rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

【ポケモン剣盾】バンギ採用晴れパ(ダブル・S4最終397位)

どうも、ルビジウムと申す者です。

ポケモンの構築記事を書こうという試みは初なので初めましての方はどうぞよろしくお願いします。特にこれといった実績の無い自分の記事に価値があるかは分かりませんがが良ければ読んでください。

※自分のブログのスタンスが自分が後で見返して分かればいいという感じなので読みづらい点があるかもですがご了承ください。

 

 

初めに

 S4になって新たにフシギバナカメックスカントー御三家アローラ御三家、および各種原種・アローラのリージョンフォーム関連が新たに使用可能になり、キョダイマックスはキングラーラプラス・イオルブ・セキタンザン・アップリュー・タルップル・ストリンダー・ブリムオン・オーロンゲ・マホイップが新たに使用可能になりました。

 この中でも自分はフシギバナの解禁が晴れパにとって追い風になると考え、今シーズンはフシギバナを用いた構築でランクバトルに潜っていました。自分のプレイングの甘さから不甲斐無い結果ではありましたがもっとうまくやれる可能性は大いにあると思うので構築記事としてまとめておきたいと思います。

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一応最高順位はこんな感じです(インパクトが薄い)

 

 

 

使用構築

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個体解説

フシギバナ@広角レンズ

 Pokémonsprite 003 StSd.gif

性格:控え目

特性:葉緑素

実数値:156(4)‐×-103-167(252)-120-132(252)

技構成:リーフストーム ヘドロ爆弾 大地の力 眠り粉

 

 今回の主役ポケモン。晴れ下で上からダイマックス技を叩き込んだり、眠り粉で厄介なポケモンの動きを止める。リザードンのような超爆発的な火力はないのでできる限りという点から性格は控え目とした。 持ち物に関しては初期は襷を採用していたが後述のポケモンたち含めパーティー全体で命中不安技が多いため広角レンズに変更。(眠り粉外すのはしょうがないにしてもリーフストーム外すのは精神衛生上良く無さ過ぎました)レンズにしたことで味方のバンギラスを気にせず選出できるようになったのも吉。運ゲーになりがちな催眠ゲーには基本持ち込みたくはないので構築相性的にどうしても無理な相手にのみ催眠ゲーは仕掛けていくようにしていた。

 

キュウコン@ヨロギの実

Pokémonsprite 038 StSd.gif

性格:臆病

特性:日照り

実数値:149(4)‐×-95-133(252)-120-167(252)

技構成:オーバーヒート 悪の波動 鬼火 神秘の守り

 

 本構築の日照り要員。基本的にはサポートがメインで鈍足物理アタッカーに上から鬼火を入れたり、相手の状態異常技(特にバタフリーとブリムオン)をケアするために神秘の守りを張るなどの行動が主な動き。特に岩技メインの物理アタッカーに対しては鬼火とヨロギの実(+ギャラドスの威嚇)で攻撃を受けることができるのでサイクルの中で天候の奪い合いになった時にもある程度頑張れる。フシギバナのダイアシッドでCを上げれば晴れ下オバヒで火力が出せるのでその動きも重宝した。

 

リザードン@拘りスカーフ ※非キョダイマックス個体

 Pokémonsprite 006 StSd.gif

性格:臆病

特性:サンパワー

実数値:154(4)‐×-98-161(252)-105-167(252)

技構成:熱風 エアスラッシュ ソーラービーム 守る

 

 晴れパの高火力アタッカー枠。晴れ下サンパワー熱風を上から連打するだけで相手に負担を押し付けていく(予定だった)。基本的にはダイマックスしないので拘ることになるのであるが相手もただ熱風を打たれるのを黙って見てるはずがないので多くの場合拘っていることが仇となっていた気もした。とはいえ、アイアントや型破りドリュウズ、ガラルヒヒダルマ等の上から熱風を打ち込める場面ではめっぽう強いので刺さる場面ではしっかり選出した。いざというときはダイマックスするが自力で晴れにできないキョダイ個体は微妙と考え、通常個体を採用。

 

バンギラス@弱点保険

 Pokémonsprite 248 StSd.gif

性格:意地っ張り

特性:砂起こし

実数値:207(252)‐204(252)-130-×-120-82(4)

技構成:岩雪崩 噛み砕く 地震 守る

 

 本構築のもう一人の主役。中速的な立ち位置なので上手くトリルを使うなどして有利な状況を作った上でダイマックスしていく。ダイアースでDを上げれば砂下込みで相当な特殊耐久なので弱点保険も起動しやすい。晴れ下においても水技を軽減できるので相手次第ではそれも使えた。同じような枠でドサイドンも検討していたがエルフーンヤミラミといった悪戯心持ちのポケモンに干渉されないバンギラスの方が使い勝手が良いと考えての採用。ただし、格闘技にはめっぽう弱いのでローブシンズルズキン等の明らかな格闘タイプはもちろんガオガエンギルガルドインファイト、その他多くのポケモンの馬鹿力など見えないところからの格闘技にも最大限の警戒をしなければならないのは難しいところであった。

