスパイと疑っている。アラン大尉はナナが人間を過去に送れることをこの時知った模様。

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・ナナはSDカードの映像で撃墜王の老化が止まった原因は大きな後悔によるものだと推測して説明している。(ナナの後悔は先に老化が止まったリヒトーの年齢を追い抜いたと気づいたこと。この時既にナナ以外の撃墜王の老化は止まっている。)

 

7巻(アニメ16話Bパート~18話)

・18話の内容はアニメでは視聴者のみに語られた形だったが原作ではアルシアに帰還するタイムトラベルの最中にSDカードの続きの映像データとしてジェイルたちも知り得ている。

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・ナナとリヒトー以外の撃墜王適合者は5人

瞬撃の撃墜王 坂井時風

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重撃の撃墜王 道安武虎

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追撃の撃墜王 園原水花

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爆撃の撃墜王 アラン大尉

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残り一人は撃墜王部隊とは別で動いていたためナナは顔も名前も知らないとのこと。

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・アルシア計画に対して反対を唱えたのは時風のみ。ナナは薬の副作用で長く眠っており、園原は戦争とリヒトーに腕を斬られたことのショックで心が壊れており可決内容すら知らなかった模様。アルシア創造のためにはオリジナルバロットの全会一致による力が必要であったため時風は1つを盗み出して逃亡した。

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8巻(19話~21話Aパート)

・園原がリヒトーに近づくとアルシングの黒い手が出てしまうことについて再度触れている。ただし、この内容は今後怪しくなってきます。

・アラン大尉始め300年前からの生存者の記憶はジェイルたちが介入したものとそうでなかったものの2つが同時に存在しているという扱い。

 

9巻(21話Bパート~24話)

・道安の気が変わり陽菜たちが重撃の能力で動けないところに園原が介入して拘束を一時的に解く。しかし、園原は道安に取り押さえられ薬を打たれて暴走状態に。リヒトーのもとに向かうリィンを攻撃したのも園原。

・八百屋のオバサンがリィンが危ないことに気づいたり、リヒトーが撃墜王であることを知っていたのは元軍人(カウント約14万で王立正規軍ではアラン大尉に次ぐ)でアラン大尉の側近だったため。リィンが危ないことに気づいたのはガチの勘みたいですけど。(原作でもこの時点では元軍人とは分からないためビンタのシーンはアニメ同様とんでもないことになってます。)

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・アニメではリヒトーが陽菜たちのもとに到着してからジェイルが駆けつけますが原作では順序が逆です。そうじゃなきゃ道安が陽菜たちを殺さずに律儀にリヒトーが来るかどうかを待ってる理由がやっぱり薄いですからね。先に来たジェイルが陽菜たちを守ってくれてます。

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・道安がリヒトーに使ったブラックホールは完全にアニオリ技、23話Bパート~24話Aパートはほぼほぼ展開もアニオリ。

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とりあえず、原作とアニメの違いとかはこんなもんですかね。アニメでは「陽菜ちゃん300年間お母さんのお腹の中にいたのか問題」とか「ペレは何者なのか問題」とか「Aクラスのみんな生きてたらしい問題」とかありますがそれは今後のプランダラ学会論文に書きたいと思います。

原作は普通に面白いので(アニメがつまらなかったとは言っていません、ホントです)是非読んでみてください何なら貸します。原作13巻とかAmazonで不当な値段で売られてますからね。買うなら電子書籍版一択です。

では次回の論文でまたお会いしましょう。Forever Plunderer~♪