rubidium-37’s blog

やりたいことしかやらん

個人的なアニメ評価基準について

どうも、ルビジウムと申す者です。

 

コロナウイルスの影響もあり作品によっては最終回放送が4月にずれ込むといったものもありますが概ね2020年冬クールアニメも完結を迎える時期になりましたね。

これまでは各作品の最終話放送後にTwitterで感想と評価を述べていたんですけどせっかくブログ始めたんで一括してここに載っけた方がいいなと思いました。

 

で、今回は2020年冬クールを総決算する前の準備として自分のアニメを評価する上での基準的なものを明記しときます。あくまでも自分はこの評価基準で判断してるよーってだけなので異論がある人はそれはそれでいいと思います。自分の感性を大切にしてアニメを楽しんでください。

 

自分の評価してる要素としては大きく分けて3点です。

  1. ストーリー関連
  2. 映像関連
  3. 演出関連

1についてはそのままです。単純に話が面白いか、引き込まれるかという部分ですね。

2については作画とアニメーションとしての動きという部分が主なポイントです。

3については音楽や効果音、また視聴者視点でしか見る(聞く)ことのできない表現を強調するアクセント的な要素(カイジで言ったら”ざわざわ”みたいなやつ)という部分が主なポイントです。

 

ただこれらの3要素は対等な関係ではなく比率でいうと順に5:3:2程度と考えています。加えて、これらの3要素は純粋な絶対評価ではなく相対評価で変動する部分が少なからずあると考えています。

 

2・3について相対評価が必要な理由は単純で、ここでは簡単に作画を例に挙げて説明していきます。2020年の作品A2010年の作品Bを比較し、Aの方が作画が綺麗だから高評価というわけにはいかないです。当然技術は進歩しているわけですから完全な絶対評価だと後に放送された作品の方が普通は高得点に決まっています。なので、基本的には放送当時の他の作品と比較して各作品に期待される作画レベルを設定し、それとどのくらいのズレ(いい意味でも悪い意味でも)があるかで判断する必要があると思っています。これをしないとリアルタイムで見ていなかったアニメの評価を公平につけられないのがある程度の相対的な評価が必要な理由です。

 

1について相対評価が必要な理由は2・3とは少し異なり、評価するのがあくまでも自分という人間である以上、心理状態によるストーリーの受け取り方に必ずムラが生じるからです。2015年秋クールの「落第騎士の英雄譚」と「学園都アスタリスク」(第1クール)を例に挙げると、全く同じ時期にめちゃくちゃ似たような設定でメインヒロインまでどこか似ているような2作品があったとすれば当然どちらかの方が面白い、好きとなってしまうのが人間の心理です。この状態でこの2作品を評価しようとしてもどちらかはどちらかの下位互換という先入観を持ってしまいどこか低めに評価してしまう、要は完璧には絶対評価で評価することは不可能に近いというわけです。

加えてもう1つ2019年夏・秋クールの「炎炎の消防隊」を例に挙げると、ちょうど放送が始まった時期にあの痛ましい京アニ放火事件があったことで作品の評価に何の関連もないことを分かっていても消防士をテーマとした作品である以上、作品を見ているとどこかで事件のことが脳裏にチラついてしまっていました。アニメを見るときはアニメ以外の話題を気にしたくない、アニメに集中したいのでこれは誰の責任でもないと分かってはいますが少し盛り下がってしまいますよね...(要は後で炎炎の消防隊見返してそういえばこのとき...ってなるの嫌じゃないですかってことが言いたかった)この点に関してはどんな名作であってもホントに防ぎようがないです。もちろん逆に世間の情勢・流行がプラスに働くことがあるのもいうまでもありません。

 

1を相対評価するべきか否かは議論の余地が大いにある部分ですが完全に絶対評価できればそちらの方がいいですがこれは時期やら流行やらリアタイしたか後からdアニメストア等で見たかなど、そのときそのときで評価の基準の軸がぶれてしまうので自分には無理です。なら始めから割り切って同時期の他アニメや世間情勢等を踏まえた相対評価で評価してしまった方が後から思い返して評価を修正することも少なく済むと自分は思っています。

 

以上を踏まえて全体の合計を100点として配分すると

ストーリー (絶対評価) 25点

      (相対評価) 25点

映像    (絶対評価) 20点

      (相対評価) 10点

演出    (絶対評価) 15点

      (相対評価)   5点

という配分がおおよその目安です。(もちろん何事にも例外はつきもので内訳は必ずしもこの限りではないですが)

 

 で、あとは総合点数に応じてランクを付けているという感じです。

S(90点~)

A(80点~89点)

B(70点~79点)

C(60点~69点)

D(50点~59点)

E(~49点)

大学の成績と同様にCまではアニメとして許容ですけどそれ以下は普通に落単です。(まあ余程のことがない限りはD以下なんてつけませんが)

 

繰り返しになりますけどあくまでもおおよその目安であり、しかも自分の主観によるものなんでこれに関しては相いれない人がいるのはしょうがないと思います。アニメの楽しみ方は人それぞれなんでお互いでそれを否定しあうのは良くないですよね。みんな違ってみんな良い。

 

というわけで、次回は2020年冬アニメ(個人的)総決算になります。おおよその評価はしてあるので3月中には確実に投稿できると思います。