 

サマヨール@進化の輝石

 Pokémonsprite 356 StSd.gif

性格:呑気

特性:お見通し

実数値:147(252)‐75-200(252)-×-151(4)-27 ※AとSは個体値0

技構成:ナイトヘッド 瓦割り トリックルーム サイドチェンジ

 

 本構築の影の功労者。トリル展開が基本であるがサイドチェンジで味方を守ったり、瓦割りで相手の壁展開(特に今シーズンから解禁のキョダイラプラスを意識)を妨害するなど多くの役割があった。瓦割りでバンギラスの弱点保険も能動的に起動できるのでこれも多くの場面で使用した。地均しと異なりバンギラスへのダメージが大きくなるが、相手ドサイドンバンギラスの弱点保険を踏む心配がないのも偉い。お見通しの特性で相手の道具を確認できるので道具による初見殺しを防げるのも大きい。物理ドラパルトのダイホロウを確定耐えするように配分はB特化で(特殊ドラパルトのダイホロウもこの振り方で確定耐え)。挑発された際に置物にならないようナイトヘッドで最低限の打点は確保してあるが何気に積みポケに対して有効なので仕事をせずに退場することはほぼ無かった。

 

ギャラドス@命の珠

Pokémonsprite 130 Weiblich StSd.gif

性格:意地っ張り

特性:威嚇

実数値:171(4)‐194(252)-99-×-120-133(252)

技構成:滝登り 飛び跳ねる 守る 挑発


 本構築の怪しい枠。威嚇持ちかつある程度のSで上から挑発を打てるポケモンを検討した結果とりあえず思いついたギャラドスを採用。相手にトリル展開されたくないときに選出してトリルを潰しながら主導権を握っていくのに一役買った。相手のダイマックスターンを枯らすための飛び跳ねるも有効に使える場面が多かったと思う。一応火力は確保したかったのでA特化したがどのくらい効果があったのかはいまいち怪しい。晴れ下での動きは制限されるので、ダイマックスするかどうかも含めてかなり扱いが難しいポケモンだったが統計を見直してみるとこいつを選出したときの勝率はかなり高かったようなので結果的にヨシ!wとなってしまった。

 

選出・動かし方 

  • 対非天候かつ非トリル軸の場合 Pokémon-Icon 632.pngPokémon-Icon 555b StSd.pngPokémon-Icon 861.png

 先発 Pokémon-Icon 038 StSd.pngPokémon-Icon 006 StSd.png

 控え Pokémon-Icon 003 StSd.pngPokémon-Icon 248 StSd.png

 

 基本的に晴れを維持できてリザードンが上から殴れる状況を維持できるので多少の相性不利があっても押し切れる。ダイマックスは相手に合わせてフシギバナバンギラスに切っていけば多くの場合イージーwinが可能。

 

  • 対天候パ(霰or雨)の場合 Pokémon-Icon 584.pngPokémon-Icon 471.png Pokémon-Icon 279.pngPokémon-Icon 272.png

 先発 Pokémon-Icon 003 StSd.pngPokémon-Icon 006 StSd.pngorPokémon-Icon 248 StSd.png

 控え Pokémon-Icon 038 StSd.pngf:id:rubidium-37:20200403140447p:plainorf:id:rubidium-37:20200403135423p:plain

 

 キュウコンは天候始動役としてはSが高いので控えから繰り出して天候を取っていく。対霰パはリザードン、対雨パはバンギラスから入り基本的に天候のアドバンテージを取り続けて勝ちを狙う。

 

  • 対バンドリ(砂パ)の場合 Pokémon-Icon 248.pngPokémon-Icon 530.png

 先発 f:id:rubidium-37:20200403135718p:plainf:id:rubidium-37:20200403135508p:plainorf:id:rubidium-37:20200403135545p:plain

 控え f:id:rubidium-37:20200403140534p:plainf:id:rubidium-37:20200403135423p:plain

 

 相手にするのが非常に難しいので眠り粉や鬼火、威嚇等で何とかごまかしたい。ギャラドスを先発にするのは相手に勝気・負けん気持ちがいない場合のみにしていた。バンギラスを如何にして動かせるかが勝負の鍵なので眠り粉、鬼火は意地でも当てたい。

 

  • 対ドラパルト軸の場合 Pokémon-Icon 887.pngPokémon-Icon 468.pngPokémon-Icon 727.png

 先発 f:id:rubidium-37:20200403135508p:plainf:id:rubidium-37:20200403135423p:plainorf:id:rubidium-37:20200403140412p:plainf:id:rubidium-37:20200403135622p:plain

 控え f:id:rubidium-37:20200403140412p:plainf:id:rubidium-37:20200403135622p:plainorf:id:rubidium-37:20200403140447p:plainf:id:rubidium-37:20200403135423p:plain

 

 完全に運ゲー。相手ドラパルトの型次第では砂ダメ込みでダイマックスドラパルトをバンギラスのダイアークで確定1発で落とせるが、弱点保険型等の耐久に努力値を回している型では倒しきれないので非常に難しい。上から眠り粉を打つ場合も、隣にトゲキッスなどがいるとこの指止まれ等で回避されてしまうのでこれも難しいところ。隣がガオガエンズルズキンの場合どちらのプランでも先発ドラパルトに暴れられてしまうのでほぼ負けという事態になる。控えでドラパルトが出てくる場合はこちらのバンギラスの準備ができていれば勝てるので五分五分といった感じ。

 

 先発 f:id:rubidium-37:20200403140447p:plainf:id:rubidium-37:20200403135423p:plain

 控え f:id:rubidium-37:20200403135718p:plainf:id:rubidium-37:20200403135622p:plain

 

 サマヨールに瓦割りがあるのであまり苦にはならない相手。ラプラスのキョダイマックスをやり過ごした後でバンギラスを中心に攻めていく。ラプラスの弱点保険の警戒を怠らなければ基本的に勝てる相手と見ていた。

 

  • 対トリル軸の場合 Pokémon-Icon 858.pngPokémon-Icon 356.pngPokémon-Icon 778.pngPokémon-Icon 464.pngPokémon-Icon 324.png

 先発 f:id:rubidium-37:20200403135718p:plainf:id:rubidium-37:20200403135545p:plain

 控え f:id:rubidium-37:20200403135508p:plainf:id:rubidium-37:20200403135423p:plain

 

 初手のトリックルームだけは絶対に防ぐという意思で眠り粉+挑発を打つ。これにより片方が猫騙しで怯ませられてもトリックルームを防ぐことができる。この指止まれがあるイエッサンが見える場合はサマヨールに引きながらタイミングを見てトリルを返す。基本的にキョダイブリムオンに好き放題やられるのだけは防ぎたいので交代等を駆使して上手くやり過ごせれば勝ちが見える。

 

 

構築の総評

 眠り粉という無限の勝ち筋があるので多くの相手に対して戦えていけたのは良かった点と言える。反面、相手に応じて細かく選出を変えていく必要があるのでほとんどの場合イージーwinができずかなり考えることが多かったので単純に疲れる(もっとも2桁帯の人たちはこの手のPTを使いこなしている訳であるが)。もう1つ難点があるとすれば眠り粉を始め大半の技が命中不安な為に肝心な場面で技を外してしまい何もできず負けるという展開が少なからずあり、かなりのストレスになっていたのはいただけなかった。正直、晴れパというコンセプトに拘り過ぎていた気もするのでリザードンの枠を別のポケモンに変えたり、ドラパルトに対する対策をもっと練っていればもっと勝てていたのではないかというところが第一感であった。

 

 

後書き

 使っていて思ったのはこれリザードンいるのか?ってことでしたね。というのも上位帯になっていくにつれてリザードンが刺さるPTがどんどん減っていき(選出率32.2%)、結局バンギラスを如何にして通すかということばかり考えていたので正直それならもっと良い構築があったのではと思わずにはいられないです。正直トゲキッスとかミロカロスとか入れればいいのではとか思ったりしてます。あとS4を通して対戦してて思ったのは「やっぱりガオガエンつえーわ」ってことですね。猫騙しと威嚇はまあ当然として何でこいつにインファイトなんてあげてしまったんだ...?ガオガエンはやっぱり昔から苦手です。

勝ち切れなかった要因として他に挙げられるのは凡ミスの異常な多さですね。岩雪崩怯みとかその他諸々による運勝ちとか運負けは結局収束して±0になるとは思っているので気にしてはいけないことは分かりきっていますが、運負けでイライラしている後の試合で凡ミスをしてさらにイライラが加速するという悪循環に何回か陥っていたのでメンタリティを鍛えることが自分には必要なのかなと思いました()。

 

※S4では最終日に切断バグとかいう良くないものが見つかってしまったせいで最終順位の価値が少し落ちてしまった感ありますけど個人的にはあまり気にしてもしょうがないかな~と思っています。(自分は最終日もランクバトルしてましたが切断バグの存在を知ったのは日付が変わる直前でした。もちろん自分はそれを利用して順位を上げたりしていませんがそれを他の方から信用してもらえるようなポケモントレーナーでありたいと思いますね。)

 

というわけで今回の記事はこんな感じです。初めてのポケモンの構築記事で書いてて思ったのはS4終わった直後に記事出してる人たち筆早すぎるだろ...(小並)ってことでした。情報は鮮度が大事ってはっきりわかんだね。ブログは始めたばかりですけどポケモン以外の話も書いてるのでもし興味があれば他の記事も覗いていってください(露骨な宣伝)。記事の質は期待しないでください。

WCS2020の中止は残念ですがネット大会とかはあるようなので積極的に参加できたらな~と思います。そのときはまた構築記事頑張って書きます。